バス釣り最強ルアー20選を紹介!ルアーのタイプやカラーの選び方も丁寧に解説します
投稿者:ANGLERりゅーちょい
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「バス釣りをもっと極めたいけど、どんなルアーを使えば良いのか分からない」
「今までルアーの使い分けを意識したことはあまりなかったけど、使い分けることで何か変わるのかな?」
多くの釣り人を熱中させるターゲット「バス」を釣るために様々なルアーが開発されていますが、種類が多すぎてどんなものを選べば良いのか分からない方も多いでしょう。
本記事ではバス用ルアーをソフトルアーとハードルアーに分けて20個紹介します。
各ルアーがどんな状況に適しているのかもご紹介するので、自分に合ったルアーが見つかるでしょう。
ソフトルアーやハードルアーの種類と、種類ごとに適したシチュエーションも解説します。
状況に応じてルアーのタイプやカラーを使い分けられるようになれば、食いつきが悪いときでも適切なルアーに付け替えて、釣果を上げることが可能です。
自分に合ったルアーを複数見つけ、状況に応じて使い分けられるように使い方をマスターしていきましょう。
バス釣りを極めるならバス釣りに特化した専用ルアーを使おう
もちろん普通のルアーでもバスは釣れますが、「大型のブラックバスを狙いたい」「もっとたくさんのバスを釣りたい」と思うのなら、性能にこだわった専用ルアーを使うべきです。
バス釣り用ルアーは主にブラックバスをターゲットにする場合の最強ルアーで、上手に使うことで釣果アップに繋がるでしょう。
とはいえ、すべてのルアーが玄人向けというわけではありません。
初心者の方でも扱いやすいものもありますし、バスだけでなくオールマイティに使えるものもあります。
バス釣り用のルアーをタイプごとに紹介していくので、自分に合ったものを見つけて釣果アップに繋げてください。
バス釣りに使用するルアーの種類
バス釣りに使用するルアーを、ソフトルアーとハードルアーに分けてそれぞれ紹介します。
ソフトルアーは柔らかいミミズのような形をしたものが多いルアーで、初心者にも扱いやすいものが多いです。
ハードルアーはプラスチックや木、金属で作られており、虫や小魚を模したものが多いです。
ソフトルアーもハードルアーもそれぞれさらに細かい種類に分けることができるので、どんなタイプのものがあるのかも一緒に紹介していきます。
ソフトルアー
ソフトルアーは名前の通り柔らかいルアーで、ワームとも呼ばれます。
ワームは主にミミズなどの虫や小エビを模した、グニャグニャとしたルアーです。
扱いが簡単なものも多く、例えば表にあるグラブ系やカーリーテール系はリールを巻くだけの「ただ巻き」で十分なアクションを付けることができます。
ハードルアー
ハードルアーはソフトルアーとは反対に硬いルアーで、主にプラスチックや木、金属で作られています。
ソフトルアーと同じくただ巻きするだけで使えるものも多いですが、他にも様々なルアーアクションが可能です。
例えばリールを巻いたり止めたりする「ストップ&ゴー」や、ルアーの首を振らせる「ドッグウォーク」など、慣れてきたら色々なアクションの練習をしてみましょう。
プラグ
プラグはプラスチックや木で作られている浮力のあるルアーで、浮力や形、目的に応じてさらに細かい種類に分けることができます。
同じプラグ系ルアーでも色々な形のものがあり、使い方が違います。
それぞれのプラグについて解説していくので、どんな使い方をするのかイメージしながら読み進めていきましょう。
トップウォーター
トップウォーターは浮力の大きなプラグで、表層と呼ばれる水面付近を狙う同名の「トップウォーター」という釣り方に適したプラグです。
「トップウォーター」は水面を泳ぐルアーに魚が食いつく瞬間を見ることができる迫力ある釣りとして大人気で、バス釣りでも楽しめます。
同じトップウォーターでも様々な形のものがあり、さらに細かい種類に分けられますが、総じて水面付近を泳ぐ浮力の高いルアーがトップウォーターです。
トップウォーターの中にはナチュラルな泳ぎを得意とする、鉛筆のように細い形をしたペンシルベイトや、アピール力の高いポッパーなどがあります。
またプロペラが付いているスイッシャーと呼ばれるものは、リールの巻き方によって様々なアクションを付けることができるので、ルアーに慣れてきたら使ってみるといいでしょう。
ミノー
ミノーは小魚を模したプラグで、トップウォーターの中でも細身のシルエットをしたものが多いです。
ターゲットごとに豊富な種類のミノーがあり、バス釣りはもちろん他の様々なターゲットに適したミノーがあります。
淡水にも海水にも有効な定番ルアーとして、多くの釣り人から重宝されているのがミノーです。
クランクベイト
まるっとしたボディと、「リップ」と呼ばれる口から生えたヘラがクランクベイトの特徴です。
クランクベイトは浮力を持ったルアーであるプラグの1種でありながらも潜行を得意とし、リップが水をかくことで素早い潜行が可能です。
またリップが水をかくことで生まれる強い振動はアピール力が高く、バスをはじめとしたターゲットとなる魚を呼び集めます。
バイブレーション
バイブレーションは名前の通り振動するルアーで、リールを巻いてルアーを引くだけで小刻みに震え、振動によって魚たちにアピールします。
リールを一定の速度で巻く「ただ巻き」だけでアピールできるので、初心者の方にも扱いやすく、広範囲を効率的にサーチすることができるでしょう。
スピナーベイト
スピナーベイトは金属製のブレードと小魚を模したヘッドと呼ばれる部分がワイヤーで繋がれたルアーで、ヘッドからはヒラヒラとしたスカートが生えています。
スピナーベイトの特徴的な見た目から「何を模したルアーなんだ?」と疑問に思う方も多いでしょう。
スピナーベイトは小魚の群れを摸しており、金属製のブレードによる光の乱反射と振動により、ターゲットに小魚の群れが泳いでいると錯覚させます。
後述するバズベイトと並んで、非常にアピール力の高いハードルアーです。
バズベイト
スピナーベイトと似た見た目をしているバズベイトは、スピナーベイトの金属製ブレードの代わりにプロペラが付いたルアーです。
バズベイトのバズ(BUZZ)とは「騒音」という意味で、水の抵抗を受けて回転するプロペラが魚たちに対して猛アピールします。
キャスト時の飛距離が伸びにくいのがバズベイトの欠点でしたが、近年では飛距離の問題を解決し、キャスト性能の高いものも出ています。
ラバージグ
宇宙人のような見た目をしているラバージグはオモリとフックが一体となったルアーで、エビに近い動きでターゲットを誘います。
ラバージグの無数に生えたスカートがヒラヒラと動くことで自然な水流が発生しターゲットに警戒心を抱かせずアピールすることが可能です。
またスカートはアピール力を高めるだけでなく障害物へのすり抜け性能も高めており、根がかり(ルアーが水中の藻や地形などの障害物に引っかかること)しづらいのもラバージグの特徴です。
バス用ルアーの選び方
ソフトルアーとハードルアーそれぞれの選び方を解説します。
ソフトルアーはハードルアーと比べると安価なものも多く、扱いが簡単なものが多いので初心者の方でも扱いやすいでしょう。
ハードルアーははじめの内は扱いやすい「ただ巻き」するだけで使えるものを選ぶと、比較的簡単に釣果を上げることができます。
まずはより扱いが簡単で選びやすいソフトルアーについて解説していきます。
ソフトルアーは好みで選んでOK
ソフトルアーは種類に関係なく、初心者の方でも扱いやすく釣りやすいので、好みで選んでOKです。
ただし、状況に応じて最適なものは変わるので、以下の2点は頭に入れておきましょう。
ポイント1:ワームの種類・特徴を理解する
ポイント2:状況に応じてカラーを使い分ける
それぞれのポイントについて解説するので、状況を見て適切なソフトルアーを使いこなせるようになりましょう。
ポイント1:ワームの種類・特徴を理解する
ワームの種類ごとの特徴を理解し、適切なものを選べるようになりましょう。
尾の部分が太めでカールしたものです。ただ巻きするだけ良いので初心者向き。
真っ直ぐな形のワームで、ミミズを意識したもの。状況に応じて長さを選べます。
ストレートの中でも尾が細くヒラヒラしており、アピール力高めのもの。
小魚のような形のワーム。沈下させたりただ巻きするだけで細かく振動しアピールできます。
尾の部分がピンと尖った、小魚のような形のワーム。柔軟で機敏な動きが可能です。
1990年代に大流行した、サリガニやエビを意識したワーム。平たい尾部分が水を受けフワフ浮かびます。
中が空洞で、尾にスカートが付いています。障害物に強くスレバスにも有効です。
自分のスタイルや、魚の食いつきを見ながら使い分けてください。
食いつきが悪いときは魚たちのルアーに対する警戒心が高くなっている可能性があるので、自然なアピールのできるストレート系やチューブワーム系を使ってみましょう。
ポイント2:状況に応じてカラーを使い分ける
なかなか釣れないときでもワームの色を変えた途端に釣れはじめることも多いです。
カラーごとの違いを覚えて、状況に応じて使い分けられるよう複数のカラーを持っておくようにしましょう。
ウォーターメロン
スイカのようなグリーンの、どんな状況にも対応できる万能型です。
水の色がクリアでも濁っていても有効で、さらに濃い緑の「グリーンパンプキン」も使い勝手が良いでしょう。
ピンク系
濁った水や魚たちがお腹を空かせた高活性時の1投目に有効なカラーです。
自然界ではなかなか見ることのないピンクは好奇心の強いバスたちの興味を引きやすく、濁った水の中でも目立ちます。
ブラック系
夜釣りに最適なのがブラックです。
実は夜闇の中で最も目立つのはブラックで、月明かりを背にして黒のワームのシルエットがくっきりと浮かび上がります。
月明かりを背にしたときに目立つ色なので、夜釣りで中層~表層を狙うときに使いましょう。
パールホワイト系
ブラックとは反対に晴れた日中に活躍します。
日光が透けてワームが光を乱反射することで、水中のバスからはまるで小魚のお腹のように見えるカラーです。
レッド系
バスが好む色で、他のカラーが効かないときに試してもらいたいカラーです。
レッドは実は水中ではナチュラルに近づく色で、ラメとも相性が良い色です。
ラメをナチュラルに使いたいときにも使ってみてください。
ワームのカラーは水の濁り具合や天候、朝なのか夜なのか時間帯を意識して選ぶようにしましょう。
ハードルアーを選ぶ2ステップ
ハードルアーの選び方を2ステップに分けて解説します。
STEP1:500円以上のルアーを選ぶ
STEP2:ただ巻きだけで釣れるルアーを中心に揃える
上記のステップを意識して選ぶことで、バス釣り入門者の方でも安心して使い勝手の良いルアーを選ぶことができます。
STEP1:500円以上のルアーを選ぶ
ハードルアーではなるべく500円以上するものを選ぶようにしてください。
価格が高ければ良いというわけではありませんが、安すぎるルアーを選ぶと動きが鈍かったり扱いづらさを感じたりという場面が増えます。
500円という金額を目安にルアーを選ぶことで、使い勝手の良いものを自然と選ぶことができるでしょう。
STEP2:ただ巻きだけで釣れるルアーを中心に揃える
ハードルアーを使う場合、様々なルアーアクションを取り入れて魚を誘うことが多いでしょう。
経験や技術にまだ自信がない内や初心者の方は、リールを一定の速度で巻く「ただ巻き」だけで使えるものを中心にルアーを揃えるのがおすすめです。
上記はただ巻きだけでも魚がよく釣れるルアーです。
まずは上記のものを中心にルアーを揃え、慣れてきてステップアップしたくなってきたら好みに合わせてルアーを選ぶといいでしょう。
ステップアップするときは取り入れてみたいルアーアクションから逆算して、やりたいアクションに向いたルアーを選ぶのもおすすめです。
バスが釣れる!最強爆釣ルアー20選
バスがよく釣れるおすすめのルアーを、ソフトルアーとハードルアーに分けてそれぞれ10個ずつ紹介します。
各ルアーの特徴やどんな状況に向いているかも解説するので、自分に合ったものを見つけてたくさんのバスを釣り上げてください。
バス釣りにおすすめのソフトルアー10選
バス釣りにおすすめのソフトルアーをタイプ別に10個紹介します。
ソフトルアーはただ巻きするだけで使えるものも多く、価格も安価で1袋にたくさん入っているので使い勝手が良いでしょう。
それぞれの特徴を解説し、どんなシチュエーション、どんな方に向いているのか紹介するので、自分に合ったソフトルアーを見つけてください。
第1位【抜群の使い勝手】ジャッカル「フリックシェイク」
ジャッカルの「フリックシェイク」はストレートワームにカーブを付けることで、本物の虫らしい艶かしい動きを可能にしたワームです。
竿先を軽く動かすことで水中に落としたワームに自然な動きを付けることができます。
また沈下時にもワームの両端から微弱な波動が発生し、警戒心の高いターゲットにも抜群のアピール力を発揮するでしょう。
価格が安価な上に1袋にたくさん入っているので使い勝手が良く、サイズ展開も豊富なのでシチュエーションに応じて最適なものを選びやすいのも特徴です。
第2位【ただ巻きだけで抜群のアピール力】ゲーリーヤマモト「4インチグラブ」
ただ巻きするだけで抜群のアピール力を発揮するゲーリーヤマモトの「4インチグラブ」は初心者の方でも扱いやすいワームとしておすすめです。
グラブはワームの尾が大きくカールしており、ただ巻きするだけでカールした尾が水を受けピロピロと動きます。
尾のピロピロとした動きで魚を誘うので、ただ巻きで十分なアピールをしつつ広い範囲を探ることも可能でしょう。
第3位【味と匂いで魚を誘う】ジークラック「ヤーマンスティック」
味や匂いがついた一風変わったストレートワームとして、ジークラックの「ヤーマンスティック」を紹介します。
「ヤーマンスティック」に配合されたジークラックオリジナルの「S.A.Fマテリアル」によって味と匂いが発生し、魚に対してより強力なアピールが可能です。
ちなみに「S.A.F」はそれぞれソルト(SALT)、アミノ酸(Amino)、フレーバー(Flavor)の頭文字をとっており、「S.A.Fマテリアル」はまさに味と匂いのマテリアルといえます。
形はオーソドックスなストレートワームなので、水中でチョンチョンと動かして魚を誘ってみてください。
私達から見るとミミズに見えるストレートワームは、水中で魚から見るとミミズはもちろん、動かし方次第で小魚など他のえさに見えることもあります。
どんな動かし方がより釣れるか、色々試してみるのも面白いですね。
第4位【大きく震える尻尾でアピール】ゲーリーヤマモト「ハートテール」
名前の通りハートの形をした尻尾が左右に大きく揺れることで、抜群のアピール力を発揮するのがゲーリーヤマモトの「ハートテール」です。
ただ巻きするだけで水流を受けた尻尾が揺れて魚を誘い、泳ぐ姿勢も安定しているので、初心者の方でも扱いやすいでしょう。
カラーはナチュラルなものを中心に揃え、晴れた日に使いやすいパールホワイトもあります。
第5位【数釣りに最適】ゲーリーヤマモト「ピンテールワーム」
とても細くて小さいゲーリーヤマモトの「ピンテールワーム」は、警戒心の強いスレたバスにも有効なおすすめのワームです。
ワーム自体が小さいので小型のバスの食い付きも期待でき、小さく視認しづらいので警戒心の高まった状態のバスにも見切られにくいです。
どうしても釣れないときやたくさんのバスを釣る「数釣り」をしたいときに使ってみてください。
小さいので色はレッドやピンクなどの目立つ色を選びましょう。
第6位【フレーバー配合でバスを誘う】デプス「チューブリンガー」
バスが好きなフレーバーを配合するデプスの「チューブリンガー」は、カラー展開も豊富なのでシチュエーションに応じた使い分けも容易です。
通常のチューブワームにはない両端の2本の足によってワームの表面積を広げ、フレーバーをより多く拡散できるようになっています。
万能カラーのウォーターメロンはもちろん、夜釣りにおすすめのブラック、目立ちやすい鮮やかなカラーも揃っているので、水の状況や天候を見て使い分けましょう。
第7位【ラトルセットでアピール力アップ】ジャッカル「アンモナイトシャッド」
ただでさえアピール力抜群な上に、鳴り物をセットすることでさらにアピール力を高めることも可能なジャッカルの「アンモナイトシャッド」を紹介します。
「アンモナイトシャッド」はルアーメーカーとして名高いジャッカルが制作したルアーの中でもロングセラーの製品であり、高い人気を保ち続けているルアーと言えるでしょう。
ただ巻きしたり沈下させたりするだけでワームが水の抵抗を受け、細かく振動しターゲットを誘う波動を出すのがシャッドテールワームの特徴です。
扱いやすくアピール力が高いのがシャッドテールワームの売りですが、「アンモナイトシャッド」は「ラトル」と呼ばれる鳴り物をセットできるようになっています。
鳴り物をセットすることでアピール力を上げることも可能ですし、バスが警戒心を高めて食いつきが悪くなっているときは鳴り物を外してより自然な誘いに切り替えることも可能です。
状況に応じて使い分けができる、便利なルアーと言えるでしょう。
第8位【肉厚ツインテールが波動を生む】デプス「デスアダーグラブ ツインテール」
肉厚のテールが水流を受けることでアピール力抜群の波動を発する、デプスの「デスアダーグラブ ツインテール」を紹介します。
髪型のツインテールのように、2本のカールしたテールがついたグラブをツインテールグラブと呼びます。
水を受ける部分が通常のグラブと比べて2倍なので、アピール力も当然アップしています。
肉厚であり比重もあるので、オモリをつけなくても十分に遠投可能なのも嬉しいポイントです。
バズベイト並のアピール力を持つワームなので、魚のお腹が減っている高活性時や、はじめてのポイントでのサーチに役立ててください。
第9位【身切れしにくく長く使える】カハラジャパン「KJパドルテールワーム」
身切れしづらく長く使えるパドルテールワームとして、カハラジャパンの「KJパドルテールワーム」の紹介です。
柔らかいソフトルアーは長く使っているとどうしても劣化し、身切れといって切れてしまいます。
長く使えることはルアー代の節約になるだけでなく、同じルアーを使い続けることで使い方が分かり、扱いが熟練することにも繋がるでしょう。
様々なアクションを付けやすいワームでもあるので、長く使って色々なアクションを身につけましょう。
第10位【2種類の波動で魚を誘う】ジャッカル「フリックカーリー」
1位で紹介したフリックシェイクのカーリーテール版、ジャッカルの「フリックカーリー」は2種類の振動を発しターゲットを誘います。
尾の部分は細くカールしており、水流を受けて独自に小刻みな振動を発します。
また尾だけではなく本体部分も水流によって、尾の部分とは違う周期で振動します。
2つの振動が合わさり、ターゲットに対して一味違った強力なアピールをするルアーです。
バス釣りにおすすめのハードルアー10選
バス釣りにおすすめのハードルアーを、タイプ別に10個紹介します。
ソフトルアーと比べて様々なアクションを付けられるのがハードルアーの魅力の1つですが、ただ巻きするだけでも十分に使えるものを中心に選びました。
ただ巻きはもちろんアクションを付けられるものも紹介するので、慣れてきたら色々なアクションにも挑戦してみましょう。
第1位【圧倒的集魚力】ジャッカル「TNシリーズ」
ジャッカルからバイブレーションルアーとして非常におすすめできるのが「TNシリーズ」です。
ただ巻きするだけでルアーの頭が水を受け、ルアーが小刻みに震えることでターゲットにアピールするのがバイブレーションルアーです。
「TNシリーズ」のサイズ展開は5種類と多く、小型のバスをたくさん釣りたいときから大物にとことんこだわりたいときまで、幅広くカバーしてくれます。
ルアーの中に鳴り物が入れアピール力を高めたタイプと、鳴り物を入れずに警戒心の高いターゲットに自然にアピールするタイプがあるので、状況によって使い分けましょう。
もしも「まずは1個使ってみたい」と思うなら、オールラウンダーモデルの「TN/60」がおすすめです。
岸釣りやボート釣り、溜池や天然湖など、様々な状況で重宝します!
第2位【スピニングにもベイトにも】メガバス「POPX」
絶妙なサイズ設定でスピニングにもベイトにも使いやすく、ポイントが良ければ少し待っただけで釣れるのがメガバスの「POPX」です。
ポッパーの特徴はルアーの口が大きく空いているところで、口で水を受けてバスにアピールをします。
ポッパーの口が水を受けると「ポコっ」という空気音がし、魚を誘います。ポッパーが出す空気が「ポップ音」と呼ばれることが、ポッパーという名前の由来です。
ただ巻きするだけでも十分なアピール力がありますし、慣れてくれば様々なアクションを付けられるので、バス釣りの楽しみ方の幅が広がるでしょう。
第3位【逃げ惑うリアルな小魚】ジャッカル「RISER BAIT」
食べられそうになった小魚が水面を逃げ惑うリアルな姿を摸したのがジャッカルの「RISER BAIT」です。
小魚は食べられそうになると必死で逃げ惑い、水面を小さくジャンプしながら勢いよく泳ぎます。
「RAISER BAIT」はモーターでもついているかのように勢いよく水面を泳ぎ、バスに「小魚だ!」と瞬間的に判断させ食いつかせるのです。
ただ巻きに近いアクションで一気にリールを巻く「高速巻き」や、リールを巻くのを止めればピタッと止まるので「ストップ&ゴー」などのアクションに向いています。
第4位【投げやすいバズベイト】ジャッカル「DERABUZZ」
ジャッカルの「DERABUZZ」はバズベイト特有の投げにくさを解消した、痒い所に手が届くルアーです。
プロペラが付いたバズベイトはキャスト時に空気抵抗を受ける面積が広く、どうしても投げにくさを感じるものでした。
「DERABUZZ」ではプロペラにウイングを付けたり、ルアーをコンパクトにすることで空気抵抗を減らし、バズベイトの良さを残したままキャスト性能をアップしたのです。
水中ではプロペラの回転と20本のスカートが揺らめくことでターゲットに強いアピール力を発揮します。
「遠くまで投げたいけど、アピール力も捨てたくない」というワガママに応える一品です。
第5位【オールラウンドなラバージグ】TAKAMIYA「FALKEN R WAG TAIL」
「FALKEN R WAG TAIL」は長いスカートと短いスカートを組み合わせることでよりダイナミックな動きを実現し、バスに対して強くアピールします。
ラバージグの中でもオールラウンダーの位置に属するのがラウンドヘッドと呼ばれるタイプで、「FALKEN R WAG TAIL」もラウンドヘッドタイプです。
丸くて小さなヘッド部分と、針を隠すスカートのおかげで障害物に対するすり抜け力が高く、根がかりしづらいので初心者の方も安心して扱えるでしょう。
障害物がある場所にもない場所にも向いており、アピール力も高いので、様々な場面で活躍できるルアーといえます。
第6位【2通りの使い方が可能】ジャッカル「MICRO POMPADOUR」
「MICRO POMPADOUR」は2通りの使い方ができるクランクベイトのルアーで、強いアピール力を持っています。
リールを巻いて「MICRO POMPADOUR」を泳がせると、ルアー両わきについたウイングと尾についたプロペラにより水流が起こり、魚を誘います。
ただ巻きするだけでも十分なアピールが可能なので、初心者の方にも扱いやすいでしょう。
またリールを引かずに竿先を細かく揺らすこと(シェイク)で、水に落ちた虫のようなアクションをさせることも可能です。
ただ巻きで使ってもよし、シェイクさせてもよしの、色々な使い方が楽しめるルアーです。
第7位【オールラウンドなペンシルベイト】メガバス「GIANT DOG-X」
ペンシルベイトの中でもオールラウンドに使えるモデルとして人気が高いのが「GIANT DOG-X」です。
高い浮力を持ち水面を探るのにも適したのがペンシルベイトですが、高速巻きをすることで様々な場所を効率よく探ることができるでしょう。
また「GIANT DOG-X」は高速巻き以外にも、水中に潜らせるダイビングやルアーを左右に振らせるドッグウォークにも向いています。
汎用性が高く使い勝手の良いペンシルベイトです。
第8位【動きがでないからリアル】ジャッカル「Seira Minnow」
ジャッカルの「Seira Minnow」は他のルアーと違い、動きが全くでないという点が特徴です。
本記事でも様々なルアーを紹介してきましたが、動きや振動により魚にアピールするものがほとんどでした。
動きや振動によりアピールするルアーももちろん良いのですが、たまには動きがでないことによるリアルなアピールを試してみてください。
本物の小魚は水中ではあまり激しく動かないので、「Seira Minnow」の動かなさはかえってリアルなのです。
バスの警戒心が高まり、色々なルアーを試しても食いつきが悪いようなときは、「Seira Minnow」を使ってバスを静かに誘ってみましょう。
驚くほど食いつきが良くなることがあります。
第9位【警戒心が高いバスにも有効】ジャッカル「DOOON」
一定の深さを保ちやすく、警戒心の高いバスにも有効なジャッカルの「DOOON」を紹介します。
「DOOON」はスピナーベイトの中でも安定性が高く、同じ水深を保つレンジキープ力が優れているので、早巻きしても姿勢を崩さず狙った層を泳ぎ切ります。
またたくさんの釣り人がルアーを投げることでバス達の警戒心が高まったフィールドでも有効なルアーです。
バス達が警戒心を高めた、プレッシャーの強いフィールドで釣りをするときや、早巻きして広範囲を探りたいときに役立つツルアーと言えるでしょう。
第10位【抜群のすり抜け力】イズム「カーヴァー」
シリコンラバーを使い、抜群のすり抜け力を実現しているのがイズムの「カーヴァー」を紹介します。
障害物に強いラバージグの中でも抜群のすり抜け力を誇り、非常に根がかりしづらいのがラバージグの「アーキーヘッド」タイプです。
アーキーヘッドはヘッドの部分が三角形で、障害物に引っかからずにすり抜けることができます。
バスは障害物の陰に潜んでいることも多いので、すり抜け力の高いルアーを1個持っておくと安心して釣りに臨めるでしょう。
「カーヴァー」はすり抜け力が高いだけでなく、カラー展開も豊富で価格も安価なので、複数のカラーを用意しておけば様々なシチュエーションに対応できます。
バス釣り専用ルアーで大型ブラックバスを釣り上げよう!
釣りのターゲットとして淡水、海水問わず大人気のバスですが、人気であるがゆえに奥が深い魚ともいえます。
ロッドやライン、リールなどのアイテムももちろん大事ですが、バスと最も近い場所にあるルアーもとても重要なアイテムです。
初心者の方にとっても扱いやすいソフトルアー、慣れてくると様々なアクションが可能なハードルアーと、状況に応じて使い分けることが釣果につながります。
同じソフトルアー、ハードルアーでもタイプやカラーによって食いつきはガラリと変わるので、水の濁りや天候、バスの警戒心などを見ながら適切に使い分けてください。
扱いなれたルアーを増やし、シチュエーションに応じて付け替えながら釣りをすることで、バスゲームを極めることができるでしょう。
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