【初心者必見】アクションからおすすめメタルジグまで、ショアジギングの全てを紹介

投稿者:ANGLERりゅーちょい

ショアジギングは見た目の派手さから、難しく思われがちです。実際、道具を揃えたという方の中でも、一歩踏み出せず、挑戦できていないという方もいるのではないでしょうか。本記事では、扱う道具やアクションの方法まで、ショアジギングの全てをご紹介しています。

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「ショアジギングを始めてみたいけど、釣り方がわからない

「タックルが重いって聞くけど、アクションも難しいの?色んなアクションがあるみたいだけれど、一つ一つ知りたい。」

初心者でも大きな魚を釣り上げることはできるの?ショアジギングで釣り上げることのできる魚を教えてほしい。」

「ショアジギングをするには、どれくらいの予算が必要なの?ロットやリール、おすすめのメタルジグがどんなものか気になる!」

岸辺で投げ釣りをしていると、とても大きくて長いロッドを思い切り投げて、遠くまで仕掛けを投げている人がいます。

ショアジギングをしている人を見かけて、自分でもやってみたいけれど、初心者なので、まず釣り方を知りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

ショアジギングに限らず、新しい釣法に挑戦するとなると、釣り方や道具の揃え方も180度変わってしまい、わからないことだらけです。

しかし、きっと不安のある中でも、ショアジギングを始めたいという強い思いで本記事にたどり着かれたことでしょう。

本記事を最後まで読むことにより、ショアジギングとは何ぞやという数々の質問が解決することでしょう。

なぜなら、そもそもショアジギングとはどういったものなのかという根本的な知識から、どういったジグを揃え、どういったアクションをするのが正解なのかまで、事細かく公開しているからです

初めて挑戦するショアジギングはせっかく道具を揃えたのに、本当に釣れるのだろうかという不安が大きいと思います。

実際、わたしもショアジギングに初めて挑戦した時はジグをうまく遠くまで投げられなかったり、アクションが下手くそだったりで、中々釣り上げることができませんでした。

しかし、ショアジギングに必要な知識を集め、必要なタックルを揃えて釣りに挑んだ結果、今では30匹以上の大型の青物を釣り上げられるようになりました。

初心者の方でも、しっかりとショアジギングのいろはを学ぶことにより、初めてのショアジギングで大物を釣り上げることは可能です。

ショアジギングにおいて気を付けなければいけないことやどういったシーズンにどういった魚が釣れるのかなど、事細かなことまで、全て理解することができるでしょう。

ショアジギングとは


メタルジグを遠投して魚を釣り上げることをショアジギングと呼びます。

ショアジギングの「ショア」というのは、日本語で岸辺という意味です。

一般的にジギングと言えば、ボートや小船をチャーターして沖まで行き、そこからジグを投げるのが一般的です。

魚の動きと共に船を動かすので、ジグを遠くまで投げたりする必要がありません。

しかし、ショアジギングの場合、「岸辺」という名前が指す通り、陸の上から沖に向かって思い切り遠投する必要があるのです。

なぜなら、本来沖に潜んでいる魚を狙うためです。

100グラムを超えるようなジグを投げるだけでも、相当な体力を必要とするのにも関わらず、投げてから煽って、しゃくって、アクションを加えてと、かなり体力勝負な釣法です。

一見すると、体力の消耗が激しくて疲れるなら、オフショアジギングで良いのではないかと思われがちですが、実はショアジギングにはとても大きい利点があるのです。

ショアジギングのおすすめポイントは「手軽さ」です。

前述の通り、オフショアジギングの場合、船をチャーターする必要があるのです。

船をチャーターすると言っても、決して無料ではありません。色んな釣り客と乗り合わせの便もありますが、それでもチャーター便は安価ではありません。

一度オフショアジギングをしようと、船をチャーターすれば、1人当たり1万円はかかってしまうことでしょう。

もっと手軽に釣りを楽しみたいと考えている方にとっては少々敷居が高いですよね。

しかし、ショアジギングの場合は釣りの道具と場所さえ揃えれば、あとにかかるお金は少なく、経済的と言えるでしょう。

重い仕掛けを遠くまで投げる分、大きなロッドに大きなリールを使うので、タックルもそれなりに重くなります。

重量級タックルを思いっきり振り回すものですから、アクションに慣れていないうちは次の日に筋肉痛になるなんてこともよくあることです。

しかし、重いメタルジグ・重いロッド・重いリールを使うことによる、タックル全体の耐久性とパワーはかなりのものです。

苦労の先に得られるものも相当に大きく、ブリやヒラマサなど、大型魚類を岸にいながら釣り上げることができるでしょう。

3つの種類があるショアジギング


ショアジギングと一口に言っても、実は、種類が3つあります。

ジギングの種類は以下の通りです。

  • ショアジギング
  • ライトショアジギング
  • スーパーライトショアジギング

一つ一つ、ご紹介していきます。

ショアジギング


最もオーソドックスなショアジギングです。

鉛で出来たような思いメタルジグを使って、岸から思いっきりキャストする爽快感を味わうことができるでしょう。

ショアジギングでは200グラムを超えるような超重量級のメタルジグを投げることもあります。

3つあるショアジギングの中でも、最も重いメタルジグ・タックルを使用するので、その分体への負担も大きいので、ある程度の体力が求められます。

しかし、体力を犠牲にした対価も大きく、船釣りでしか見たことのないような大物を釣り上げることができるでしょう。

ショアジギングを主にしたいという方は、大型魚類にも耐えうる(大体耐久重量は10キロくらい)程度のロッドを選ぶようにしましょう。

道具をしっかり揃え、アクションを覚えることにより、大型のカンパチやブリ、ヒラマサを釣り上げることができます。

ライトショアジギング


通常のショアジギングよりも一回り小さくて軽いメタルジグを使用するのがライトショアジギングといいます。

ショアジギング初心者はまずライトショアジギングを始めるのがおすすめです。

200グラムを超えるようなメタルジグを使うノーマルショアジギングに比べると、ライトショアジギングでは40グラム前後、重くても50グラムくらいのメタルジグしか使いません。

釣れる魚も青物やヒラメなど、中型魚類になるので、ロッドも重いものは必要ないでしょう。

メタルジグは底に沈む性能があるため、ヒラメなどの根魚を狙っていくのには最適です。

うまくアクションを決めれば、70センチを超えるようなシーバスを釣り上げることもできるので、ロマンもあります。

最初の内は後にご紹介する、ただ巻きと呼ばれる一番簡単なルアーアクションでもツバスなどはよく釣れるので、ファーストステップにはもってこいです。

経験を積むごとに、釣れる魚のグレードも上がっていくので、自分の実力がよくわかり、向上心もかき立てられます。

スーパーライトショアジギング


重いジグを利用するショアジギングの中でも、一番軽装備で可能なのがスーパーライトショアジギングです。

タックルもジグも他の2種類に比べると圧倒的に軽く、体力や筋力のない女性や子どもでも出来るショアジギングとして、ファミリー層から人気があります。

スーパーライトショアジギングでは、おおよそ15グラム前後のメタルジグを使うのが一般的です。

軽装備であるのにも関わらず、投げた場所や狙ったポイントによっては意外な大物も釣り上げることができるので、ビギナーズラックを楽しめることでしょう。

ただし、タックルやジグが軽い分、風には弱いという弱点があります。

横風が少し強いと、狙ったポイントに飛ばなかったりするなど、難点はあります。

しかし、条件さえ揃っていれば、誰でも簡単にショアジギングを楽しめる釣法なので、気軽にショアジギングに挑戦してみたい考えている方は一つ、タックルを組んでみるのも良いでしょう。

底が砂地であるならば、小型のヒラメ、岩場の場合はアイナメやメバルなど、釣れる魚は多岐に渡ります。

ショアジギングで釣れる魚


ショアジギングの楽しい点の一つに、年中を通して楽しめることと、豊富な魚種を狙うことができることがあります。

しかし、時期によって、釣れる魚は全然違いますので、アピールやアクションの仕方、仕掛けの作り方まで変わってくることもあります。

春夏秋冬それぞれのシーズンで何が釣れるのか、そして、魚の特徴についてご紹介していきます。

春シーズンにショアジギングで釣れる魚


砂の海底などに潜んでいる魚が春によく釣れる魚です。

春シーズンと言っても、ショアジギングで魚が釣れ始めるのは5月くらいからです。

4月、雪解けがしたら早く釣りに行くという方もいますが、初心者が4月のまだ冷たい海に挑戦しても、大抵ボウズ(魚がまったく釣れずに終わること)になってしまうことでしょう。

春先はまだ海水温が上がっておらず、春に釣れる魚達の動きや食欲が緩慢です。

ショアジギングのように激しい動きをするメタルジグには食いつきが悪いのです。

上記の理由のため5月頃、水温があがってくる時期に行くのが良いでしょう。

ヒラメ


実は、ヒラメが一番釣れるのは春ではなく秋です。それでは、なぜあえて春の魚にしたかと言うと、実は春に釣れるヒラメが一番美味しいからです。

産卵前で脂が乗っており、子持ちのでかいメスヒラメを狙うのであれば、春に狙うべきでしょう。

獰猛な肉食性なので、ジグをどこまでも追いかけてくれるため、初心者にとっても釣りやすい魚種です。

マゴチ


マゴチは防波堤などで最も狙いやすい魚です。水深が10メートル以上確保されている場所であれば、マゴチがいる可能性は大きいです。

また、キスやハゼ、コウイカなどが釣れている場所であると、マゴチも居ることが多いため事前に釣り場情報をゲットしておきましょう。

マゴチは白身魚独特の淡泊さとほんのりとした甘さが特徴的です。歯ごたえを楽しむ魚でもあり、薄造りがおすすめです。

夏シーズンにショアジギングで釣れる魚


夏は特に、青物の動きが活性化するため、もっともショアジギングで魚が釣れる季節だと言われています。

活性化するのは狙いとする魚だけではありません。

アジやイワシなど、大型の魚達がベイト(実際に食べている餌のこと)にしているものの動きも活発化します。

アジの群れを追って、フィッシュイーター(魚を食べる大型魚類のこと)達も沖から岸辺近くに寄ってくるため、初心者にもっともおすすめしたい季節になります。

ブリ


ショアジギングで狙う魚の代表格と言えましょう。サイズによってハマチと呼んだりツバスと呼んだりしますが、この時期、ショアジギングで釣れるブリは本当に大きいです。

表層から中層付近のアジやイワシの群れに向かっていく性質があるため、メタルジグも中層辺りを泳がせると良いでしょう。

ブリはベイトの大きさを良く見ているので、少しでも使用するメタルジグとベイトの大きさが合っていなければ中々食いついてくれません。

一旦ベイトを釣り上げて大きさを観察してから使用するメタルジグを決めるのも良いでしょう。

ブリ大根にしても、刺身にしても、美味しい魚なので、ぜひ狙っていきましょう。

カンパチ


ブリよりも更に活発にベイトを追いかけてくれる魚がカンパチです。群れで活動することが多いため、アジが回遊してきている時は本当によく釣れます。

一つのメタルジグに向かって数匹のカンパチが追いかけているという光景もよく見かけられます。

アタリを引き寄せること自体は簡単なのですが、カンパチはヒットすると一気にボトム(海底)に向けて急速に泳ぐ習性があります。

カンパチをスムーズに引き寄せるには、ヒット後に対応させる隙を与えず、素早く引き寄せることがポイントです。

ブリに似た食味と言われますが、脂も少なく、あっさりとした味を楽しむことができます。

シイラ


大体晩夏にかけて岸辺に回遊してくることもある魚がシイラです。狙って釣りに行くというよりは、ブリやカンパチを狙っていたら勝手に釣れてくれるような魚です。

ただし、アタリについてはブリとはまったく違います。

ヒットしてからは大きな体に裏打ちされた派手で強いアクションを見せてくれるでしょう。特に、海面にジャンプして豪快に引き離そうとする様は見ていて感動します。

シイラは傷みが早く、血抜きを適切に行わなければなりません。うまく処理を行うことができないと、身が水っぽくなってしまうので注意が必要です。

おすすめの食べ方はフライにするか、たたきにすることです。

ヒラマサ


夏に釣り上げられる魚の中では最も大きな魚種と言っても良いでしょう。ポイントによれば10キロ、運が良ければ20キロくらいのものまで釣り上げることができます。

夏場が旬だと言われていますが、冬場にも釣り上げることができると言われています。

アタリが来たとしても、大きなヒラマサを岸まで引き寄せてくるのは至難の業です。

玄人の方でもばらすことがあるほど、パワーの強い魚なのです。

簡単には釣れないため、巨大なヒラマサはショアジギンガーの憧れにもなっています。

味はよくブリやカンパチと比べられることがありますが、脂が少なく、さっぱりしている割りに濃厚な旨味がある魚として人気です。

秋シーズンにショアジギングで釣れる魚

夏の暑さが過ぎ去ると、それまで隆盛を極めていた青物がぴたりといなくなってしまいます。

代わりに、冬場に産卵するスズキ科の仲間が餌を求めて泳ぎに来ます。

ショアジギングでも釣れる魚がガラリと変わってしまうため、選ぶロッドやメタルジグにも変更が必要です。

夏場ほど大型の魚を釣り上げることが少ないので、ライトショアジギングなどで中型の魚を狙いたい、初心者の方にとってはおすすめのシーズンです。

シーバス


シーバスはまさに、秋のショアジギングの花とも言えるべき魚です。

冬の産卵に向けて、目の前で動くものであれば、なんでも飲み込もうとするほど獰猛で活発になりますので、非常にアタリやすい魚です。

特に、フォール(ジグを海底まで沈めること)をしている時、に食いつく傾向が多く、フォール中はシーバスのバイト(食いつきのこと)に意識を傾けましょう。

秋は海底から表層までボトム(魚のいる場所)が広いため、万遍なく海を探っていくのがおすすめです。

シーバスの身は淡泊ですが触感が良く、刺身にするのにも、焼き魚にするのにもおすすめです。

サワラ


サワラもシーバス同様、秋になると活発化する魚のひとつです。

小魚の群れに向かって思いっきり突進して捕食する性質があるため、サワラを狙いにする場合はナブラに注意する必要があります。

ナブラとは

小魚を餌とする大型魚類が餌を追いかけるさい、逃げ場のなくなった小魚が海面近くまでよってきてジャンプしたり跳ねたりするため、一時的に海面に白波が立ちます。海面に白波が立つ現象をナブラと呼びます。

ナブラを見つけたらすぐ発生している場所にメタルジグを投げ込みましょう、少々豪快にアクションをする方がサワラもよく反応します。

サワラは歯が鋭く、アタリが来たとしても、道糸を切られてしまうことが多々あります。

仕掛けごと持っていかれたりすることがあるため、サワラを狙う場合には複数のメタルジグを用意しておきましょう。

刺身にすると絶品であり、口に入るととろとろに溶けるくらい脂が乗っていて甘いです。

カルパッチョにしたりするのもおすすめの食べ方です。

タチウオ


秋が深まり、夜が長く、気温も低くなってくるとタチウオの時期に入ります。一般的に別シーズンのタチウオは船をチャーターしなければ生息域に入ることができません。

しかし、秋シーズンになると、ショアジギングでも十分狙える範囲になります。

決して簡単な狙いではありませんが、コツはタチウオの群れがいる場所を一早く知るということです。

先に釣り場に来ている方から聞いてみるのが一番早いので、初心者の方は聞いてみると良いでしょう。

タチウオもサワラ同様に歯が鋭く、道糸を切られてしまう恐れがあるため、バイトを見極めて素早くフッキングをするように心がけましょう。

タチウオは内臓を抜き、ぶつ切りにして塩焼きが一番美味しいので、おすすめします。

キハダマグロ


熱帯では体重200キロ近くにまで成長しますが、日本近海では全長1.5メートル、体重70キロくらいが平均です。

大型魚類には違いないので、引きはかなりのものです。

釣り上げる際の注意点として、岸に寄せてきた時の対応があげられます。

キハダマグロはあまり前を見て泳がないのか、岸に寄せた際、防波堤にぶつかっていくことがよくあります。

ぶつかった時の衝撃により、ばれてしまうこともあるのです。

上記の理由のため、キハダマグロを釣り上げる際は岸に寄せたらすぐにタモで寄せるか、少し離れた場所で十分に体力を消耗させてから寄せるようにしましょう。

刺身ももちろん美味しいですが、表面だけこんがりと焼き、カルパッチョやステーキにするのがおすすめです。

赤身は旨味が強く、天麩羅にしても味の主張を残します。

冬シーズンにショアジギングで釣れる魚


冬場は秋でも少しだけ釣れていた青物も完全にいなくなり、サワラやシーバスといった獰猛な魚も産卵を終えてバイトが弱くなります。

単純な海水温の低下はほとんどの魚にとっても厳しいもので、変温動物である魚類はどんどんと沈静化します。

初心者にはあまりおすすめできないシーズンであることには違いないですが、冬は冬なりに楽しむことのできる魚もいるのです。

根魚中心となってしまい、青物や秋魚に比べると小さくなってしまう傾向にあるようですが、引きの強さは一級品です。

カサゴ


カサゴは冬のショアジギングの主役とも言える魚です。

大きさは40グラムくらいと、夏場に釣り上げられる大型の青物に比べれば見劣りしますが、当たった時の引きとやり取りは釣り人を病みつきにさせます。

カサゴは根魚の中でも特に、当たった際、岩に隠れるという習性が強いため、すぐに中層まで引き上げる瞬発力が求められます。

もしも根に潜られた場合は焦って強く引いたり、タックルを振り回したりせず、ゆっくりとテンションをかけていき、カサゴが根負けするのを待ちましょう。

カサゴの身は非常に美味な半面、刺身にするには身が少し小さいです。

そのため、二度あげして骨まで食べられるように揚げるか、煮つけにするのがおすすめです。

キジハタ


またの名をアコウと呼ばれます。高級魚ですので、ロックフィッシャーの憧れの的とも言えるでしょう。

カサゴと同様、当たった際は根に潜る習性があるため、少々無理をしてでもすぐに引っ張り上げてしまいましょう。

ロッドが折れないか心配になる方もいると思いますが、普段皆様が使用しているショアジギング用タックルは夏場、10キロを超える青物を悠々と引き寄せるパワーがあります。

100グラムにも満たないロックフィッシュを上げるのは決して無理な動作ではありません。

煮つけにするのも良いですが、鍋料理にすることにより、身に弾力と旨味が生まれます。

ソイ


ソイはカサゴとほぼ同じ体格なので、同じメタルジグや仕掛けで釣り上げられる魚です。

ベストシーズンは初夏頃ですが、冬場でも釣れる一年魚なので、ボウズを回避する魚として釣り人から人気です。

夜行性のため、日中は活性化しません。夜釣りをメインとするのが良いでしょう。

ゴカイやイソメを主食とするカサゴよりもイワシやキビナゴなどの小魚を捕食する傾向が強いため、メタルジグを使うショアジギングなどではよく釣れる魚とも言えます。

おすすめの食べ方はやはり煮つけです。カサゴ同様、身は淡泊ですが、味の乗りがよく、人気の魚です。

あらにも旨味成分がたっぷりあるので、味噌汁に入れて出汁を取ります。

ショアジギングのタックル


ショアジギングでは、前述の通り、かなり大型の魚を相手にするため、相応に耐久力のあるタックル選びが求められます。

強烈なファイト(あたった後、から実際に釣り上げるまでの獲物とのやり取りのこと)や持久戦こそがショアジギングの醍醐味です。

ショアジギングの楽しさを余す事なく楽しむためには、装備品の妥協は許されません。

特に、初心者におすすめする、ライトショアジギングのタックル選びについて、装備品ごとに紹介していきます。

ショアジギングのロッドの選び方


ショアジギングにおいて、最も大事なのがロッドです。

大物とのやり取りをする際、一番負荷をかけてしまうのがロッド部だからです。

ポイントは3つあります。

  • よくしなること
  • ショアジギングは岸から沖まで一気に重いメタルジグを投げ込む必要があります。よくしなるということはその分反動と張力が強いので、遠投性能が抜群です。

    全長10.0フィート(3.04m)をくらいの長さがあれば、ライトショアジギングにおいて、張力は問題ないでしょう。

  • 折れないこと
  • よくしなるけれども、しなりすぎて折れては元も子もありません。しなるけれども折れない耐久性が必要です。

    折れないロッドはカーボンの含有率が非常に高い傾向にあります。

    カーボンはいわゆる炭素のことであり、日本刀の素材にも使われるくらい耐久性の高い元素です。

    大体含有率が90パーセントを超えているとライトショアジギングでは十分扱うことができます。

  • 重すぎないこと
  • 耐久性ばかり気にして、重さのことを忘れてはいけません。大体300グラム以下になるようにしましょう。

    300グラム以上になってしまうと、確実に疲れます。ショアジギングは遠くになげるという動作と激しいアクションが求められることが相まって、非常に体力の消耗が早いです。

    継続してショアジギングを楽しむためにも、体になるべく負担をかけないような重さのロッドを選ぶことも秘訣なのです。

以上、3つの要点を気にしながらロッドを選んでみてください。

ショアジギングのリールの選び方


ショアジギングでは、一般的に大型で強度のあるスピニングリールを使います。

選び方のポイントは2つあります。

  • 強靭であること
  • ロッド部では重すぎない事もポイントとして上げていましたが、リールの場合は多少重くても耐久性の高さはある程度確保しなければなりません。

    ノーマルショアジギングよりは軽いとは言え、やはり重たいメタルジグをしゃくり上げるライトショアジギングにおいて、最もアクション中に負荷がかかってしまうのはリールなのです。

    ロッドとのバランスを考える
    ライトショアジギングにおいて、ロッドとリールのバランスを考えることは最重要項目です。

    ロッドとリールの重量さがありすぎてもタックル全体が傾いてしまし、姿勢やフォームも崩れてしまいます。

    先にロッドを購入しておき、リールについては釣具店の店員さんと相談しながら実際、試しに取り付けてもらうなどをして、しっくりくるものを選ぶのが良いでしょう。

以上、2点に注意しながら、リールを選んでみてください。

ショアジギングの道糸の選び方


ショアジギングでは、PEラインとフロロカーボンラインと呼ばれる道糸が使われますが、どちらの道糸も一長一短です。

2つの道糸を比べてみましょう。

  • PEライン
  • 強くて、軽くて、高感度という3拍子よく揃った道糸です。

    後に紹介するフロロカーボンラインよりも安価なのに加え、ライトショアジギングではそこまで耐久性を必要としないため、PEラインがよく用いられる傾向にあります。

    ただし、摩擦には弱いため、ヒットした魚が暴れた際、海底や障害物にぶつかるとすぐにばれてしまいます。

    特に、冬場のロックフィッシュを狙ったショアジギングではあまりおすすめ出来ません。

  • フロロカーボンライン
  • PEラインよりも強く、摩擦も耐えうる力、そして、PEラインにはない使いまわし性能の良さも特筆できます。

    PEラインは使い捨てか、多くて2回使いまわせばもう使い物になりません。一方で、フロロカーボンラインはうまく使えば4回くらいは使いまわしが可能です。

    リールに糸を巻き混んでおく下準備をする回数が減り、作業が楽になります。

双方の長所をより高め、短所を補い合う手法として、PEラインとルアーの間にフロロカーボンラインを1.5メートルほど使うという手法もあります。

準備に時間がかかってしまいますが、PEラインがよく切れるという方にはおすすめです。

初心者でもわかるショアジギングのアクション


ショアジギングのアクションは大きく分けて4つありますが、それぞれ詳しくご紹介していきます。

ショアジギングは一般的に派手なアクションが多く、一見すると難しく見えてしまいますが、やり方を一つ一つ掻い摘んでみると意外と単純だったりします。

アクションをいくつか覚えておくことで、海や魚の様子・状態に合わせた釣り方ができるようになるでしょう。

ただ巻き


読んで字のごとく、投げたメタルジグをただ巻くアクションのことを指します。

ただ巻くだけで本当に釣れるのか疑問に思う方もいるかもしれませんが、結構安定して釣り上げられます。

特に、夏場、青物が活性化している時や、秋口、シーバスなどが悪食になっている時は特に変わったアクションをしなくてもアタリが来ます。

一番のメリットはアタリを感じやすく、すぐにヒット後の動きにつなげられる点です。

魚とのやり取りにおいて、後手に回ることも少ないでしょう。

ただし、気温が下がってくる時期や時間帯になってくると、中々ただ巻きだけでは釣れなくなるので、あくまでも楽なアクションであり、武器にするものではないという認識を持っておきましょう。

ワンピッチジャーク


ショアジギングにおけるアクションの中では一番基本となるアクションでしょう。ほとんどのショアジギンガーが習得しているアクションなので、覚えておいて損はないです。

必須スキルと言っても過言ではありません。

ワンピッチジャークは読んで字の通り、一定のリズムに合わせてタックルをしゃくり上げたりおろしたりするモーションのことを指します。

大体しゃくり上げの高低差は30センチほどが良いと言われています。

ワンピッチジャークをすることによって、メタルジグとしての動きはまるで、青物に襲われ、逃げまどい、どんどん海底に行こうとする小魚みたいな演出ができます。

コツはしっかりと脇にロッドのグリップを挟み込むことです。体で重いショアジギングタックルを上下させるようにしましょう。

もしも、腕の力だけでアクションをさせようとすると、まず、疲労感がとてつもないですし、下手をすると手首を傷める恐れもあります。

リールの巻き取りは1アクション(上下する動作で1セット)に1巻きくらいが目安です。

遅いと不自然ですし、早いと青物たちがメタルジグに食いつけなくなってしまうのです。

ショアジギングにおいては、ワンピッチジャークが7割くらいをしめると言っても過言ではありません。

動きも簡単ですので、初心者の方はワンピッチジャークを主流にしてショアジギングをしてみましょう。

ジャカジャカ巻き


ジャカジャカ巻きはより、逃げまどい、挙動が不振になっている小魚を演出する際におすすめのアクションです。

メタルジグを投げ込んだら、タックル全体を小刻みにじゃかじゃかと振ってアクションをしましょう。

難しいことなんて何も考えなくて大丈夫です。手を休めずに、じゃかじゃかとメタルジグをしっかり動かすことだけが必要です。

ジャカジャカ巻きをすることによって、メタルジグは小刻みに震えながら深い場所に沈んでいきます。

追い詰められて逃げ場所を求める小魚を演出することができ、狙いにしている青物や産卵シーズンの大型魚類達の食欲を刺激することでしょう。

先に紹介した、ワンピッチジャークに似ていますが、似て非なるものですので注意してください。

ワンピッチジャークがある程度一定のテンポ、上下差が必要であるのに対し、ジャカジャカ巻きはとにかく揺らして巻き取るものです。

巻き取る速度についても決まりはありません。

コツとしては、不規則にフォール(メタルジグやルアーを止めて、海底に沈めること)を入れてやることです。

フォールによって生じる小休憩がフィッシュイーターの食らいつく隙になるのです。

魚は本能的に、不意な動きに対して注目してしまうので、ジャカジャカ巻きのフォールは非常に効果が大きいです。

ナブラが立っているような場所にメタルジグを放り込み、ジャカジャカ巻きをしているだけで簡単に釣り上げることができたりします。

ロングジャーク


ロングジャークも覚えておきたいアクションの一つですが、先に紹介したアクションよりも、より食わせるという意識が必要なアクションです。

方法は難しくありません。

メタルジグを投げた後、ロッドを大きく振ります。この時、ふり幅は海面と水平になっているところから頭の上あたりくらいまで持っていくくらい大きく振り上げます。

大きく振り上げることにより、長い糸ふけ(リールから出た糸のこと)ができると思うので、タックルを元の位置まで下げながらリールを回し、糸を回収しましょう。

ワンピッチジャークと比べられることがよくありますが、非常に疲れるアクションの一つでもあります。

風の強い日は特に、糸ふけが流されてしまうので、難しいアクションとも言えるでしょう。

ただし、確実に魚がいる場所に投げ込むことによって、絶大な効果を発揮します。

前述の通り、魚は自分の視界から消えようとするものに対して敏感に反応します。

ロングジャークにより、メタルジグを一気に引き上げることにより、上下する小魚の素早い動きを演出できるのです。

コツとしては、タックルをしゃくる際はしっかりと着底を確認してからにしましょう。

底につけることによって、余すことなく、広い範囲へのアプローチが可能になるのです。

魚の活性に合わせていくつかのジャークを組み合わせよう


その日の活性に合わせていくつかのジャークを組み合わせて、ベストなアクションを見つけていくのが、ショアジギングのコツです。

魚は海の環境は天候に対し、非常にデリケートです。

さっきまでは釣れていたジャークをしていても、日が傾いてくると、一向に釣れなくなってしまったなんていうことはよくあります。

まず最初はメタルジグを投げて、ただ巻きで魚の反応を見てみましょう。

もしもただ巻きではどうにも釣れない場合はワンピッチジャークに切り替えるのが良いです。

ワンピッチジャークでも釣れない場合は、狙っているボトムが違う可能性もあるため、ロングジャークでしっかりとメタルジグを下まで落とし込む方法に切り替えていきます。

魚は一般的に風雨が出ている時や温度が極端に低い時は不活性になります。そういった魚の習性をいかに早く気づくことができ、素早くアプローチの方法を変えていけるかがポイントです。

おすすめのメタルジグ4選


わたしがライトショアジギングをしている際、絶対に持っていく、4種類のおすすめメタルジグを紹介していきます。

メタルジグはショアジギングの中でも一番重要な装備品のひとつです。

メタルジグの出来栄えや質ひとつで釣果がかなり左右されます。

魚の食欲をそそる動きをするだけでなく、軽快かつ豪快なアクションができるメタルジグはどのようなものがあるのでしょうか。

【青物狙い】DAIWA「TGベイト45g PHグリーンゴールド」


青物を狙うのであれば、まず、DAIWA「TGベイト45g PHグリーンゴールド」は外せない商品です。

45グラムと、メタルジグの中では中型サイズですので、ライトショアジギング専用のジグとも言えるでしょう。

軽いメタルジグは風などにあおられやすいので、一般的にロングキャストには向いていないと言われていますが、DAIWA「TGベイト45g PHグリーンゴールド」の場合は大丈夫です。

鉛の1.7倍の比重を持つ、タングステン製であるため、小さくてもウエイトのバランスが非常によく、遠くまで投げることができるでしょう。

他のメタルジグでは大きすぎて食いつくことができないターゲットを狙うのにも使います。

また、狙いを騙すことにも非常に長けています。

イワシを模したリアルな装飾だけでなく、ただ巻きでもリアルな揺れを起こすだけでなく、フォール時には海面に対して水平に落ちていくため、追いかけられて弱ったベイトを演出することができます。

ライトショアジギングでは、45gサイズを使うのがおすすめですが、他にも、一番重いもので150g、軽いもので15gまでと、サイズも様々です。

スーパーライトショアジギングやノーマルショアジギングでも似たようなメタルジグを使いたいのであれば、他のサイズを購入しましょう。

飛距離・アクション性能・重さと、3拍子揃った名器としておすすめします。

  • 重量:45g
  • サイズ:64mm
  • 値段:3280円

【秋のショアジギング向け】DAIWA「ファントム3 28g CHブルピン」


秋口、シーバスやタチウオなどが産卵に向けて活性化してきたら、DAIWA「ファントム3 28g CHブルピン」がおすすめです。

わたしはよくDAIWA「ファントム3 28g CHブルピン」を秋のショアジギングに持っていきます。

重量は28gであり、ライトショアジギングはもちろんのこと、スーパーライトショアジギングでも使用が可能なほど、軽いメタルジグです。

小さいメタルジグの割りには大きな魚をひっかけることができます。

針のフック表面はフッ素加工が成されており、従来の塗装加工に比べてもフッキング性能がかなり向上しました。

実際に使ってみると、従来のメタルジグフックとの違いがわかると思います。

DAIWA「ファントム3 28g CHブルピン」を使うまでは捉えきることができなかった僅かなアタリでも掛けやすいです。

感触としては本当にスムーズに刺さるというような感じで、嫌な手ごたえがほとんどありません。

ボディカラーについても、日光の反射を重点的に研究した仕様になっているのが特徴的です。

特殊なホログラム加工による細かい凹凸はイワシや味などの細かい鱗を反射する日光を演出することができ、ターゲットに強いアピールをします。

水中でのフッキングに苦手だという方は一本持っておいても損しない逸品です。

  • 重量:28g
  • サイズ:85mm
  • 値段:1000円

【冬場のショアジギングはこれ】RUDIE’S「根魚メタル 20g 金丸シークレット」


冬場のショアジギングで根魚を狙うのであれば、RUDIE’S「根魚メタル 20g 金丸シークレット」は購入しておいた方が良いメタルジグでしょう。

根魚狙いでショアジギングをする際、心配になるのが根がかりだと思います。

実際わたじも冬場のショアジギングでは根がかりで何本もロスト(ジグやルアーを海の中に落とすこと)することを経験しています。

しかし、RUDIE’S「根魚メタル 20g 金丸シークレット」は元々スレ場(障害物がたくさんあるような場所のこと)で大きい根魚を狙うことに特化したものですので、根がかりロストの心配が極端に低くなります。

根魚専用で造られた、オリジナルのフックは左右に大きく広がるため、あらゆる角度からの食いつきにも対応・フッキングすることができるでしょう。

RUDIE’S「根魚メタル 20g 金丸シークレット」の大きな装飾のポイントとして、大きな目を模した、グローアイでしょう。

グローアイは海の中で発光するため、夜行性であるガシラやカサゴなどに対するアピール力が抜群です。

ラトル音も最適な音域・音量が鳴るように設計されており、小さすぎてターゲットに聞こえなかったり、大きすぎてかえってターゲットから警戒されてしまうなんてことがないように作られています。

冬場、根魚狙いのライトショアジギングをする際はぜひとも、第一投目にRUDIE’S「根魚メタル 20g 金丸シークレット」を使用してみてください。

  • 重量:20g
  • サイズ:75mm
  • 値段:1000円

【砂地でのショアジギングに】SHIMANO「熱砂 スピンビームTG」


砂浜から思いっきり沖に向かって投げる、ヒラメ狙いのショアジギングをするのであれば、SHIMANO「熱砂 スピンビームTG」がおすすめです。

SHIMANO「熱砂 スピンビームTG」はまさに、ヒラメ釣りのために生まれたメタルジグと言えるからです。

先に紹介したおすすめメタルジグのどれよりも非常にシンプルなただ巻きでも十分食わせられます。

極端なスイムアクションでバタバタと泳いでくれます。

ただし、ヒラメを狙うからには、タナ(狙う場所のこと。ヒラメの場合は海底)をしっかりと測っておく必要があります。

タナ計測を怠ってしまうと、SHIMANO「熱砂 スピンビームTG」の効果が半減してしまうことでしょう。

飛距離についても問題はありません。トリプルフック(フックがタコのように3又にわかれている針のこと)を搭載している割りにはよく飛びます。

これは、メタルジグ内部にタングステンを搭載しているからです。

ヒラメの豪快な食いつきを楽しみたいのであれば、SHIMANO「熱砂 スピンビームTG」は購入しておきましょう。

  • 重量:42g
  • サイズ:68mm
  • 値段:2000円

根掛かりでロストすることも多いので、ジグは複数持って行こう


結構根掛かりとかでロストがしやすいので、いくつか持って行っておくのが良いでしょう。

ロストした際に一番ありがちなのが、「今使ってたメタルジグ、めちゃくちゃ釣れていたのになぁ~。」ということです。

チャンスとツキを逃さないようにするためにも、お気に入りのメタルジグは複数個持っていくのがおすすめです。

ロストしやすいため、自分お気に入りのメタルジグもコスパがいいものを選ぶと、統一感が出て、繰り返し使いたくなります。

ショアジギングと根がかりロストは切っても切り離せない関係なので、ロストしてしまっても落ち込まず、切り替えていくことが大事です。

ショアジギングで大きな青物を狙おう!


ショアジギングの醍醐味はなんといっても、岸辺から思いっきり投げて、豪快にタックルをアクションさせる、見た目のかっこよさにあります。

体力的には疲れてしまいますが、苦労した分、釣り上げることのできる魚の大きさも大きいです。

ここまで読んだ皆様なら、きっとショアジギングに関する知識はばっちりのはずです。

後は足を一歩踏み出し、実際に大きなタックルで仕掛けを投げ込んでみましょう。


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