旬のメバルをルアーで難なく攻略!ベイトパターンを覚えて攻め方の幅を広げよう
投稿者:ANGLERりゅーちょい
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「メバリングを始めたいけれど、ルアーの種類が多すぎて選び方がわからない」
「他の魚のルアー釣りではベイトパターンを気にするけど、メバルはどうなのかな」
ルアーでメバルを釣るメバリングは気軽にできることから、多くの釣り人に人気のあるゲームです。
しかし、いざ始めてみようと思うと、ルアーの種類が多すぎてイマイチどれを選べばいいのかわからないんですよね。
「一応、自分なりに調べてみたけど、結局正解がわからなかった」
メバリングを学ぶと上記の答えに行き着く人も多いかと思います。
メバルって地域によって釣り方も使うルアーもぜんぜん違うので、自分が住んでいる地域では何が通用するのか迷うことが多いんですよね。
ですが、大丈夫です。地域ごとに違うメバルの釣り方でも、ある程度、共通している考え方などがあります。
本記事ではメバリングのルアーを選ぶための基準を初心者にもわかりやすく解説していきます。
記事後半ではメバリングでおすすめのルアーも紹介しているので、ルアー選びに迷っている人もすぐにルアーを選ぶことができるはずです。
ぜひ、本記事を最後まで読んでいただき、こだわりのルアーでメバリングに挑戦してみてください。
記事の内容に納得できると同時にメバルという魚の奥深さも知ることができます。
メバリングのルアーを選ぶ前に知っておきたいベイトパターン
メバリングのルアーを選ぶためにはまず、ベイトパターンを把握しておくことが大事です。
ベイトパターンとは時期ごとにメバルがどんな餌を食べているかのことです。
同じルアーであっても、メバルがその時期に主食としている餌の動きを再現した方が自然と釣果は向上します。
ただし、メバルの餌は地域や釣り場によって違うことも多々あるので、特定のベイトパターンを覚えても通用しないことがあります。
今回は多くの地域で通用するベイトパターンと、特定の地域で釣果がかなり向上するベイトパターンを厳選しました。
下記で詳しく解説しているので、参考にしてください。
バチパターン
メバルで一番覚えておきたいベイトパターンがバチパターンです。
バチとはいわゆる「ゴカイ」や「イソメ」と呼ばれるミミズのような餌のことです。
玄人には「バチ抜け」とも呼ばれたりしますね。バチパターンはゴカイ系の餌が繁殖する時期になります。
総数が増えるだけにメバルの主食もゴカイ系となるわけですね。
地域によって差はありますが、3月~4月にかけての春先が該当シーズンとなります。
ゴカイ系の生物は全国でも広範囲に生息しているので、バチパターンが訪れる地域は多いと思います。
バチパターンを過ぎても、基本的にゴカイ系の餌は一年を通して使える餌なので、ルアー釣りにおいてもゴカイ系の動きをイメージしてメバルを誘ってみるといいでしょう。
アミパターン
アミパターンとはメバルがアミばかり食べている時期のことです。
アミとは小さなエビのようなプランクトンのことを指します。
だいたい春の終わり頃から初夏にかけて、アミが大量発生する時期なので、極端にアミばかりを食べるメバルが増えます。
ただし、アミ一匹一匹のサイズは極めて小さいのでルアー単体でアミの動きを真似てくださいといわれても不可能です。
代わりに集団で固まっているアミを模倣するというテクニックがあります。
大量発生したアミはまとまって、沿岸部を漂っていることがあるので、ルアーも同じように漂わせるといった感じですね。
上手くハマれば、大量に釣果を上げられる時期がアミパターンです。
ただし、地域や釣り場によってはアミが沿岸まで寄ってこないので、不発に終わることがあります。
周辺地域でメバルのアミパターンが発生するのかは近くの釣具店などで、情報を集めておくといいでしょう。
ホタルイカパターン
ホタルイカパターンは名前の通り、メバルがホタルイカを捕食する時期です。
だいたい2月終わり頃からゴールデンウィークあたりまでがシーズンとなります。
ホタルイカパターンの場合はルアーでホタルイカの動きを模倣するだけではなく、元からホタルイカに似たルアーを使うのも特徴的です。
普段とは違ったメバリングを楽しめるのが醍醐味ですね。
ただし、ホタルイカパターンが訪れるのは日本海側の地域がメインなので、全国的に見れば通用する地域は少ないです。
もし、ホタルイカパターンを狙ってメバリングをしたい人は釣り場にホタルイカが生息しているのか調べてみましょう。
メバル釣りのルアーはベイトパターンを意識して選んでみよう
メバルのベイトパターンをいくつか紹介しました。
メバル釣りではベイトパターンを意識すると釣果が向上することがあります。
上記で紹介したベイトパターンはあくまでも一例ですので、自分がテリトリーとする釣り場のメバルにどんなベイトパターンがあるのか、調べてみてください。
ベイトパターンという考え方は他の魚の釣り方でも通用するので、釣り方の幅を広げる役に立つはずです。
メバル釣りにおすすめのルアー9選
本項目ではメバル釣りにおすすめのルアーを厳選して紹介していきます。
基本となるルアーから、特定のベイトパターンで威力を発揮するルアーまで紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
バチパターンにおすすめ:エコギア「メバル職人 ミノーSS」
「メバル職人 ミノーSS」は街灯などのない暗い釣り場でおすすめのワームタイプのルアーです。
なぜかというと、本体が夜光使用になっているため、暗い海の中でも光によってメバルを集めることができるからです。
夜釣りがメインとなるメバリングでは、ルアーの色によってはメバルに気づかれにくいことがあります。
たとえば、普段は明るい場所で釣れていたルアーでも、暗い場所ではまったく通用しないというケースがあるのです。
どんなに卓越したルアーテクニックでも、メバルに見えてなければ意味がないですからね。
「メバル職人 ミノーSS」を使えば海の中での視認性の悪さを回避できるので安心です。
暗い釣り場でバチパターンのメバルを狙うときに使ってみてください。
- 商品名:メバル職人 ミノーSS
- メーカー:エコギア
- ルアー全長:38mm
- 入数:12
- 値段:451円
バチパターンにおすすめ:ジャッカル「タイドビート」
「タイドビート」はバチパターンでメバルがスレた(メバルが仕掛けに慣れてしまった)ときにおすすめのルアーです。
理由はルアーの尻尾が細かく振動するので、より強くメバルの興味を引くことができるからです。
バチパターンはゴカイ系の餌を模倣するためにワーム系のルアーを多用しますが、それだけにメバルが慣れてしまうことがあります。
メバルがスレたときに「タイドビート」を使えば、尻尾の振動という真新しい要素が追加されてメバルの食い気をかき立てることができます。
長時間のメバリングで2番手に使いたいルアーです。
- 商品名:タイドビート
- メーカー:ジャッカル
- ルアー全長:約38mm
- 入数:10
- 値段:405円
バチパターンにおすすめ:イッセイ海太郎「スパテラ」
「スパテラ」はバチパターンでより大型のメバルを狙いたいときにおすすめのルアーです。
理由はルアーのサイズが比較的、大きめだからです。
バチパターンではメバル全体が活性化している時期なので、メバル同士の餌の奪い合いも激しくなります。
とくに大きな餌は力の強い大型のメバルが率先して捕食しに来るので、大きいルアーの方が大型のメバルを効果的に誘えます。
大きなルアーは大型サイズのメバルの口に合うサイズの針を使えることもメリットです。
大型のメバルに絞って狙いたいときは使ってみるといいでしょう。
- 商品名:スパテラ
- メーカー:イッセイ海太郎
- ルアー全長:約76mm
- 入数:9
- 値段:768円
バチパターンにおすすめ:メジャークラフト「パラワーム カーリーテール」
「パラワーム カーリーテール」は複数人でバチパターンを狙うときに他の人と差をつけるルアーです。
なぜかというと、ただ巻きするだけで尻尾が回転するので、メバルに対するアピール力が普通のルアーに比べて高くなるからです。
バチパターンはメバルを狙う釣り人が増えるため、一人で釣りに出かけても釣り場にはすでに先客が何人もいるケースが多々あります。
いくらメバルが活性している時期とはいえ、複数人で同じようなルアーを使っていればテクニックによって釣果に差が出てしまいます。
「パラワーム カーリーテール」は尻尾の回転で他の人よりも、メバルに強くアピールできるのでテクニックをカバーできるのです。
人気の釣り場でメバリングをしたい人は使ってみてください。
- 商品名:パラワーム カーリーテール
- メーカー:メジャークラフト
- ルアー全長:約50mm
- 値段:384円
バチパターンにおすすめ:バークレイ「サンドワーム イソメタイプ細身 ミニバッグ」
「サンドワーム イソメタイプ細身 ミニバッグ」は餌釣りになれた人におすすめの人工餌です。
疑似餌という意味ではルアーと一緒ですが、明確な違いは本物のゴカイの形を忠実に再現してあることです。
「本物の餌に似ているだけなら、最初から本物の餌を使えばいいのでは?」と思うかもしれませんが、人工餌にもメリットはあります。
通常、本物のイソメであればちゃんとした設備がないと数日程度しか生きません。
日を追うごとに活きも弱くなって、釣果が下がります。
逆に人工餌であれば長期間、保存ができるので本物の餌を当日に買いに行かなくても、メバリングを楽しめるというわけです。
使い方自体は本物のゴカイやイソメと変わらないので、バチパターンで使ってみるといいでしょう。
- 商品名:サンドワーム イソメタイプ細身 ミニバッグ
- メーカー:バークレイ
- 入数:10
- 値段:555円
アミパターンにおすすめ:エコギア「熟成アクア 活メバル STグラブ」
「熟成アクア 活メバル STグラブ」はアミパターンとあわせて、長いシーズンで使えるルアーです。
理由はアミに近い色と、ワームタイプの形状です。
エビに似た赤形の色なので、アミパターンではメバルがアミの集団と勘違いして期待通りの釣果をあげてくれます。
また、ワームタイプのルアーなのでアミパターンが終わっても、普通のイソメ系の動きをイメージしたアクションでメバルを誘うことが可能です。
汎用性の高いルアーを探しているときは選んでみてください。
- 商品名:熟成アクア 活メバル STグラブ
- メーカー:エコギア
- ルアー全長:50mm
- 入数:10
- 値段:595円
アミパターンにおすすめ:タカミヤ「FALKEN R PLOVERα」
「FALKEN R PLOVERα」はアミパターンで表層を狙いたいときにおすすめのルアーです。
ワームタイプではなく、フローティングという浮力の強いタイプですね。
おすすめする理由は本体に施されたフラッシング効果(光を反射する仕様)があるからです。
ルアーの形状自体は小魚を模したものですが、光を反射することによってメバルにアミの集団が海面を漂っているように見せることができます。
たとえば、そんなに勢いよくルアーを巻き上げなくても、波に揺らすようにゆっくり巻くだけでメバルが食いつくことがあります。
水深があまり深くないポイントで表層を狙うときにぴったりのルアーです。
- 商品名:FALKEN R PLOVERα
- メーカー:タカミヤ
- ルアー全長:38mm
- ルアー重量:3g
- 値段:612円
アミパターンにおすすめ:ハリミツ「マグバイト MBL06 グレイシー SF 01」
「マグバイト MBL06 グレイシー SF 01」は複雑なルアーアクションを行わなくても、アミパターンでメバルを狙えるルアーです。
理由はルアーが着水してからの静止性能がいいからです。
アミは極小のプランクトンなので、普通の小魚のように柔軟に泳いだりすることはできません。
アミの動きをより正確に再現するためにはほぼルアーを波の動きに任せることがコツです。
しかし、通常のルアーでは巻いて動かさないと、姿勢が崩れてメバルが違和感を覚えることがあります。
「マグバイト MBL06 グレイシー SF 01」は着水してからも、安定した姿勢で波を漂うため、アミパターンでは流しているだけでメバルを狙うことができます。
赤の斑点模様でアミに近い色をしているのも特徴ですね。
初心者でもアミパターンをルアーで狙いたいときに選んでみてください。
- 商品名:マグバイト MBL06 グレイシー SF 01
- メーカー:ハリミツ
- ルアー全長:38mm
- 入数:2.5g
- 値段:959円
ホタルイカパターンにおすすめ:ジャクソン「タイニースクイッド」
「タイニースクイッド」はホタルイカパターンを暗い場所で狙うのにおすすめのルアーです。
理由は視認性が抜群に良い白色だからです。
ホタルイカは暖色系の明かりを放つ外灯の根元に寄ってくるため、ホタルイカを狙うメバルも自然と同じ場所に集まっていきます。
しかし、赤やピンク系のルアーは外灯の光と同化して、海のどこを流しているのか見失ってしまうことがあるのです。
ルアーを見失うと、正しいルアーアクションも難しくなるので釣果も下がります。
「タイニースクイッド」は外灯の光にまぎれても目立つ色なので、ルアーの位置を見失うことなくメバルを誘うことができます。
ホタルイカパターンを外灯の付近で狙うときは揃えてみてください。
- 商品名:タイニースクイッド
- メーカー:ジャクソン
- ルアー全長:約45mm
- 入数:6
- 値段:484円
ルアーを使ったメバリングで脂の乗ったメバルを釣ろう!
本記事ではメバリングで知っておきたいベイトパターンと、おすすめのルアーを紹介しました。
ちょっとしたメバルの習性を学ぶだけで釣果に変化が出るので、色々な地域の釣り場に出かけるときは前もって情報を仕入れておきましょう。
地域ごとのメバルの餌の違いもわかって面白いと思います。
ぜひ、本記事を参考にして大型のメバルを大量に釣ってみてください。
旬のメバルは煮付けるだけで脂が大量に染み出るほど、丸々と太っています。
釣り人だけに許される新鮮な味は格別です!
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