【保存版】釣り初心者に必要な知識を完全網羅!海釣りを100%楽しむためのステップを解説

投稿者:ANGLERりゅーちょい

釣りを趣味にしたいと思っていても、何から手を付けたら良いかわからない人や一度やってみても長く続かない人が多くいます。そこで、釣り初心者の方でもわかりやすく、どのようにすれば釣りを始められるのかをご紹介します。おすすめする釣り道具はもちろんのこと、初心者向けの釣り方なども合わせてご説明していきます。

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「釣りを趣味にしてみたいけど、なにから手をつけたらいかわからない。」
「どこでどんな魚が釣れて、どんな道具を用意したらいいんだろう。」

釣りと一口にいっても、様々な方法があります。初心者が急に調べてみても、「ジグ」やら「ルアー」などの固有単語が多く、ちんぷんかんぷんであることも多いですよね。

しかし、誰でも最初は「釣り初心者」です。

実は、段階を踏めば釣りに関する知識が自然と深まり、楽しむことができるものです。

本記事では釣りを初めてみたいという方のために、絶対に釣りを趣味にできる方法とおすすめする釣り方などをご紹介します。

本記事を読んでいただき、紹介する内容に沿って沿って準備・行動すれば、1年もすると一人前のアングラ―になれること間違いなしです。

釣りを趣味として始めたいと思っている方はもちろんのこと、釣りの経験があるけれど、すぐに挫折してしまった人必見です。

海釣り初心者が釣りを100%楽しむための2ステップ


初心者が必ず海釣りを楽しめる、2ステップからご紹介します。

  • STEP1:釣りたい魚を決める
  • STEP2:足場のいい安全な釣り場を選ぶ

何をするにおいてもまず釣果がなければ楽しくないものです。

以上の2つをしっかりと押さえれば、必ず釣果アップに繋がります。

釣りたい魚を選び、その魚が釣れる場所に行くだけで、確実に釣れるようになるのです。

STEP1:釣りたい魚を決める


まずはどのような魚を釣りたいのか、ターゲットを明確にしておきましょう。

一口に「釣り」と言っても、狙う魚によって必要な道具も適するタックルも全然違うからです。

釣りたい魚を決めずに釣具店に行っても、中々道具は揃えられませんが、逆に釣りたい魚さえ選んでおけば、必然的に揃えるべき道具もわかってくるものです。

釣りを始めたばかりの人におすすめする魚にはいくつか種類があるので、詳しく確認していきましょう。

釣り初心者におすすめのターゲット


釣り初心者におすすめする、非常に釣りやすい魚は以下の通りになります。

  • 春に釣れる魚
  • アジ・メバル・カサゴ・クロダイ・ カレイ・アオリイカ
    特に春先、温かくなってくるとカサゴといった根魚がかかりやすくなる傾向にあります。

  • 夏に釣れる魚
  • アジ・イワシ・カマス・サッパ・マゴチ
    釣れる時間と釣れない時間にメリハリのあるイワシは特にファミリーフィッシングにも最適です。

  • 秋に釣れる魚
  • アジ・アイナメ・サヨリ・ハゼ・シロギス
    夏よりもアジの大きさに期待ができ、初心者でも強い引きを体験することができます。

  • 冬に釣れる魚
  • アイナメ・カサゴ・カワハギ・太刀魚・ヒラメ
    冬釣りは全体的に初心者脱却のための一歩目です。

    冬場は準備するものも多くなるだけでなく、他の季節に比べると釣れる魚が大きくなるためです。

    特に太刀魚は初心者におすすめの魚の中でも破格の引きがあります。

初心者でも、季節を問わず、狙えるターゲットはたくさんあります。

まずは1種類に狙いを定めるのが良いでしょう。

他にも色んな種類の魚が釣りたいという場合、基本的には数セット道具を準備しなければなりません。

魚と一口に言っても、生息するタナや餌は様々だからです。

しかし、「アジとイワシ」、「カサゴとメバル、クロダイ」など、1つで数種類の魚を釣ることができる汎用性が高いものもあります。

まず最初に釣りたい魚を選ぶことによって、どのような仕掛けが必要で、どのようなタックルを手に入れなければならないのかわかってきます。

STEP2:足場のいい安全な釣り場を選ぶ


初心者は魚がかかった際、しっかりと踏ん張ることのできるような、足場の良い安全な釣り場を選んで釣りをしましょう。

いきなり足場の悪い場所で釣りをすると、強い引きなどにより、転倒してケガをする恐れもあるからです。

自分や一緒に行く人の安全を守ることのできる、おすすめ釣り場は以下の5つとなります。

  • 1.防波堤
  • 2.サーフ(砂浜)
  • 3.河口
  • 4.船釣り
  • 5.海釣り公園

上記5つは比較的安全ですが、海に乗り出すことを防ぐ柵などはほとんどの場合設置されていませんので、注意は怠らないようにしておきましょう。

おすすめの釣り場1:防波堤


防波堤は最もメジャーな初心者向きの釣り場です。

仕掛けを投げたりすることなく、落とし込むだけで足元の魚をつることができるためです。

防波堤には沿岸防波堤と沖防波堤の2種類があります。特徴は以下の通りです。

  • 沿岸防波堤
  • 砂浜やビーチ、港に隣接して伸びている防波堤です。

  • 沖防波堤
  • 沖に設置されている防波堤です。船などをチャーターするか定期船などでないと渡ることができません。

どちらも釣り初心者にとってはおすすめできる釣り場です。

安全であるだけでなく、足元で釣れる魚が多いためです。

沖防波堤については波を受け止めるため、片方のサイドが高くなっていたりするので、初心者の方は登らないようにしておきましょう。

おすすめの釣り場2:サーフ(砂浜)


サーフは最も自由度の高い釣り場の一つと言えるでしょう。

広い砂浜からどこにでも仕掛けを投げ入れることができるためです。

特にサーフでする釣りはサーフフィッシングと呼ばれ、砂浜から思いっきり仕掛けを飛ばす遠投は気分爽快です。

砂浜近くを好む、ヒラメやマゴチなどの高級魚をルアーで釣り上げることができます。

海に落ちるという危険性がないので、一見すると安全そうに見えますが、油断しないようにしましょう。

サーフフィッシングは波打ち際に立って釣りをします。
波打ち際に立つというのは、転倒すれば波に持っていかれるという危険性も十分あるのです。

万が一の事態にも対応できるように、ライフジェットは絶対に着用しておきましょう。

また、潮の満ち欠けを常に気にして、危ないと思ったらすぐに砂浜にあがることも大切なスキルです。

おすすめの釣り場3:河口


河口は様々な魚が集まってくる海域のため、いろんな魚を幅広く釣りたいと思う人におすすめです。

河口とは、川の中でも特に、淡水と海水が交じり合う、汽水域のことを指します。

川から流出する山のミネラルと波によって運ばれる海のミネラルが混ざりあうため、非常に肥沃な海域です。

プランクトンが多いため、微生物を餌にするアジやイワシといった回遊魚が来ます。

また、小魚を餌とする、シーバス等のさらに大きな魚も生息しており、豊かな生態系を育んでいます。

河口では秋になると大型の魚が産卵に向けて食い荒らしを行うため、最も釣れるシーズンとなります。

魚もでっぷりと太るので、美味しいのも特徴的です。

おすすめの釣り場4:船釣り


ショアからは釣り上げることが難しいターゲットを狙えることで、船釣りは初心者におすすめできます。

また、同船者との交流機会も他の釣り場に比べればかなり増えるため、情報収集やさらなるスキルアップにもつながります。

陸から完全に離れるため、準備については他の釣り場よりもさらに入念にしなければなりません。

特に、揺れもあり、船から落ちてしまうような事件もしばしばあるので、ライフジャケットは必須となります。

また、風をさえぎるものも何もないので、防寒具はしっかりと準備しておきましょう。

釣れない時は船長や他のアングラ―から情報を得ることができるのも魅力の一つです。

おすすめの釣り場5:海釣り公園


周囲にトイレや売店など、必要なものがすべてそろっているため、始めての釣り場としては特におすすめできます。

釣り場には、トイレのない場所もしばしばあります。女性にとっては辛いことです。

しかし、海釣り公園では、そういった心配がありません。

小腹が減ればカップラーメンでもパンでも購入できますし、仕掛けを変えたい、ロッドを変えたいという場合も借りたり買ったりできます。

海釣り公園では、事務所などで今釣れている魚情報だけでなく、潮の満ち欠け予報や天気予報など、便利な情報サービスも充実しています。

いろんな情報を利用しながら釣りを行うのも、海釣り公園の醍醐味です。

初心者におすすめの釣り方は2つ


前述の通り、釣りと一口に言っても、方法は本当に様々です。

ルアー釣り、投げ釣り等々がありますが、今から釣りをはじめたいという人はまず下記の2つの釣り方を覚えてチャレンジしてみましょう。

  • サビキ釣り
  • 浮き釣り

どちらの釣り方も釣りの基本を覚えるのにはもってこいです。

なによりもすぐに釣果につながるので、モチベーションアップにもなります。

特別な技術がいらない「サビキ釣り」


サビキ釣りは特別な技術を必要としない初心者におすすめの釣り方です。釣り初心者の方のみならず、小さな子どもでも簡単に釣果をあげることができます。

仕掛けを足元に落として上下に動かすというシンプルな動きでコマセというアミエビを使って釣る方法が一般的です。

仕掛け針については使い捨てできるものがほとんどであり、最初の準備や片付けに難儀をしないという意味でも初心者にはおすすめすることができます。

サビキ釣りの手順


サビキ釣りの基本的な手順は以下の通りになります。

  • 1.餌の準備をする
  • サビキ釣りで使う主な餌はアミエビとなります。

    主に釣具店では凍らせた状態で販売されていることがほとんどです。そのため、解凍しなければなりません。

    容器の中にブロックアミエビを入れて、その中に海水を入れると餌の準備は完了となります。

  • 2.タナを測る
  • 釣りの基本はタナを測ることにあります。

    タナというのは、ターゲットとなる魚のいる層です。別名を遊泳層と呼びます。

    一口にタナといっても狙う魚によって様々です。

    サビキ釣りで主に狙うイワシやアジなどのタナは大体表層と深層の中間あたりくらいに位置します。

    最初は若干浅い部分でタナを取り、釣れない場合は徐々に深くタナを合わせていくことをおすすめします。

  • 3.コマセカゴを沈める
  • そこまで遠くに投げるようにして沈める必要はありません。足元に落とし込むだけで大丈夫です。

    魚のいるところに餌を撒くのではなく、餌で魚を引き寄せるということをイメージしてみてください。

    そして、狙ったタナの下限まで落とし込むようにしましょう。
    餌は下から上に浮かんでいくので、タナ全体に餌が行き渡るようになり、落とし込みに無駄が生じなくなります。

  • 4.餌の煙幕を張る
  • タナの下層まで落とし込み、数秒待ったら30センチ~50センチの刻み幅でしゃくらせましょう。

    餌の煙幕を張り、ターゲットとなる魚の食欲を刺激させるためです。

    しゃくらせる際はタナ幅をオーバーするような不自然なしゃくり上げは辞めておきましょう。
    魚が釣れなくなるだけでなく、体力の無駄遣いになるためです。

    餌が横に広く拡散していることが目視できれば良いしゃくり上げができている証拠です。

  • 5.釣り上げる
  • 回遊してきている時間帯であれば、一回目の落とし込みで釣り上げられるということも往々にあります。

    他の釣りとは違い、狙う魚が小さいので、アタリも振動が手に伝わる程度です。

    「アタリが来たかな?」と感じて、すぐにリールを巻き上げたいという気持ちはわかりますが、ここは一旦我慢しましょう。

    しばらく待って、アタリが確実になってきた段階でゆっくりとリールを巻いていきましょう。

    サビキ釣りの醍醐味は一度に複数の魚が食いついてくる「多点掛け」にあります。

    一旦待つことによって、多点掛けができる可能性が大幅にあがるのです。

    しかし、待ちすぎてしまうのもいけません。
    針にかかった魚同士が暴れまわり、仕掛けが絡んでしまう恐れがあるからです。

以上が基本的なサビキ釣りの手順となります。

サビキ釣りで狙うアジやイワシといった魚は港湾部をぐるぐると回遊する魚です。

時間や潮の満ち欠けによって、とても釣れる時間帯、まったく釣れない時間帯があります。

釣れないときも諦めず、根気よく待ってみることをおすすめします。

釣り上げるタイミングがわかりやすい「ウキ釣り」


ウキを使って釣る方法で、魚が食いついたときにウキが沈むので、釣り上げるタイミングがわかりやすいというメリットがあります。

いつリールを引っ張っていいのかが一目瞭然なため、初心者におすすめできる釣り方と言えるでしょう。

また、ウキ釣りには他の釣り方にも応用できる基本的な技術や方法などを学ぶことができます。

他の釣り方をする前に、ウキ釣りをマスターしておくといいでしょう。

ウキ釣りはサビキ釣りとは違い、予期せぬ大型の魚が食いついてくる時もありますので、スリル感も同時に味わうことができます。

ウキ釣りの手順


ウキ釣りの基本的な手順は以下のようになります。

  • 1.タナを測る
  • サビキ釣りと同様、浮き釣りの場合でもタナの計測は必須です。

    狙う魚によって、タナの調整位置は違いますが、イワシやコノシロ、小アジの場合は中層あたりに設定しましょう。

    メジナや海タナゴの場合は深めに設定しておくと良いです。

    何をしても上手く釣り上げることが出来ない場合はタナを一旦浅めに設定し、徐々に深くしていくのが良いでしょう。

  • 2.餌を針につける
  • ただ餌をつけるだけだと思って侮るのは厳禁です。

    餌のつけ方によって釣果は驚くほど違ってくるためです。

    ウキ釣りの餌は主にオキアミとイソメを使います。

    オキアミの場合は最初に余分な尾羽を契り、切り口から針を通します。その際、オキアミの身体の曲がりに沿って、針を隠すような形にしましょう。

    イソメの場合は身体に対し、針を真っすぐに通し、針を出す形にします。

    イソメの身体が大きすぎる場合は1センチほどにカットするのが良いでしょう。

    いずれにしても基本は針をなるべく隠すことです。

  • 3寄せ餌を撒く
  • 寄せ餌とは、サビキ釣りで使用するようなコマセのことを指します。

    寄せ餌の作り方についてもサビキ釣りの方法と同じです。

    寄せ餌は自分が仕掛けを投げこむポイントに向かってコマセヒシャク(寄せ餌を撒くための専用の柄杓)で2回~3回ほど打ち込みます。

  • 4.仕掛けを投げる
  • いよいよ仕掛けを投げましょう。

    仕掛けを投げ込む際は必ず寄せ餌を撒いた場所に投げ込むようにします。

  • 5.潮下に向かう
  • 投げ込んだ後は寄せ餌が流れるのに沿って、潮下に向かっていきます。

    寄せ餌より仕掛けに動き方が遅くても速くてもいけません。動かすというよりかは「波に揺られて自然と」という方がイメージしやすいかと思います。

  • 6.釣り上げる
  • いよいよかかれば、後は釣り上げるだけです。

    比較的小物である場合はそのままリールを巻いても大丈夫です。ただし、浮き釣りでは予想だにしない大物も現れます。

    もしも引きが強いと思った場合はリールを無理に巻かないようにしましょう。

    無理に巻いてしまうと糸が切れたり、竿をダメにします。

    まずは竿を持ち上げてテンションをかけます。

    その後、持ち上げた分だけ、竿を下に下げながらリールを巻いていきます。

    それの繰り返しで魚を岸まで持っていきましょう。

    上記のリールコントロールはどのような釣り方でも同様ですので、覚えていて損はありません。

もしも、食いつきが悪いと思った場合は躊躇せず、投げ入れた後、寄せ餌を追加していきましょう。

また、サビキ釣りをしている人の隣でウキ釣りをするとより効果的です。

ウキ釣りは脳波邸だけでなく、沖磯や離島でも楽しむことのできる、汎用性の高い釣り方です。

釣り初心者の方は覚えていて損することはないでしょう。

これさえあれば今すぐ釣れる!釣り初心者が最低限揃えるべき道具と選び方


釣り初心者が最低限揃えるべき道具と選び方を解説していきます。

釣りを趣味にしようとする人が悩むことの一つに釣り道具選びがあげられます。

一番最初は幅広いシチュエーションに対応できるように扱いやすく汎用性の高い道具を揃えていくと良いでしょう。

どのような道具がおすすめで、実際どのような商品が良いのかを加えて紹介していきます。

振り出し竿


竿にはいろいろな種類がありますが、初心者は「振り出し竿」を使用するのがおすすめです。

振り出し竿の内、ノベ竿とは、リールを使用しない竿のことであり、リールシートやガイドが装着されていない、最もシンプルな竿です。

なぜこの竿がおすすめかと言いますと、一重に扱いやすさが他の竿と違って段違いです。

仕掛けを上げる際は竿を持ち上げ、仕掛けを下げるだけは竿を降ろすという、シンプルな動作で釣りが可能になります。

糸がからまったりする心配もなく、仕掛けについても竿の先端にある糸に結ぶだけで良いので、子どもでも簡単に仕掛けづくりが行えます。

ただし、竿の長さと同じ長さの仕掛けしか用いることができず、タナが表層に限られるというのが欠点です。

手元から何メートルの場所を狙うのか決めた上で購入するノベ竿を選びましょう。

例は以下の通りです。

  • 手元から3m前後を狙う⇒3.6m前後のノベ竿
  • 手元から4m前後を狙う⇒4.5m前後のノベ竿
  • 手元から5m前後を狙う⇒5.3m前後のノベ竿

以上の長さがノベ竿ではおすすめできるものとなっています。

また、他の釣りにも幅広く代用したいなら「ガイド付き振り出し竿」を購入するのがよいでしょう。

ガイド付き振り出し竿はノベ竿と違い、リールを取り付けて使うのが一般的です。(ガイドだけついていて、使い方はノベ竿と同じものもあります。)

足元から沖合いまで広く探ることが出来て水深も幅広く探れるので、100m巻きなら距離・深さ共に50mは狙える汎用性の高い竿です。

リールはスピニングリールを使用することが多く、リールに巻いているラインの長さが狙える範囲となります。

ガイド付き振り出し竿を使う場面では、何百メートルも糸を巻いているようなリールは必要ありませんので、100メートル以内のものを用意しておくと無駄がないでしょう。

スピニングリールとは

釣りに使う道具の一つです。仕掛けを投げたり、アタリが来た時、糸を巻くことにも使用します。リールには様々な種類がありますが、スピニングリールは故障や使用の際の癖が少ないのが特徴です。

万能ノベ竿のおすすめは(魚釣三昧)『万能竿H 二代目 剛 540』

全長が5.4メートルと、ノベ竿の中では長い部類です。

長い分、少しだけ重たく感じてしまうかもしれませんが、ノベ竿にしては自由度の高い仕掛けを設置することができるため、おすすめできる逸品です。

特に、アジやイワシ、マゴイなどを狙う人にはおすすめできます。海でも川でも渓流でもオールマイティに活躍してくれることでしょう。

全体的に竿がしなやかに曲がるようになっており、道糸やハリスへかかる重量負荷を最小限まで抑え込まれてあります。

マゴイといった大型魚類とのやり取りを楽しみたい方はぜひ購入を考えてみてください。

  • 全長:5.4m
  • 自重:430g
  • 先径:1.9mm
  • 元径:28.0mm

ガイド付き振り出し竿のおすすめは(シマノ)『サーフチェイサー425CX-T』

キス・カレイ・アイナメなど、特に深いタナの位置にいる魚を狙うのであればおすすめできるガイド付き振り出し竿です。

ロッド全体にはシマノの独自構造である、「ハイパワーX」を搭載しており、ロッドが無理なくしなやかに曲がるのが特徴的です。

多少無理な扱いをしてしまっても、道糸やロッド自体が折れることはなく、思い通りに操作をすることができます。

使いやすく、更に飛距離も欲しいのであれば、おすすめできる逸品です。

  • 全長:4.26
  • 自重:500g
  • 先径:2.8mm
  • 元径:23.9mm

スピニングリール


厳密にリールと一口に言っても、様々な種類がありますが、ほとんどの釣りではスピニングリールを使います。

また、ガイド付きの振り出し竿を使用するなら合わせてリールを購入する必要があるので、セットで購入するのも良いです。

リールの種類はスピニングリールと両軸リールの2種類ありますが、初心者に扱いやすいのはスピニングリールです。

そもそも、スピニングリールとは、特に投げるのに特化している構造になっており、遠投やルアー釣りを含めた、海釣りの様々な場面で活躍してくれます。

しかし、巻く力は弱いので、岩場など、障害物のある場所には向きません。

逆に両軸リールは重たい仕掛けを深海へ投げる釣り方に適しているリールです。

巻く力は非常に強く、重い仕掛けでも飛ばすことができますが、その分スピニングリールに比べると飛距離に劣ります。

スピニングリールにはそれぞれ番付が成されており、表記の違いはメーカーによっても違います。

シマノ・ダイワのスピニングリールを使う場合には、特に1000番~2000番をおすすめします。

スピニングリールのおすすめは(シマノ)『ツインパワーSW 14000XG 』


サビキ釣りでもウキ釣りでも使える、非常に汎用性の高いスピニングリールとして、おすすめできます。

耐久性・巻き上げパワー・柔軟性・重厚製・防水性能など、どこをとっても平均以上です。

特にパワーは売りにしているだけあって、マグロやカツオ、カンパチといったような大型の回遊魚も釣り上げることができるほどです。

もしもリールの種類が多すぎて、どれを買えば良いのかわからない場合は『ツインパワーSW 14000XG 』を購入しておけばまず間違いはないでしょう。

  • ギア比:6.2
  • 実用ドラグ力:137.2N/14.0kg
  • 最大ドラグ力:245.0N/25.0kg
  • 自重:650g
  • スプール寸法:68.6/22.0mm
  • ナイロン糸巻量(号-m):10-195/12-155/14-140
  • PE糸巻量(号-m):6-300/8-200/10-165

道糸


道糸とは、リールに巻かれている糸のことで、ナイロンラインとフロロラインの2種類があります。

★ナイロンライン
しなやかで伸縮性も強いのが特徴の道糸になります。

急な引きによるショックもある程度緩和してくれるため、初心者でも扱いやすい道糸となります。

反面、水を吸水しやすいという特徴もあるため、水膨張を起こすことも度々あります。

耐久性や劣化の速さがデメリットとしてあげられます。一般的には2、3回の釣りに一度は糸を替えなければなりません。

その分、価格は安く、交換サイクルを手軽にすることができるのもポイントです。

★フロロライン
ナイロンラインに比べて伸び率が低く、感度が非常に良いです。スリリングな釣りや引きを味わってみたいならこちらの道糸をおすすめします。

アタリがわかりやすいのもポイントです。

耐久性にも優れており、5回くらいは使いまわしすることができるでしょう。

糸の屈折率が水に近いため、魚にばれてしまうことも少ないです。

反面価格はナイロンラインに比べると若干高くなってしまいます。

どちらの道糸を使用するにおいても、カラーは複数あるので、釣りの際に見えやすい色を選ぶのがいいでしょう。

また、道糸には比重が記載されており、その数値によってセミフロートタイプとサスペンドタイプに分かれます。

セミフロートタイプは海面に糸が浮くようになっており、潮にのせて流しやすいので、ウキ釣りに向きます。

逆にサスペンドタイプは糸がよく沈むので、深層あたりに生息している魚を狙う時に使用した方が良いでしょう。

最初は比重が軽めのフロートタイプを使用するほうが道糸が見えて釣りやすいので、おすすめします。

おすすめの道糸は(ダイワ)『ジャストロン DPLS 500m 2号』


とにかくコスパが最高なので、初心者にはうってつけの道糸です。1メートルあたりわずか1.2円ほどという超低価格が売りです。

カラーについても数種類用意されているので、釣りの場面に合ったものを選ぶようにしましょう。

夜釣りなどを主にされる方にとっても非常に見やすく加工されており、問題なく糸の様子を探ることもできます。

しなやかさと強度を併せ持った、ダイワの誇る道糸と言えるでしょう。

  • 素材:ナイロン
  • 全長:500m
  • カラー:クリア・ブラック・ブルー・ピンク・イエロー・4カラーズ

仕掛けセット


サビキ釣りやウキ釣りでは、初心者でも扱いやすく、尚且つ万能な仕掛けセットも販売されています。

初心者の一歩目としては非常に便利なものですので、購入しても良いでしょう。

サビキ釣りにおすすめの仕掛けセットは『TAKAMIYAH.B concept サビキセット』

一番のおすすめポイントはそのセッティングのし易さです。

初心者でも、現地で簡単に準備ができ、すぐに釣りを始めることができます。

ウキ・かご・ハリスと、サビキ釣り用のものが全てセットで入っているため、ウキ釣りなどのついでに持っていくのも良いでしょう。

実際に玄人の方でもボウズ逃れのため、『TAKAMIYAH.B concept サビキセット』を持っていく人も多いようです。

ウキ釣りにおすすめの仕掛けセットは『ハヤブサ コンパクトロッド 簡単ウキ釣りセット(堤防用) M HA176』

これ一つでウキ釣りが出来るという利便性の高さからおすすめできます。

特に、釣り初心者にとっては仕掛け作りというのが結構高いハードルです。

しかし、この仕掛けセットは道糸に仕掛けをつけるだけで釣りを始めることができます。

『ハヤブサ コンパクトロッド 簡単ウキ釣りセット(堤防用) M HA176』を参考にして、実際自分でも仕掛けをつくってみようとする方も多数おられ、ウキ釣りの入門にはぴったりの商品でしょう。

入門セットで揃えてもOK


釣りに必要な道具を全部揃えるとなるとある程度のお金が必要になってきます。
ロッドとリールを購入するだけでも数万円はかかってしまうことでしょう。

経済的なハードルが高いなと感じた時は必要な道具が全てセットになった「入門セット」というものがあります。

一旦はそれで揃えてもOKです。

特定の魚を狙いにしているセットではなく、ともかく汎用性という分野に突出したものですので、玄人向きではありません。

しかし、今から釣りを始めたいという方にとっては経済的にも技術的にも非常に強い味方になってくれることでしょう。

おすすめの入門セットは(BlueFire)『炭素伸縮式釣竿 コンパクトロッドセット』


セットですので、釣りに必要なものはある程度全てそろっていることはもちろんのこと、特筆すべきは持ち運び性能の良さにあります。

セット内容には持ち運び用のバックも付属しており、大きさは50センチにも満たないのでかさばる心配がありません。

常時車の中に積んでいるという人もいるくらいです。

これほどコンパクトなんい関わらず、耐久度も一級品です。

炭素繊維の釣り竿はよくしなり、決して折れることがありません。

初心者から玄人まで、幅広く愛用されている逸品です。

  • 拡張全長:2.1m
  • 収縮全長:43cm
  • 全重量:720g
  • 対象水域:淡水・海水

釣り初心者向けの服装とあると便利な道具


初心者にとって、便利アイテムはあって損するものではありません。
最後に、釣り初心者向けの服装やあると便利な道具について確認していきましょう。

釣り初心者向けの服装


釣りの服装における、基本的なポイントは3つあります。

  • 基本汚れてもいい服装を選ぶ
  • 釣りをする以上、ある程度の「汚れ」は絶対に付きます。

    汚れてしまっても良い服装を選びましょう。

    また、それでも気になる方は撥水性のよい服装を選んでみましょう。汚れが付きにくいだけでなく、付いてしまっても落ちやすいのでおすすめです。

  • 日焼けや虫対策
  • 気にしない人にとっては半袖でも良いのかもしれませんが、原則は長袖を来た方がよいでしょう。

    さえぎる物がない堤防や海釣り公園の中では、直射日光を絶えず浴び続けることになります。

    返ってくると腕や首回りが真っ赤ということもよくあるので注意しましょう。

  • 動きやすさを重視する
  • 特に下半身の動きやすさを重視するようにします。

    ジーパンでも良いのですが、なるべく良い炉ストレッチ性能の高いものを選ぶようにしましょう。

    以上のポイントさえしっかりと抑えれば、後は自由で大丈夫です。

ただし、ライフジャケットは必須です。

もちろん自分の命を守るためということでもありますが、最近になり、ライフジャケットの着用が義務付けられるようになったためです。

命のことを思えば決して高いものではないので、購入・着用は絶対にしましょう。

暑い時期の服装


夏場、暑い時、どのような服装をするのが一番快適に過ごせるのか、ポイントは発汗性と熱中症予防にあります。

暑い時期の服装として、おすすめするのが以下のものです。

  • 半袖
  • 最近では釣り道具店でも撥水性、通気性のよいTシャツが販売されるようになりました。

    後述するインナーの上から着ることをおすすめします。

  • 夏用インナー
  • 夏用インナーは特に発汗性がよく、汗が気持ち悪く服にまとわりつくことがありません。

    インナーの長そでは直射日光や虫刺されから肌を守ることができるので特におすすめできます。

  • 帽子
  • 熱中症や日射病を予防する、最も基本的なアイテムです。

    タオルを頭に巻くことでも良いので、何かしら頭を守るようにしましょう。

寒い時期の服装


寒い時期にする釣りは過酷と言っても過言ではありません。

厳しい寒さを快適にするには、防寒性と防風性が必要です。

  • ウィンドブレーカー
  • ウィンドブレーカーを着るだけで体感温度は上昇します。

    風は釣り人の体温を奪う最も顕著な要因です。真冬でなければ、ウィンドブレーカー一枚羽織るだけで快適に過ごすことができるでしょう。

  • ダウン
  • ウィンドブレーカーだけでは対応しきれない場合はダウンを着ましょう。

    釣り用のものではなく、スキー用や登山用のものでも構いません。

  • タイツ
  • 裾から入る冷たい風を素肌にさらさないためにも必須のアイテムです。

  • 冬用インナー
  • 冬用インナーは仮に暑くなりすぎて汗をかいたとしても急速に冷えることなく、汗を逃がしてくれます。

    帽子

    耳付きニットなどの冬用帽子を被るようにしましょう。

海釣りにあると便利な道具


服装以外にも、あれば便利なグッズはたくさんあります。
紹介していきましょう。

フィッシングプライヤー


魚から釣り糸を外す時に使用するものです。

玄人の方は素手やペンチでも簡単に抜いてしまいますが、初心者の方は釣専用のものを持って行った方が良いでしょう。

魚を無駄に弱らせず、針を外すことができます。

釣り糸を切るためのハサミ


釣りをしている場面では、糸がからんでしまったり、仕掛けを急遽変えたくなることもよくあります。

一旦リセットをするという意味でも、ハサミは必須です。

ライフジャケットのポケットに入るような小さな折り畳みハサミがおすすめです。

タオル


餌や魚を持つだけで手はぬめります。

そのまま竿を触ってしまうとべたべたになったりして不快です。

家から使わないタオルを持っていき、使い捨てるつもりで使用しましょう。

また、他にも背びれなどが危ない魚に出会ったとき、タオルを手に巻き、軍手替わりに使うこともできます。

バケツ


海水をくみ上げたり、小さな魚の生け簀にしたりもできます。
特にサビキ釣りには必須のアイテムです。

クーラーボックス


夏場、魚の鮮度を保ったまま保管するだけでなく、クーラーボックスの中に氷と一緒にお弁当や飲料水などをいれておくなど、かなり重宝するアイテムです。

釣りを趣味とするならば、一つ買っておいても損はしないでしょう。

必要な知識を身につけて道具を手に入れたら早速海釣りにチャレンジしよう!


本記事を読んだ皆様は既に釣りを始めるにおいては必要な知識のほとんどを身に着けたと言っても過言ではありません。

後は適切な道具を買いそろえてしまえば、いつでも海に出て釣りを楽しむことができるでしょう。

釣りは奥深い趣味であるのは間違いありません。

しかし、奥深いからといって敷居が高いというわけではありません。

子どもや女性でも簡単に始められる有意義な趣味と言えましょう。

後は一歩踏み出すだけです。

早速海に出て、チャレンジしてみましょう!


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