ジギング仕掛けに必要なアイテムを徹底解説!おすすめ商品から仕掛けの結び方まで完全網羅

投稿者:ANGLERりゅーちょい

「ジギングに興味があるけど、仕掛けを作るために必要なアイテムを知りたい」 「ジギング仕掛けを作るにはどのような結び方をするの?初心者でも簡単に結べるの?」ジギング初心者だと、仕掛けについて知らないことばかりですよね。今回はジギングの仕掛けを作るのに必要なアイテムや頑丈な仕掛けを作るための結び方などを詳しく紹介していきます。

この記事をシェアする

「ジギングに興味があるけど、仕掛けを作るために何を揃えればいいのか分からないから教えて欲しい」

「仕掛けを使ったジギングの釣り方を知りたいけけど、初心者でも釣れるのかな?」

「仕掛けに使うのに適したラインやリーダーを知りたいな」

ジギングに挑戦したくても、仕掛けに必要なアイテムや結び方など知らないことばかりで困っていませんか?

「周囲からジギング初心者だと思われたくない」「初心者でも釣れる仕掛けが作れるのかな?」などの不安を抱えている方もいると思います。

当記事を読むことで、あなたが知りたいと考えているジギングの仕掛けに関する疑問や不安が解消されるでしょう。

なぜなら、ジギングの仕掛けを作るのに必要なアイテムやおすすめアイテム・仕掛けの結び方などを紹介しているからです。

今回はあなたと同じようにジギング初心者で仕掛け作りに苦労したことのある私が、徹底的にリサーチした情報をお届けします。

最後まで読み進めていただければ、あなたが知りたいジギングの仕掛けに関する情報を得られるため、手早く仕掛けを作れるようになるはずです。

ジギングの仕掛けについて把握して、ジギングで魚を釣り上げましょう!

ジギングの仕掛け

ジギングの仕掛けを作るには以下の5つのアイテムを揃える必要があります。

  • メインライン:PEライン2~3号(300m程度)
  • ショックリーダー:フロロカーボンライン10~12号(5m程度)
  • コンビリング:5~6ぐらいのサイズ
  • ジグ用アシストフック:2/0~5/0
  • メタルジグ:150~200g

上記のアイテムを結ぶことで、ジギングで使用できる仕掛けを作ることができます。

メインライン・ショックリーダー・コンビリング・メタルジグの順に結び、コンビリングにジグ用アシストフックを装着すれば完成です。

以下では各アイテムの基準について解説していきます。

メインライン:PEライン2~3号(300m程度)

ジギングのメインラインはPEラインが適しています。

ナイロンやフロロカーボンと比べると軽く、低伸度で高感度なPEラインを使用することで、繊細なアタリを感知しやすく大型のターゲットも狙えます。

また、水深100mなど深場でもジグにアクションをさせたりなど操作しやすくなり、魚を釣り上げる確率が高くなるというメリットがあります。

8kg〜10kg程度の魚を狙う場合は、スピニングリール・ベイトリール問わずに細めの2〜3号のPEラインが300m準備するようにしましょう。

しかし、摩擦に弱いためラインに傷がついて高切れするなどのライントラブルが起きる可能性も多いため、ショックリーダーを結ぶのを忘れないようにしてください。

おすすめのPEライン:SHIMANO(シマノ)「Tanatoru(タナトル) 4本編み 」

\視認性が高いPEライン/

逆方向の撚りで編む「VT工法」が施されていて、強力で低伸度のPEラインです。

また、耐久性にも優れているため、バックラッシュ(ラインが絡まるトラブル)などのトラブルも軽減させることができます。

さらに、4本編みで結節強力に優れているため、仕掛けを作りやすいという特徴もあります。

「タナトル」は1m、5mにピッチマーキングが施されていて、視認性に優れているため狙った魚が泳いでいる層にジグが漂うように調整しやすくなっているなどジギングが快適に行えますよ。

  • 長さ:300m
  • 号数:2.0号
  • カラー:マルチカラー(10m毎グリーン・パープル・オレンジ・ブルー・ピンク)
  • 価格:2,081円

ショックリーダー:フロロカーボンライン8~12号(5m程度)

PEラインは擦れに弱くラインブレイク(メインラインやショックリーダーが切れること)をする可能性が高いため、5m程度のショックリーダーを結ぶ必要があります。

ショックリーダーには耐摩耗性に優れ根ズレなどにも強く、伸縮性が低くて感度に優れたフロロカーボンラインがおすすめです。

太さはメインラインの4倍が目安となっているため、PE2号ラインを使用した場合は8号のフロロカーボンラインが適していることになります。

事前に太さを計算して、メインラインに適したショックリーダーを選ぶようにしましょう。

おすすめのショックリーダー:VARIVAS(バリバス)「ショックリーダー フロロカーボン 30m」

\ルアーの操作性に優れたショックリーダー/


高感度・低伸度でジグを操作しやすいフロロカーボンラインです。

耐摩耗性に優れているため、水草などの障害物に当たっても傷がつきにくくなっています。

コストパフォーマンスも高いため、なるべく仕掛けに費用をかけたくないけど、性能も妥協したくないという方にもおすすめです。

  • 長さ:30m
  • 強度:35lb
  • 号数:10号
  • カラー:ナチュラル
  • 価格:1,496円

コンビリング:5~6ぐらいのサイズ

ショックリーダーとメタルジグを接続するコンビリングは、5〜6ぐらいのサイズが適しています。

剛性が高い素材で作られていたりサイズや強度などを合わせないとリングが伸びて、ジグを失ったり魚をバラしてしまうこともあります。

ショックリーダーの強度よりも強いサイズのコンビリングを選ぶようにしましょう。

おすすめのコンビリング:JUMPRIZE(ジャンプライズ)「コンビリング」

\しっかり強度があるコンビリング/

結束強度が高く、大物の魚も安心して引き上げられるコンビリングです。

ライン切れを軽減する溶接リングと錆びにくいスプリットリングが一緒になっていて、メタルジグを紛失せずに済むでしょう。

コンビリングの破損で魚をバラしたくない方におすすめです。

  • サイズ:3号
  • 内容量:5セット
  • 適合リーダー:25〜40lb
  • 負荷対応:溶接リング120kg、スプリットリング40kg
  • 線径:溶接リング1.2mm、スプリットリング1mm
  • カラー:シルバー
  • 価格:385円

ジグ用アシストフック:2/0~5/0

メタルジグに装着するアシストフックは、2/0〜5/0サイズがジギングの仕掛けには適しています。

アシストフックにはサイズだけでなく、貫通力が高い細軸・耐久性が高い太軸があります。

大型の魚を狙う場合は耐久性が高い太軸を選び、小型の青物やロックフィッシュなどを狙うなら貫通力がある細軸のアシストフックが適しています。

また、しっかりフッキングできるシングルタイプや、フッキング率が高くなるツインタイプがあります。

どのような魚を狙ってジギングを行うのかを考えて、効率よく釣りができるアシストフックを選ぶようにしましょう。

おすすめのジグ用アシストフック:VANFOOK(ヴァンフック)「スピアシングルアシスト SA-60#4/0」

\大物もしっかりフッキング/

しっかりターゲットに掛けられるシングルアシストフックです。

アシストラインがフロロカーボン素材でつくられていて、フッキングするときのパワーを落とさずに掛けることができます。

フッキングした後もバラしにくいため、安定したジギングの仕掛けを作るのにおすすめです。

  • サイズ:4/0
  • 内容量:3本
  • カラー:シルバー
  • 価格:715円

メタルジグ:150~200g

ジギングでは、メタルジグは金属製のルアーを使用します。

狙う水深の2倍程度の重さのメタルジグを選ぶのが目安となりますが、50g〜200程度のメタルジグを持っていると便利です。

また、メタルジグの形状によってもアクションが違うためうまく使い分けると釣果に繋がりますよ。

フォールスピードが遅く回遊力が低い根魚なども食いつきやすいスロータイプや、素早い動きで活性の高い青物にもアピールできるスリムタイプ、2つの特徴を併せ持った汎用性の高い標準タイプのメタルジグがあります。

さらに、メタルジグはカラーパターンが豊富で場所によってアタリが出やすいカラーが異なります。

アカキンやフルシルバー・ピンク・ブルー・ピンクブルーなど複数のカラーのメタルジグを揃えておくと、その日の海の様子を見ながら試すことができるのでおすすめです。

おすすめのメタルジグ:DAIWA(ダイワ)「ソルティガ TG ベイト 120g」

\目立つカラーで魚にアピール/

高比重なタングステン素材でつくられた、赤金カラーのメタルジグです。

左右非対称のデザインでリトリーブでもしっかり泳がせられ、フォールでは弱ったベイトのような動きをさせてカンパチやブリなどのターゲットにアピールすることができます。

また、コンパクトでも比重があるため、キャストしやすく遠投も可能です。

小さいベイトを好んで捕食している魚に効果が期待できますよ。

  • 自重:120g
  • サイズ:92mm
  • カラー:赤金
  • 価格:2,586円

仕掛けの結び方

ジギングの仕掛けを初めて作る場合、押さえておきたいのは仕掛けの結び方です。

「PEラインとショックリーダー」「リーダーとジグ」のそれぞれを結ぶときに適した結び方の特徴や手順を紹介していきます。

PEラインとショックリーダーの結び方

はじめに、PEラインとショックリーダーの結び方について紹介していきます。

PEラインとショックリーダーはFGノットで結ぶ基本的な結び方です。

シンプルな結び方ですが、結びを作らず編み込むように結束するため結び目が小さくすみ、ラインに張力がかかるとより結束が強くなるという特徴があります。

結び目が小さいためガイドにもスムーズに通りキャストしてもラインが擦れにくくキャストしやすいのもメリットです。

以下ではFGノットの手順を解説していきます。

FGノット

FGノットで結ぶ手順は以下の通りです。

  • STEP1:人差し指に7回、薬指に3回内側に向けて巻いてPEラインを編み込むための準備をする
  • STEP2:右手でリーダーを持ち、左手の指に巻きつけたPEラインに下から上へ通す
  • STEP3:左手の指2本をひねってPEラインを編む
  • STEP4:さらに左手のPEラインに右手のリーダーを通し、左手の指2本をひねってPEラインを編む
  • STEP5:STEP3〜4をあと8回程度繰り返す
  • STEP6:右手の結び目を押さえるように右手で持ち、左手に持ち変える
  • STEP7:リーダーの先端を上に向け、PEライン(本線)を合わせて左手に持つ
  • STEP8:PEライン(支線)でPEライン(本線)とリーダーに外側から1周させてリーダー・本線と支線の間に支線を通して(外掛け結び)仮止めをする
  • STEP9:結んだときに摩擦を起こさないように、編み込んだ方のPEラインを軽く湿らせる
  • STEP10:左手にリーダー、右手に本線、口に支線を咥えて3方向から均等に引っ張り締め付ける
  • STEP11:再度、STEP8を2回行いリーダーと本線を結び、リーダーを3〜5mm程度残してカットする
  • STEP12:リーダーの先をライターで軽く溶かしてコブを作る
  • STEP13:編み込んだPEラインとコブの隙間を埋めるように、STEP8を何度か繰り返す
  • STEP14:本線に対して支線で7〜8回上下交互にハーフヒッチ(本線に支線を巻いてできた輪の中に支線を通して締める結び方)
  • STEP15:本線に支線を2回巻きつけて、本線と支線にできた輪に支線を通して締め込む
  • STEP16:不要な支線を切って完成

※リーダーにコブを作るためにライターを使った際は、PEラインまで焼かないように注意してください。

上記16STEPの順に結んでいくとFGノットが完成します。

STEP1のときに2本の指を繋ぐラインを捻って結んでいくため、適度な余裕を持って指に巻いて準備をすると編み込みやすくなります。

また、締め込むときは強度をアップさせるためにも、しっかり力を加えて締め込むようにしましょう。

以下の動画を参考にするのもおすすめです。

リーダーとPEラインを結ぶのは丈夫な仕掛を作るためにも重要です。

細かい作業ですが、しっかりと手順を踏んで行いましょう。

リーダーとジグの結び方

続いて、リーダーとジグの結び方を紹介します。

リーダーとジグの結束方法は、「イモムシノット」「ジャンスィックSPノット」の2種類です。

「イモムシノット」は、結び目がイモムシのようになり、集中した力が加わる大物をフッキングしたときも対応できる強度があり、メインラインを補強できるというメリットがあります。

また、「ジャンスィックSPノット」は、漁師結びとも呼ばれていて結束強度もある簡単に結べます。

どちらかの結束方法を選んで、リーダーとジグをしっかり結びましょう。

以下では、それぞれの結束手順を詳しく解説していきます。

イモムシノット


イモムシノットで結ぶ手順は以下の通りです。

  • STEP1:リーダー80cm程度を2つ折にする
  • STEP2:2つ折にしてできた輪っか部分をリングに通す
  • STEP3:通した輪っかの内側からリングを持ち、リーダーを引っ張る
  • STEP4:プライヤーでリングを挟んで持ち、リーダーを軽く引っ張ってクセをつけるようにする
  • STEP5:支線で本線に上下交互にハーフヒッチを行う(最初のハーフヒッチはズレないようにしっかり引っ張る)
  • STEP6:結び目が1cm〜2cm程度になるまで、STEP5を繰り返す
  • STEP7:支線を本線に3回巻きつけて本線を右手で、支線を口に咥えて少しずつ引っ張り締めていく(エンドノット)
  • STEP8:支線を1〜2mm残してカットし、ライターで軽く炙りコブを出さないように処理して完成

上記の手順の通りに行えば、イモムシノットで結束できます。

しかし、イモムシノットは結び目を作りすぎると、ルアーの動きが鈍くなることもあるため1cm〜2cm程度にしておくといいでしょう。

また、STEP5を行うときは、右手で本線を引っ張りながら行うことで強度のある結び目ができることを覚えておいてください。

以下の動画も参考になりますよ。

大物を狙ってジギングを行いたい方は、イモムシノットで結束するのがおすすめです。

ジャンスィックSPノット


強度もある素早く簡単に結べる「ジャンスィックSPノット」の手順は以下の通りです。

  • STEP1:左手でリングを持ち、リーダーを2回通して1つ輪を作る
  • STEP2:本線で輪を作り2重の輪っかになるようにする(同じ大きさ)
  • STEP3:左手を金具から手を離して輪っかを持つ
  • STEP4:2重になっている輪に支線を通して2回巻きつける
  • STEP5:結び目に摩擦が起こらないように全体を濡らしてから、本線と支線の両方を引っ張る
  • STEP6:本線と支線を交互に締め込む余分な支線をカットして完成
  • STEP7:余分な支線をカットして完成

上記の手順を踏んでいくと「ジャンスィックSPノット」が完成します。

STEP4でプライヤーでリングを持ちながら、本線と支線を片方ずつよく締め込むとしっかり締められます。

結び目の2本線が重ならずに結べていると強度がでるため、締め終わったら結び目を見てみましょう。

ジャンスィックSPノットの結び方に悩んだら、以下の動画も参考になりますよ。

上記では、リーダーとジグの結び方を紹介してきましたが、大物狙いのジギングなら「イモムシノット」素早く結びたいなら「ジャンスィックSPノット」がおすすめです。

シンプルなジギング仕掛けで大物に挑もう


今回はジギング仕掛けに必要なアイテムやおすすめのアイテム・仕掛けの結び方などついて紹介してきました。

ジギング仕掛けはとてもシンプルで、幅広い種類の魚を狙うことができます。

ジギングに適したアイテムを準備して結び方をマスターすれば、初心者でも気軽に始められますよ。

シンプルなジギング仕掛けで大物に挑み、ジギングを思いっきり楽しみましょう!


この記事をシェアする