ヤリイカ釣りで使える4種類の最強仕掛けを徹底解説!船釣り・堤防釣り別にヤリイカ釣りの釣り方を伝授
投稿者:ANGLERりゅーちょい
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「ヤリイカの仕掛けについて詳しく知りたい」
「仕掛けを使ってヤリイカをたくさん釣りたい」
ヤリイカを釣りたいけど詳しい仕掛けがわからないという人も多いですよね。
実はヤリイカの仕掛けは大きくわけて4種類あり、釣り場所によって最適な仕掛けが異なることを知っていますか?
仕掛けの特徴さえ覚えてしまえば釣りの際にしっかりアピールできるので釣果アップに繋がりヤリイカ釣りを今より120%楽しめますよ。
本記事では、ヤリイカ釣りに適した4種類の仕掛けを徹底解説し、各仕掛けの特徴や仕掛けを利用してヤリイカを釣る方法をご紹介していきます。
状況に応じてヤリイカの仕掛けを使い分けヤリイカプロアングラー(釣り人)を目指しましょう!
船釣り・堤防釣りで違うヤリイカの仕掛け
ヤリイカは船釣りと堤防で釣り方と使用する仕掛けが変わります。
船釣り
「ブランコ」「直結」と呼ばれる仕掛けを使う
堤防
浮き釣りもしくはエギング(イカ釣り)で狙う
それぞれの特徴について、以下で詳しく説明していきます。
船釣りのヤリイカ仕掛けは「ブランコ」と「直結」がメイン
船釣りでは「ブランコ」と「直結」と呼ばれる仕掛けがメインになります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
船釣り仕掛け1.『ブランコ』
「ブランコ」はサビキ釣りの仕掛けのように、針の代わりにプラズノと呼ばれる仕掛けとカンナ(針の代わり)がいくつかついています。
ブランコは遊び(ゆとり)がある分、誘い方が自然でイカにバレにくい(一度針が刺さったターゲットを逃しにくい)ので釣りやすいという特徴があります。
しかし遊びがある分、ヤリイカ釣りの外道であるサバがかかると糸がかなり絡まってしまうというデメリットもあるので注意が必要です。
サバは泳ぎが早いため、針を加えると思いきり走り回るという習性があります。そのため、糸がぐちゃぐちゃに絡まってしまいます。
一度ヤリイカが掛かったらバレにくいので、初心者にはダントツブランコがおすすめです。
船釣り仕掛け2.『直結』
「直結」は上級者におすすめの仕掛けとなります。
ブランコに比べてバレやすく、少しでも糸を緩ませるとカンナからイカが外れてしまう可能性があるためアワセる(針を魚の口に掛ける)のが難しいですが、ヤリイカ釣りで外道となるサバに邪魔されにくいため釣りに集中できるメリットがあります。
プラズノ(和製ルアー)が糸に直結するので、構造的に外道となるサバが口にしづらいためです。
ある程度操作に慣れ、アワセもできる上級者にはサバに邪魔されない直結がおすすめとなります。
ブランコと直結の特徴を以下でまとめているので、参考にしてみてくださいね。
ブランコ | 直結 | |
---|---|---|
バレにくさ | ◎ バレにくい |
△ バレやすい |
サバ避け | △ 絡まりやすい |
◎ 釣りに集中できる |
扱いやすさ | ◯ 扱いやすく初心者向け |
△ アワセが難しいので上級者向け |
堤防釣りのヤリイカ仕掛けはエギと浮き釣りで狙う
堤防釣りのヤリイカ仕掛けは、エギ(海に浮いている木に向かってイカが抱きついている様子から考案されたイカ釣り専用のルアー)を使っての「エギング」と「浮き釣り」で狙う方法の2種類があります。
各仕掛けについて詳しく見ていきましょう。
堤防釣り仕掛け1.『エギング』
堤防釣りで一番手軽に行えるのは「エギング」です。
元々はアオリイカを釣るための釣り方ですが、糸にルアー付けるだけなので、ヤリイカ釣りでも気軽に行える手軽さが魅力です。
現在では、エギング専用のロッドやリールなども販売されており、老若男女問わず初心者から親しみやすい釣り方として定着しています。
堤防で気軽にヤリイカ釣りをするならエギングがおすすめです。
堤防釣り仕掛け2.『浮き釣り』
「浮き釣り」は初心者におすすめしたい仕掛けです。
基本はエサ入れて待つだけなので仕掛ける手順が簡単で、浮きが沈んだタイミングで大きくアワセると釣れます。
ヤリイカを簡単に釣りたい、ヤリイカ釣りが初めてという人におすすめです。
ヤリイカの釣り方
続いて、ヤリイカの釣り方を詳しく解説していきます。船釣り編と堤防編に分けて釣り方の手順をチェックしていきましょう。
ヤリイカの釣り方:船釣り編
まずは、船釣りする場合のヤリイカ釣りの手順を確認しましょう。手順は以下の通りです。
半角
- 1.仕掛けを投入する
- 2.オモリを底まで落とす
- 3.着底したらリフト&フォールで誘う
- 4.アタリがない場合は1m刻みで狙うタナを変える
- 5.仕掛けを回収する
- 1.エギを投げる
- 2.底まで落とす
- 3.着底したらしゃくりを入れたら手を止め、フォールで誘う
- 4.糸フケが出た分だけリールを巻く
- 5.足元まで3,4を繰り返す
- 1.仕掛けを投げる
- 2.底まで落とす
- 3.待つ
仕掛けを投入してオモリを底まで落として誘い、アタリがなければ徐々にタナ(ターゲットがいる遊泳層)を上げていくイメージで行います。
仕掛けの回収はコツがいるので、糸が絡まないように素早く行いましょう。
ヤリイカは最初に目にしたツノに乗るケースが多いため、早めにタナに仕掛けを入れることが重要となります。
ヤリイカの釣り方:堤防編
続いて、堤防から釣るときのヤリイカ釣りの方法を確認しましょう。
エギでヤリイカを狙う
ヤリイカをエギで狙う場合は下記の手順で釣りを行います。
基本的には通常のエギング(主なターゲットがアオリイカ)の釣り方と一緒です。3.5から4号のサイズのエギを使用すれば問題なく釣れるでしょう。
ヤリイカはアオリイカよりも獰猛で好奇心旺盛という特徴があり、少し大きめサイズのエギでもガンガン抱いてきます。
岸に接岸しているとき冬~早春にかけては産卵期になるので、ヤリイカ自体のサイズも大きくなります。
産卵期のヤリイカを狙う場合は、アピールの強い少し大きめサイズのエギを使用するのがおすすめです。
3.5号から4号のエギで大物を一気に狙いましょう。
(アオリイカ 釣り の記事ができたら内部リンクでアオリイカの釣り方記事に飛ばす)
浮き釣りでヤリイカを狙う
浮き釣りの釣り方は本当に簡単で、ヤリイカ釣り初心者でも問題なく行えます。
詳しい手順は以下の通りです。
浮き釣りの手順は上記の3つでとてもシンプルです。餌は塩漬けしたササミや胸肉が向いています。
仕掛けを投げて浮きが沈んだのを確認したら大きくアワセるだけなので、とても難易度が低い釣り方です。
釣り初心者が初めてチャレンジするのに最適で、ヤリイカ釣りの楽しさを見いだすことができるでしょう。
ヤリイカの仕掛けは誰でも簡単!美味しいヤリイカを釣り上げよう
ヤリイカ釣りの仕掛けはとても簡単で、難易度の低い「浮き釣り」なら釣り初心者でも手軽に行えます。
船釣り・堤防釣りなど、シーンに応じて最適な仕掛けでヤリイカにアピールすれば釣果アップにもつながるので試してみてください。
ヤリイカ釣りをマスターして、美味しいヤリイカを釣り上げましょう!
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