アジングするなら専用タックルを揃えよう！狙い方に応じたおすすめタックルをご紹介

「アジングに興味があってチャレンジしてみたいけど、何から揃えればいいいか分からない」

「ロッド1つとっても硬さや長さがバラバラで色々な種類があるから、どれを選んでいいのか迷ってしまう」

アジングは、ルアーでアジを狙う人気の釣法ですが、タックル選びが非常に重要となります。

おそらく、本記事を見ていただいている方は、アジングのタックル選びに迷っていて、最適なロッドやリールが決まらずに悩んでいる事でしょう。

結論からいうと、本記事を読んでいただければアジングのタックル選びに関する悩みや疑問は解決する事でしょう。

なぜなら、アジングに最低限求められるスペックを踏まえた上で、初心者におすすめのタックルの選び方をご紹介しているからです。

アジングに最適なタックルを揃える事が出来れば、快適にアジングを楽しむ事が出来るのでぜひチェックしてくださいね。

アジングはタックル選びが重要！

アジングは、繊細な仕掛けを使ったり、小さなアタリを感じ取る必要があるので、タックル選びが重要になります。

アジングに適していないタックルを使用すると、アジが釣れないだけでなく、ロッドが重かったり操作性が悪かったりと多大なストレスを感じてしまいます。

アジングをする際は、必ずアジングに最適なタックルを選ぶようにしましょう。

初心者必見！最低限揃えるべきアジングのタックル

アジングに最適なタックルは、狙い方によって違いが出ます。

以下では、「ジグ単」（ジグヘッド単体）、「遠投系」の2つの狙い方に適したタックルをご紹介します。

「ジグ単」は近距離を狙うアジング、「遠投系」は沖を狙うアジング、といった認識を持ってチェックしてみてくださいね。

ジグ単を使用する場合のアジングタックル

ジグ単を使用する際に適したアジングタックルは、以下の通りです。

• 軽量、高感度な6～7フィートのロッド
• 1000番～2000番のスピニングリール
• PEラインは0.3号、フロロカーボンラインは1号
• 1～2インチ程度のワーム
• 0.5～3gのジグヘッド

上記のリストを基に、1つずつご説明します。

軽量、高感度な6～7フィートのロッド

アジングに使用するロッドには軽量である事、高感度である事が求められます。

ロッドが軽量であり、高感度であると、アジの小さなアタリも鮮明にアングラー（釣り人）に伝えてくれるからです。

長さは6～7フィート（約1.8～2.1m）がジグヘッドを操作しやすく、扱いやすい長さとなっています。

硬さはUL～Lがおすすめで、柔らかめの方がアジのバイト（食ってくる事）を弾く可能性が減ります。

1000番～2000番のスピニングリール

アジングで使用するリールは、ベイトリールを使用する場合もありますが、基本的にはスピニングリールが扱いやすいのでおすすめです。

番手は1000～2000番がおすすめで、軽量なアジングロッドとの相性が良いです。

スローに誘う事が多いアジングでは、ローギアが扱いやすいのでギア比はローギアを選択しましょう。

PEラインは0.3号、フロロカーボンラインは1号

アジングではPEライン（ポリエステルで出来た釣り糸）とフロロカーボンラインの2種類が主に使われます。

エステルラインを使用する事もありますが、切れやすいため初心者にはおすすめ出来ません。

号数は、PEラインならば0.3号、フロロカーボンラインなら1号が強度と扱いやすさを両立しているのでおすすめです。

長さは150mも巻いておけば、必要十分ですよ。

1～2インチ程度のワーム

ジグヘッド（鉛とフックが合体したもの）を使用してアジングをするには、ワーム（ポリ塩化ビニルなどで出来た柔らかいもの）を使用する必要があります。

サイズは1～2インチ（約2.5～5cm）がおすすめで、アジの口でも吸い込みやすいサイズが適しています。

様々な形状のワームがありますが、細長い形状をしたストレート系のワームが扱いやすいのでおすすめです。

0.5～3gのジグヘッド

ジグヘッドは様々な重さのものがありますが、アジングでは0.5~3gの軽めのものが適しています。

重いジグヘッドではアジが違和感を感じてしまい、口から吐き出してしまうためです。

ジグヘッドには様々な種類がありますが、鉛の部分が丸っこい形状をしたラウンド型のものが扱いやすいのでおすすめです。

遠投系の仕掛けを使用する場合のアジングタックル

ジグヘッドを使用するアジングとは違い、遠距離を狙い撃つのが遠投系の仕掛けを使用するアジングタックルです。

遠投系のアジングタックルに適しているのは以下の通りです。

• 8～9フィートの柔らかめのロッド
• 2500番程度のスピニングリール
• PEライン0.6号前後
• 1～2インチ程度のワーム
• 0.2～0.4gのジグヘッド
• ショックリーダー2.5～3号のもの+1.5～2号のもの
• 5～15g程度のフロートリグ

上記のリストを基に、1つずつご紹介します。

8～9フィートの柔らかめのロッド

遠投をするためには、長いロッドを使う方がしなりを生かす事が出来るので有利です。

長さは8～9フィート（約2.4～2.7m）程度が、飛距離と操作性のバランスが良いのでおすすめです。

ただ長いだけではアジのアタリを弾いてしまうので、柔らかさも求められます。

硬さはLが使用出来るルアーウエイトとのバランスが良いので、最初の一本にはLをおすすめします。

2500番程度のスピニングリール

遠投を主軸に置いたアジングタックルで使用するリールは、2500番程度のスピニングリールが適しています。

飛距離を出すため重めの仕掛けを使用するので、少し太めのラインを使用します。

そのため、2000番のスピニングリールでは糸巻量が足らなくなってしまう恐れがあります。

ギア比はハイギアがおすすめで、遠投しても回収がスムーズに行えます。

PEライン0.6号前後

遠投仕掛けを使用するアジングでは、重めの仕掛けをキャストします。

また、飛距離を稼ぐ事も重要になるので、PEラインの使用が必要不可欠です。

号数は0.6号程度がおすすめで、高い強度を持ちつつも遠投が可能となっていますよ。

0.2～0.4gのジグヘッド

遠投するのに0.2～0.4gのジグヘッドなんてどう使うのかと、疑問に思うかもしれません。

ジグヘッドの重さで投げるのではなく、フロートリグ（浮力を持った飛ばしウキ）の重さを利用してキャストします。

フロートリグの先には単体ではキャストが難しい重さのジグヘッドが付いているので、違和感なくアジにバイトさせる事が出来るという仕組みです。

ショックリーダー2.5～3号のもの+1.5～2号のもの

フロートリグを使用する場合は、ショックリーダーを2種類使用する必要があります。

1つ目は、フロートリグをキャストするために必要なショックリーダーで、2.5～3号程度のものを使用します。

2つ目は、フロートリグの先に付いているジグヘッドを結ぶためのショックリーダーで、1.5～2号程度の細めのものを使用します。

2種類のショックリーダーを使い分ける事で、遠投するための強度を持たせつつも違和感のない仕掛けを作り出す事が出来ます。

5～15g程度のフロートリグ

ジグヘッドを飛ばすためのフロートリグは、5～15g程度のものを使用します。

あまり接岸していないアジを狙う場合は、少しでも遠くを狙う必要があるので重めのフロートリグを使用する必要があります。

遠くを狙いたいという理由だけではなく、風の強さや潮流の速さなども重さを選ぶ基準になるので、10gを基準として重さを選んでいきましょう。

アジングタックルのおすすめ商品

アジングは人気の高いジャンルなので、各メーカーから多くのアジングタックルが販売されています。

数多く販売されているアジングタックルの中から、おすすめのタックルをご紹介しますのでぜひお気に入りを見つけてくださいね。

それでは早速チェックしていきましょう。

ジグ単を使用するタックルにおすすめの商品

まずは、ジグヘッド単体での釣りを得意とする、ジグ単タックルからご紹介します。

アジングの基本となるタックルなので、アジング初心者の方は要チェックです。

使い勝手抜群のものをご紹介しますので、きっとお気に入りが見つかりますよ。

ロッドのおすすめ：ダイワ『月下美人 AJING 611L-S』

ダイワから販売されている『月下美人 AJING 611L-S』は、美しいデザインが映えるアジング専用のロッドです。

ジグヘッドがフォール（落ちる事）している際のアタリも掛ける事が出来る攻撃的なモデルなので、攻めのアジングを展開していく事が出来ます。

高感度なロッドなので、小さなアタリもどんどん掛けていく事が出来ます。

• 全長：2.11m
• 継数：2本
• 自重：88g
• 適合ルアーウエイト：0.5～8g
• 適合ライン：PE0.15～0.4号

スピニングリールのおすすめ：ダイワ『レガリス LT2000S』

ダイワから販売されている『レガリス LT2000S』は、軽量に作られていながらもタフなボディを持つスピニングリールです。

レガリスは安価な部類に位置するスピニングリールですが、性能は非常に高く、必要以上にドラグ（糸が切れないように糸を出す機能）を出さない「ATDドラグ」も搭載されています。

初心者の方の最初の一台におすすめとなっています。

• 巻取り長さ(cm/ハンドル1回転)：68
• ギア比：5.2
• 自重(g)：190
• 最大ドラグ力(kg)：5
• 標準巻糸量 ナイロン(lb-m)：2.5-200、3-150、4-100
• 標準巻糸量 ブレイド(号-m)：0.4-200、0.5-170、0.6-150

PEラインのおすすめ：メジャークラフト『弾丸ブレイド ライトゲーム 0.3号』

メジャークラフトから販売されている『弾丸ブレイド ライトゲーム 0.3号』は、コストパフォーマンスの高さが魅力的なPEラインです。

0.3号という細糸でありながらも、高品質なPEラインに仕上がっているので安心して使用する事が出来ますよ。

張りとコシがあるので、初心者の方でも扱いやすくなっています。

• PEライン長さ：150m
• 号数：0.3号/6lb

フロロカーボンラインのおすすめ：サンライン『スモールゲームFC II 1号』

サンラインから販売されている『スモールゲームFC II 1号』は、高比重なので軽量ジグヘッドでも扱いやすいフロロカーボンラインです。

ガイドへの摩擦抵抗を減らしたり、耐塩水コーティングを施したりと高性能なフロロカーボンラインに仕上がっています。

フロロカーボンラインでアジングを楽しみたい方におすすめです。

• 全長：120m
• 号数：1号
• 強度：4.5lb

ワームのおすすめ：メジャークラフト『パラワーム ソフトピンテール』

メジャークラフトから販売されている『パラワーム ソフトピンテール』は、コストパフォーマンスに優れたワームです。

ストレート系の扱いやすいオーソドックスな形状をしているので、アジングとの相性はばっちりです。

柔らかすぎず硬すぎずの絶妙な硬さが、アジの食い気を上げてくれますよ。

• 入り数：15個

ジグヘッドのおすすめ：メジャークラフト『ジグパラヘッド スイムタイプ』

メジャークラフトから販売されている『ジグパラヘッド スイムタイプ』は、コストパフォーマンスに優れたジグヘッドです。

スイムタイプはただ巻きでの使用に向いており、狙っているレンジ（水深の深さ）をキープしやすい特徴を持っています。

初心者の方でも扱いやすいモデルなので、アジング初心者の方におすすめです。

• 重量：2g
• 入り数：5個

遠投系の仕掛けを使用するタックルにおすすめの商品

遠投系の仕掛けを使用するアジングタックルは、ただ遠投が出来れば良いというわけではありません。

キャストした後にアジを掛けるという重要なポイントがあるので、アジが食いついても違和感を感じさせないタックル選びが重要です。

それでは、早速チェックしていきましょう。

ロッドのおすすめ：ダイワ『月下美人MX AJING 79MLS-S』

ダイワから販売されている『月下美人MX AJING 79MLS-S』は、高い遠投性能を持ちつつもアジの繊細なバイトにも対応するロッドです。

遠投すると感度が鈍るかと思いきや、遠くのアジの存在をアングラーに伝えてくれる高感度ロッドに仕上がっています。

アジ以外の大きめの魚が掛かっても、力負けしないパワーを持っているので安心して使用する事が出来ます。

• 全長(m)：2.36
• 継数(本)：2
• 仕舞(cm)：122
• 自重(g)：90
• ルアー重量(g):1.5-10
• 適合ライン PE(号):0.15-0.5

スピニングリールのおすすめ：ダイワ『月下美人MX LT2000S 』

ダイワから販売されている『月下美人MX LT2000S』は、赤いボディが美しいライトゲーム専用のスピニングリールです。

巻き心地が非常に良く、必要最低限のドラグで勝負を挑む「ATDドラグ」も搭載しています。

月下美人のロッドと組み合わせると見た目が抜群に良いので、見た目でも楽しみたい方には非常におすすめです。

• 巻取り長さ(cm/ハンドル1回転)：68
• ギア比：5.2
• 自重(g)：190
• 最大ドラグ力(kg)：5
• 標準巻糸量 ブレイド(号-m)：0.4-200
• 標準巻糸量 ナイロン(lb-m)：4-100

PEラインのおすすめ：メジャークラフト『弾丸ブレイド X4 0.6号 150m』

メジャークラフトから販売されている『弾丸ブレイド X4 0.6号 150m』は、コストパフォーマンスに優れた初心者でも扱いやすいPEラインです。

張りとコシがあるPEラインなのでライントラブルが起こりにくく、初めてPEラインを使う初心者の方でも安心して使用する事が出来ますよ。

性能に妥協のないPEラインなので、不意の大物にも対応しています。

• PEライン長さ：150m
• 号数：0.6号/12lb

ワームのおすすめ：ダイワ『月下美人 アジングビーム』

ダイワから販売されている『月下美人 アジングビーム』は、アジを釣るためだけに開発されたアジング専用ワームです。

柔らかいボディでありながらも、高強度に出来ているので頻繁にワームを交換する手間を省く事が出来ます。

アピール力も高いので、初心者の方でも扱いやすいワームとなっています。

• 入り数：10本
• サイズ：2インチ（約5cm）

ジグヘッドのおすすめ：メジャークラフト『ジグパラヘッド アジングスタイル』

メジャークラフトから販売されている『ジグパラヘッド アジングスタイル』は、ジグパラヘッドシリーズの中でもアジング専用に開発されたジグヘッドです。

フォール姿勢が安定しているだけでなく、ダートアクションにも対応しているので、1つで様々な狙い方が出来るジグヘッドに仕上がりました。

アジが吸い込んで吐き出してもフッキングしやすい形状のフックなので、扱いやすいジグヘッドとなっています。

• 重量：0.4g
• 入り数：5個

ショックリーダーのおすすめ：メジャークラフト『弾丸フロロショックリーダー 3号』

メジャークラフトから販売されている『弾丸フロロショックリーダー 3号』は、価格が抑えられていながらも高品質に仕上げられたショックリーダーです。

30m巻きでたっぷりと使う事が出来るので、ロングリーダー（リーダーを長くとる事）を多用する方には嬉しいポイントとなっています。

性能には妥協がないので、安心して使っていただく事が出来ます。

• 全長：30m
• 号数：3号
• 強度：12lb

フロートリグのおすすめ：ダイワ『月下美人 月ノ雫II F M』

ダイワから販売されている『月下美人 月ノ雫II F M』は、グローカラーでどこにキャストしたか一発で分かるフロートリグです。

涙型の形状をしているので飛距離が出やすく、沖のアジを簡単に狙い撃つ事が出来ます。

ラインも通しやすいので、夜釣りでもストレスなく使用する事が出来ますよ。

• サイズ：M
• 自重：6.5g

リーダーのおすすめ：メジャークラフト『弾丸フロロショックリーダー 2号』

メジャークラフトから販売されている『弾丸フロロショックリーダー 2号』は、日本製でありながらも価格を抑えた高品質なショックリーダーです。

しなやかに作られているので、PEラインとの結束がしやすくなっています。

小型なスプールに巻き付けてあるので、持ち運びの邪魔にならないのが嬉しいポイントです。

• 全長：30m
• 号数：2号
• 強度：8lb

アジングに最適なタックルを揃えて生きの良いアジをたくさん釣ろう

アジングは、ルアーでアジを狙うゲーム性の高い釣りです。

繊細なアジのアタリをとらえてフッキングさせた時の喜びは、言葉では言い表す事は出来ないでしょう。

アジは非常に美味しい魚として有名ですが、釣りたての新鮮なアジはスーパーに並んでいるアジとは比べ物にならないほど美味しいです。

釣って楽しい、食べて美味しいアジを、最適なタックルを揃えてぜひたくさん釣ってくださいね。

釣りをする際はライフジャケットの着用を徹底し、安全な状態で釣りを楽しんでくださいね。