【保存版】エギングの全知識|おすすめのタックルや釣り方を徹底解説

投稿者:ANGLERりゅーちょい

エギングに初めて挑戦する人はもちろん、ベテランのエギンガーも必見です。エギングの意味や釣り方などの基礎知識から、初心者・中級者・上級者に適したタックルの紹介やそれぞれのタックルを選ぶ際の注意点を徹底的に解説しています。本記事を参考にすることで、あなたもエギングライフを満喫できるようになります。ぜひ、ご覧ください。

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「エギングを始めたいけれど、何をどう揃えれば良いか分からない」

「そもそも、エギングって何だろう」

エギングを始めるに当たって、エギングがどんな釣りなのかどんなタックル(釣り道具)が必要なのか、またおすすめのタックルや釣り方など色々と知りたいですよね。

本記事では、上記のようなエギングに関する疑問を一つ一つ丁寧に解説していきます。全くのエギング初心者でも分かるように説明しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

エギングに関する知識を得ることで、あなたもたくさんのイカを釣り上げる「エギンガー(エギを使って釣りをする人、釣り人)」になれますよ。

エギングとは

エギングとは、イカを釣る釣法の一つです

エギングの「エギ」とは、もともと日本の伝統的な漁具の一つである「餌木」をルアーフィッシング用に改良させたものです。

餌木とは、クスノキなどの木片などをエビや魚の形に似せて、尾の周りに掛け鉤を取り付けた「擬餌鉤(ぎじばり)」のことです。

ちなみに、エギングという用語は、餌木(エギ)と英語の現在進行形「-ing」とを組み合わせたルアーフィッシングにおける造語です。

エギングで釣れるイカの種類

エギングで釣れる代表的なイカの種類は、アオリイカ、ヤリイカ、ケンサキイカ、スルメイカ、コウイカ(スミイカ)、ヒイカの6種類です。

とりわけ、主なターゲットとなるのがアオリイカ です。

アオリイカはシロイカ、アカイカ、クワイカの3種類が存在します。なかでも、シロイカは日本の各地で生息しているためエギングのターゲットとなることが多いです。

エギングにおすすめの季節

エギングにおすすめの季節は、春と秋です。春は大型のアオリイカ秋は小型のアオリイカを数多く釣ることができます。

春と秋にアオリイカの釣果が期待できるのには、アオリイカの生態と深い関りがあります。

アオリイカの寿命は個体差はあるものの、基本的に1年間です。いわゆる、年魚と呼ばれる一種です。

アオリイカは春に産卵期を迎えます。たくさんの栄養を蓄えた大型の親イカが産卵するために、沿岸や磯の周辺に姿を現します。

とくに初春は親イカが活発に動き始める頃でもあるため、大型のイカを狙りたい釣り人におすすめの季節と言えます。

秋は、成長した数多くの子イカが活動期に入る時季です。食欲も好奇心も旺盛な子イカがエギに容易に食らいつくため、数釣(短時間で大量のイカを釣り上げること)におすすめです。

とりわけ、秋は四季のなかでも最も釣れやすいため、初心者でも簡単に釣り上げることができます 。またイカの身も柔らかく、旨味も増します。

エギングのおすすめの時間帯

エギングにおすすめの時間帯はまだ薄暗い早朝(日の出の前後1時間)、または日が落ちて暗くなる夕方(日の入りの1時間前後)が最も適しています

アオリイカは警戒心が強く、明るい時間帯は沖に身を隠しています。一方、薄暗い時間帯になると餌を求めて活発になり、沿岸付近にも寄ってきます

日中でもイカは釣れますが、上記のおすすめの時間帯より釣れる数は少なくなるでしょう。そのため、エギングを楽しむためにも薄暗い早朝や夕方以降がおすすめです。

エギングで狙うべきポイント

エギングにおすすめの釣場所は、主に漁港、堤防(防波堤)、磯場です。他にボートでのエギングも人気です

アオリイカは餌の魚やエビを探しに沿岸部から沖まで、広い範囲に渡って泳ぎ回っているため色々な場所でエギングを楽しむことができます

エギング初心者には、手軽に楽しめる沿岸付近の漁港や堤防がおすすめです。また、足場の整った危険性の低い磯場も、アオリイカを狙うには適した場所です。

エギングに必要な4つのタックル(釣り具)

エギングをする上で必要なタックルとなるのは、基本的にロッド、リール、ライン、ルアーのエギです。

次項では、エギングにおすすめできるそれぞれのタックルを紹介した上で、選び方のポイントを解説していきます。

エギングにおすすめのロッド

エギングにおすすめのロッドは、「ダイワ(Daiwa)エギングロッド スピニング エメラルダス エア(AIR) AGS86M」です。

ダイワのエメラルダスは、エギング専門のタックルを最初に発売した先駆者的なメーカであり、エギングをする上で注目を集めているブランドです。

飛距離の出る大きさでありながらも、重さは120gといった程良い重さで腕や身体への負担が少ないロッド です。

ハリの硬さも汎用性のあるM(ミディアム)クラスです。また様々なエギにも対応でき、オールシーズンにわたって使うことができます

エギングロッドの選び方

ロッドとは「釣り竿」のことです。上記のように、エギングには「エギング専用のロッド」を選ぶと扱いやすいです。

エギングロッドを選ぶ際には、以下の3つのポイントをしっかり押さえましょう。

3つのポイント

➀ロッドの長さ
➁ロッドの重さ
➂ロッドの硬さ(ハリ)

ロッドの選び方|ポイント➀長さ

ロッドの長さは8.3ft(約2.52m)~8.6ft(2.59m)がおすすめです。標準的な長さで、初心者でも飛距離が出やすく扱いやすいと言えます。

ロッドの長さは身長やスタミナの有無なども考慮して選ぶと、より自分に合ったロッドを選ぶことができます

例えば、小柄な人だと8.3ft(約2.52m)を選び、大柄な人は8.6ft(約2.59m)を選ぶといったように調整すると良いでしょう。

ロッドの選び方|ポイント➁重さ

ロッドの重さは適度な重みのあるものが良いでしょう。

少し重みのあるロッドの方が全体的に丈夫で、エギングの釣法であるシャクリ(エギを動かし、ロッドを上下運動させながらイカを誘う動作のこと)による負荷に耐えられます

また多少乱雑な扱いをしたとしても壊れにくく、長く使うことができます

とくにロッドの扱いに慣れていない初心者の場合、ロッドが軽すぎると折れてしまったり他のタックルとのバランスの悪さにシャクリが上手くできない恐れがあります。

そのため初心者には「120~150g」がおすすめです。しかし、中級から上級者であれば「90~120g」などの軽量の物がおすすめです。

初心者には不向きな軽量のロッドでも、扱いに慣れている中級・上級者であれば問題ありません

むしろ、エギを投げシャクル動作を繰り返すエギングには、腕や身体への負担が少ない軽いロッドが好まれます

また腕力などのない女性や子どもの場合も、重量のあるロッドは腕や手首などを痛めてしまう可能性があるため120g以下の物がおすすめです。

ロッドの選び方|ポイント➂硬さ(ハリ、パワー)

ロッドの硬さには、ML(ミディアムライト)、M(ミディアム)、MH(ミディアムヘビー)があります。

エギング初心者には、ある程度の柔らかさがあるML(ミディアムライト)~M(ミディアム)が適しています。とりわけ、最初の1本目は「M(ミディアム)」がおすすめです。

ロッドが硬くなるにつれてエギ(ルアーのこと)を扱いやすくなりますが、腕力や体力が必要になります。

シャクル動作を常に必要とするエギングには、長時間の使用は負担が大きくなります。そのため女性や子ども、エギングに不慣れな初心者にはML~Mが適しています

様々なエギの種類にも対応でき、春の大型のイカから秋の小型のイカまで季節を選ばない汎用性の高いクラスと言えます。

また、柔らかすぎないためエギを操作しやすく扱いやすい点があります。

おすすめのエギングロッド|初心者・中級者・上級者向け

上記のエギングロッドは初心者から上級者までにおすすのものでしたが、以下ではそれぞれのレベルに適したロッドを紹介します。

初心者には「ダイワ(Daiwa)エギングロッド スピニング リバティクラブ エギング 862M」がおすすめ です。

誰もがエギングを楽しめるように作られたロッドです。操作性も高く初めて持つロッドに最適です。またエギングに最適な春と秋の2つの季節に対応できる汎用性を備えています。



中級者には「ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks)ロッド カリスタ86M/TZ NANO」 がおすすめです。

エギの感触も伝わりやすく感度の高いロッドです。また100gを切る軽さで、ロッドの扱いに慣れてきた中級者にはおすすめです。




上級者には「シマノ(SHIMANO)エギングロッド17 セフィアCI4+S806ML」 がおすすめです。

操作性や補距離の高さを誇り、エギング上級者のシャクリのテクニックをふんだんに発揮できる代物です。

エギングにおすすめのリール

おすすめのエギングリールは、「ダイワ(Daiwa)スピニングリール エギング15エメラルダス エア2508PE-H-DH(2500サイズ)」 です。

改良を重ねて誕生した上質のエギング専用のスピニングリールです。軽量さと回転性能を兼ね揃え、操作性に優れています。

エギングリールの選び方

リールとは、ロッドに取り付けた釣り糸を巻き取る道具のことです。

エギングリールの選び方として、以下の4つのポイントを取り上げます。

4つのポイント

➀リールの種類
➁リールのサイズ(番手・品番)
➂リールの重さ
➃リールのギア

リールの選び方|ポイント➀種類

リールは、スピニングリールとベイトリールの2種類に大別できます。2種のうち、エギングに適しているのは「スピニングリール」です。

スピニングリールには汎用性があり、多様な釣に使用できます。また頑丈で扱いやすく、初心者にも安心して使うことができます

他にも、エギングリールにはシングルとダブルの2種類があります。エギング専用のスピニングリールには、「ダブルハンドル」が主流です。

ダブルハンドルは重量があるものの、シングルのように勝手に回ることがないため安定感があります。

リールの選び方|ポイント➁サイズ(番手・品番)

エギングには様々なサイズがありますが、2500~3000番台のスピニングリールが適しています。

サイズが小さく軽量なため、腕への負担や体力消耗が軽減されます。また回転性能に優れ、扱いやすいです。

他にも、2500~3000番台のリールはエギングで使用される基本的な釣り糸の長さ(約100~150m)に対応できるサイズでもあります。

リールの選び方|ポイント➂重さ

エギングでは、負担の低い200g前後の軽いリールがおすすめです。

エギングはロッドの上下運動を断続的に行うアクティブな釣り方が求められるため、ある程度軽いものが良いでしょう。

リールの選び方|ポイント➃ギア

リールには、ハイギアとノーマルギアがあります。とくに、エギング初心者にはノーマルギアがおすすめです。

ノーマルギアはライン(釣り糸のこと)の巻きすぎを抑制し、エギを引っ張り過ぎてしまうような操作ミスを防ぐことができます。

おすすめのエギングリール|初心者・中級者・上級者向け

上記のエギングリールは初心者から上級者までの人におすすのものでしたが、以下ではそれぞれのレベルに適したリールを紹介します。




初心者には「ダイワ(Daiwa)スピニングリール エギング16 エメラルダス2508PE-H-DH(2500サイズ)」がおすすめです。

本製品は基本性能が充実しており、初心者におすすめのリールです。全く釣りをしたことのない人でも十分に扱いこなすことができます。




中級者には「シマノ(SHIMANO)リール エギング17 セフィアCI4+C3000SDH HG」がおすすめです。

エギング特有のシャクリ動作にも適した耐久性の強さと、トラブルなく糸を巻き取ることのできる優れた回転性が備わっています。

またハイギアかつ程良い軽さで、ワンランク上のリールとしておすすめです。




上級者には「シマノ(SHIMANO)18 ステラ C3000SDHHG」がおすすめです。

エギングにおいて、繰り返されるシャクリにも耐えることのできる耐久性、また潮の流れを感じることのできる軽量のリールです。

回転性も強化され、大型イカをターゲットにする上級者におすすめです。

エギングにおすすめのライン(釣り糸)

おすすめのエギングラインは、「よつあみ(YGK)PEライン G-soul X8 Upgrade 150m 0.6号 8本 」です。

滑らかで摩擦にも強く丈夫である上に、飛距離も伸びやすく操作性にも優れた高品質のPEラインと言えます。コストパフォーマンスにも優れリピートも多いラインです。

エギングラインの選び方

ラインとは、リールに巻く釣り糸のことです。

エギングラインの選び方として、次の4つのポイントを取り上げます。

4つのポイント

➀ラインの種類(素材)
➁ラインの太さ(号数)
➂ラインの長さ
➃ラインの組み本数

ラインの選び方|ポイント➀種類(素材)

ラインはPE(ポリエチレン)ラインとナイロンラインの2種類あり、エギングにはPEラインが適しています

PEラインはナイロン素材と比べて軽量で、エギングに必要な飛距離を伸ばすのに適しています。また感度も良く腐食しにくい性質をしています。

PEラインにはフロートタイプとサスペンドタイプの2種類がありますが、エギングにはフロートタイプが適しています

フロートタイプは表面にコーティングが施されているため、滑りが良く摩擦にも強いです。相対的に強度があるため、イカがエギにかかったことを確認しやすくなります。

また、しなやかなラインとハリのあるラインの2種類があり、初心者にはハリのあるラインがおすすめです。

ハリがあると、ラインが絡むなどのトラブルを避けることができます。扱いになれていない初心者にも安心です。

ラインの選び方|ポイント➁太さ(号数)

エギング初心者には、基準となる0.6~0.8号のPEラインを選ぶと良いでしょう

ラインの太さは0.4~1号まであり、太くなるほど強度が高まっていきます。しかし一方で、飛距離が落ちて、扱いが難しくなってしまいます

そのため、ある程度の強度を保ち、飛距離も伸びやすく扱いやすい0.6~0.8号がおすすめです。

また、0.6~0.8号のラインであれば耐久性もあるため、大きいイカでも切れる心配はいりません

ラインの選び方|ポイント➂長さ

ラインの長さ(リールへの糸巻き量)は、基本的に150m~200mがおすすめ です。

エギングの際には、エギを約30~40m程遠くに海へ投げ入れて、さらに潮の流れにのせて50mほど流して行きます。そのため100mでは足りなくなることもあります

とくに初心者の場合、ラインを切ってしまうことも多いため150m以上が理想です。

またリールごとに利用可能なラインの太さや長さが記されてもいます

例えば「PE 0.6-150m」といったように、PEラインであれば何号の何メートルが利用できますといったようなリールの記載内容を参考に選ぶのも良いでしょう。

ラインの選び方|ポイント➃編み(組み)本数

エギングをする際のラインは、4本編みと8本編みの2つのタイプが主流です。とりわけ、初心者は8本編みのラインがおすすめです。

ラインは編み込み数は増えるにつれて丈夫になっていきます。そのため8本編みは4本編みに比べて強度も高まり、切れにくなります。

また本数の多い方が表面が滑らかで滑りが良くなるため、飛距離が伸びやすく扱いやすいです。

おすすめのエギングライン|初心者・中級者・上級者向け

上記のラインは初心者から上級者までの人におすすのものでしたが、それぞれのレベルに合ったラインも紹介します。



初心者には「シマノ(SHIMANO)ピットブル8 0.6号 200m」がおすすめです。

シャクリの動作を繰り返しても切れにくく丈夫な作りになっています。またエギのコントロールのしやすさから操作性も高いため、初心者におすすめです。




中級者には「ユニチカ(UNITIKA)PEライン キャスライン エギングスーパーPEⅢ WH 0.7号 150m」がおすすめです。

ラインの滑りが良く耐摩擦性に優れ軽くて飛距離も期待できます。またホワイトカラーのため視覚的にも捉えやすく、色落ちしにくいです。

さらに0.7号の珍しい太さで、ラインの扱いに慣れてきた中級者におすすめできる商品です。




上級者には「ラパラ(Rapala)PEライン ラピノヴァX エギング 0.8号 150m 」がおすすめです。

本製品は高い人気を集め、リピートする人も多いラインです。

長時間かつ攻撃的なシャクリにも耐えることのできる強度を持ち耐摩擦性にも優れています。また滑りも良く、飛距離も期待できます。

エギングにおすすめのエギ(ルアー)

おすすめのエギは、「ヤマシタ(YAMASHITA)エギ王Q LIVE 3.5号」です。

安定性があり飛距離も伸びやすく、バランスのとれたエギです。操作性にも優れ初心者から上級者までが扱いこなすことができます

エギの選び方

エギとは木材を削って作られた餌木鉤(エビや小魚に似せて作られた人工の餌に針をつけた釣り針のこと)、いわゆるルアーのことです。

エギの選び方として、以下の3つのポイントを取り上げます。

3つのポイント

➀エギのタイプ(種類)
➁エギのサイズ(号数)
➂エギのカラー

エギの選び方|ポイント➀タイプ(種類)

エギのタイプは、ノーマル、シャロ―、ディープの3つのタイプがあります。タイプは、釣るポイントによって使い分けると釣果も高まります

ノーマルタイプは汎用性があり、釣り場場を選ばないため使い勝手の良いエギと言えます。

一方、シャロ―タイプは浅い場所(水深10m未満)ディープタイプは水深が深い場所(水深10m以上)に適しています。

エギの選び方|ポイント➁サイズ(号数)

エギのサイズ選びは3.5号を基準にして、狙いたいイカのサイズに合わせて選ぶと良いでしょう。

例えば、小型のイカを釣りたいなら2.5~3.5号を使い、大型のイカを釣りたいなら3.5~4号を使ういった具合に調整します。

ターゲットのイカのサイズに応じてエギを使い分けることで、自分が狙いたいサイズのイカを釣れる可能性が高くなります。

エギの選び方|ポイント➂カラー

エギのカラー選びは、エギングをする時間帯・天候・海の状態に応じて使い分けるのがおすすめです。

エギのカラーは、主に派手な色目の物と地味目な色の2種類に分けることができます。イカは目が良いため、エギのカラーによって反応も変わってきます

基本的には、イカが活動的な早朝や夕方の薄暗い時間帯・曇りや雨天のとき・海が濁っているときには派手目なカラー(蛍光のオレンジやピンク色)を選択します。

というのも、薄暗く濁った海の中ではエギが見え辛い状況になります。派手目なカラーであれば、イカも人間もエギを見つけやすく見失う心配がいりません

一方、イカが活動的でない明るい時間帯・快晴のとき・海が透き通っているときには地味目のカラー(ブルーやオリーブ色、ブラウンやナチュラル系)を選択します。

見通しの良い状況で派手なエギは悪目立ちしてしまいます。水底にいる小魚に似せた自然に近い色にすることで、イカへの警戒心を解くことができます。

おすすめのエギ|初心者・中級者・上級者向け

上記のエギは初心者から上級者までの人におすすのものでしたが、以下では、それぞれのレベルに合ったエギを紹介します。



初心者には「ヤマシタ(YAMASHITA)エギ王K ベーシック 3.5号」がおすすめです。

本商品は自然な動きでイカを引き寄せることができるため、シャクリの不慣れな初心者におすすめです。

テクニックが備わっていなくても、警戒心の強いイカを釣ることができます。そのため最初に手に入れるエギとしては最適です。




中級者には、「デュエル(DUEL)EZ-Q ダートマスター 3.5号」をおすすめします。

足がパタパタと動くような設計となっており、エビに近い動きを見せてイカを誘います

キャスティングに多少難しさが伴うため、ベーシックなエギの扱いにも慣れてきた中級者におすすめです。




上級者には「ヨーヅリ(YO-ZURI)パタパタQ 3.5号」 がおすすめです。

アジのヒレに似せた動き をするため、警戒心の強いイカでも魅了することができます。

上級者も満足のできる飛距離の高さ操作性を兼ね備えており、釣果の高さに定評があります。

エギングの釣り方

釣り初心者でも、エギングを楽しめる基本的な釣り方を紹介します。

基本的に、エギングはエギを海に投げ入れ、断続的にシャクルといった動作を繰り返します。以下では、手順を詳しく説明していきます。

  • ステップ➀ 狙っているポイントにエギをキャスト(投げ込むこと)して、ゆっくり沈めていきます
  • ステップ➁ 糸ふけ(緩んだライン)をリールで巻き取り、エギをシャクリ(ロッドを上下運動させながらイカを誘う動作のこと)ます。

    慣れない間は色々とエギを動かし、エギがどのような動きをするか試してみると良いでしょう。基本的に小さくエギをシャクルと左右に動き、大きくシャクルと跳ね上がります

  • ステップ➂ 1、2回シャクル動作をしてから静かに待ち、反応がなければ同じ動作を繰り返します。そして様子を見ながら、回数を増やしたり、強弱をつけたり工夫すると良いでしょう。

    イカは、エギのシャクリを止めた後のゆっくり沈んでいくときに抱き(食い)つきます 。そのため、焦って何回もシャクリ過ぎないようにしましょう

  • ステップ➃ イカがエギに抱きついてきたら、ロッドを上げて合わせていき(イカをしっかりエギに抱きつかせる動作のこと)、ラインを巻いて釣り上げます。

    ラインやロッドに引っ張られる感覚や重みを感じたら、イカがエギに抱きついてきたサインです。

    イカが釣れるチャンスを逃さないためにも、ラインやロッドの違和感に注意を払いましょう

エギングにあると便利なおすすめアイテム7点

エギングには前述してきたような4点のタックル以外にも、あると便利なアイテムがあります。本項では、7つのおすすめのアイテムを紹介します。

ライフジャケット

1つ目は、ライフジャケットです。エギングをする際には足場の良い悪いかかわらず、安全面の問題からライフジャケットの着用が必須です。

シンプルな腰巻タイプや収納便利なたくさんのポケットがついたジャケットタイプなど、好みや必要に応じて使い分けることができます。

クーラーボックス

2つ目は、クーラーボックスです。釣れたイカの鮮度を保つために必要なアイテムです。クーラーボックスがあると新鮮なイカを味わうことができます。

クーラーボックスを選ぶ際には、ターゲットにしているイカのサイズに合わせて用意しておくと良いでしょう。

ジップロック

3つ目は、ジップロックです。釣れたイカを持ち帰る際に便利です。イカをクーラーボックスに入れる前に、ジップロックに入れておくと墨などによる汚れの心配がありません

偏光サングラス

4つ目は偏光サングラスです。日中のエギングにおいて反射光から目を守り海中のイカやエギの動き、また障害物の有無などを知る上で活用できます。

フィッシンググローブ

5つ目はフィッシンググローブです。エギング特有のシャクリの動作をする際に、専用の手袋を着用することによって、素手よりも握力や手の力を維持するのに効果的です。

イカ絞め

6つ目は、イカ絞めの道具です。イカを絞める際に、専用の道具を使うことで簡単便利に絞めることができます。折り畳み式のものであれば、コンパクトで携帯にも便利です。

ヘッドライト

7つ目は、ヘッドライトです。とくに、ナイトエギングには必須アイテムです。手元や海を照らすのに便利なアイテムです。

ただし、イカは警戒心が強いためライトを選ぶ際には、警戒心を持たれにくい赤いライトがつくものを選びましょう。また防水性のものであれば、雨天でも安心して使用できます。

準備万端でエギングを楽しもう!

エギングは、初めて釣りをする人にも挑戦しやすい釣りの一種です。

エギングをする際には、どんなタックルを選ぶかによって釣果に差が出ます。本記事で紹介した選び方のポイントを参考にして、自分にあったものを手に入れてみて下さい。

自分専用のタックル(ロッド、リール、ライン、エギ)でイカを釣る楽しみを味わいながら、エギングのテクニックも高めていきましょう

あなたも他のエギンガーのように、新鮮で高級なアオリイカをたくさん釣り上げることができるようになります。


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