大物も狙える大胆な釣り「泳がせ釣り」の魅力を徹底解説！おすすめのタックルや釣り方のコツを紹介

「泳がせ釣りに挑戦したい」

「泳がせ釣りに必要な釣り具を知りたい」

泳がせ釣りにチャレンジしてみたい！と思っても詳しい釣り方や必要な釣り具がわからないとなかなか挑戦できませんよね。

泳がせ釣りは小魚を泳がせて大物が狙える釣りなので、思わぬ大物が釣れる可能性もあり、アングラー（釣り人）にとっては非常に楽しめる釣りとなっています。

本記事では、泳がせ釣りの魅力を始め、泳がせ釣りで必要となる釣り具や仕掛け、釣り方のコツについて詳しく解説します。

泳がせ釣りに必要な知識が身につき、おすすめの釣り具も分かるので、本記事を読めば100％泳がせ釣りを楽しめ、大物を仕留められる確率もアップします。

必要な知識を徹底的に紹介していくので、泳がせ釣りにチャレンジしたい方や釣り方のコツを詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

思わぬ大物が釣れる事も！泳がせ釣りは面白い！

泳がせ釣りはエサとなる小魚を泳がせて、大物の肉食魚を狙う釣り方の一つです。淡水域と海水域のどちらの条件でも通用する釣り方ですが、特に海水域においてはヒラメや青物などの獰猛な肉食魚が狙える釣りです。

小魚に食らいつくほどの魚が狙えるので、引きごたえは強いのはもちろん、小魚に食い付くまでの時間もワクワクします。

泳がせ釣りのタックル

泳がせ釣りのタックル（釣り道具）は淡水域で狙うか、海水域で狙うかによって使用する種類も変わります。

本記事では、海水域で人気な泳がせ釣りの方法にフォーカスして、タックルに関して詳しく解説します。

泳がせ釣りで使用するタックルは、様々な釣り具の中でも非常に強めの物を使用します。

泳がせ釣りでは、エサにアジやイワシなどを使用し、仕掛けをキャスト（投げる）するため、重量のある仕掛けを投入できる「ヘビータックル」と呼ばれるタックルが必要になります。

以下の項目で、準備しておきたい釣り具について紹介します。

ロッド(竿)

泳がせ釣りで使用するロッド（釣竿）選びは、大物を釣り上げることが出来るか否かを決める大きな要因となります。

海の泳がせ釣りで釣れる魚には、シーバスやブリ、ヒラマサ、ヒラメ、マゴチ、キジハタ、クエなどの魚がいます。泳がせ釣りで狙える魚種はいずれも大型個体となり、10kgも超える場合があります。

体全体で魚とのやり取りをしないと体が持ってかれてしまうこともあり、パワーが集中するロッド選びは重要です。

磯竿やショアジギングロッドがおすすめ

使用するロッドの種類としては、磯竿や本来はジギングと呼ばれる重いルアー釣り専用のショアジギングロッドがおすすめです。磯竿の特徴としては、竿の全長が4-5mほどになるので遠距離のキャストを可能にします。

足場が高かったり、遠くに小魚を流したいときにおすすめなロッドです。他方、ショアジギングロッドは目下に大型魚がいる時や船釣りで使用する時におすすめですよ。

ミディアムハード〜ハードの硬さのものを選ぶ

磯竿とショアジギングロッドのどちらを選ぶ際にも、ロッドの硬さはミディアムハード（表記：MH）〜ハード（表記：H）のものを選択しましょう。

ロッドの硬さが柔らかすぎると、大型魚が小魚を食い込んだ時に釣り針がしっかりと口に刺さりません。口に釣り針を貫通させるためには、硬めの竿で自動的に掛けたいです。

竿の真ん中から曲がる調子のロッドが最適

泳がせ釣りでは、大型魚の強い引きにも対応できる竿の真ん中から曲がる調子を選ぶのが最適です。そもそも調子とは、ロッドの曲がり具合を指しています。

調子には竿先が曲がりやすいタイプ、竿の真ん中が曲がりやすいタイプ、手元にかけて曲がりやすいタイプの3種類があります。泳がせ釣りでは、大型魚の強い引きにも対応できる竿の真ん中から曲がる調子を選ぶのが最適です。

おすすめロッド：オルルド釣り具『スーパーゴリルドⅡ 425 40号 (振出)』

泳がせ釣りで大物にも対応できるロッドで、全長は4,25mあります。磯竿の中でも負荷できるオモリの重さが40号（約400g）まで背負えるので、遠投を兼ねたキャスティングが可能です。

ロッドの長さに比して、重量が550gなので同じ磯竿の部類でも扱いやすさが特徴的です。

コブダイや亜熱帯地域に生息するタマンを対象に開発されたロッドなので、粘りのある調子は磯や根（海底の岩礁）に潜られるのを引き止めるパワーがあります。ロッド全体の長さを活かして、魚の主導権を釣り人が掴むこともできます。

自重は軽いですが、長さのあるロッドで少し遠目のポイントに仕掛けを送りたい時にベストなロッドですよ。

おすすめロッド：DAIWA『インターライン リーガル アオリ 1.5号』

主なターゲットはアオリイカを専用としていますが、多目的に大型魚も狙えるロッドです。アオリイカ釣りで使用するアジの動きを良く見えるように、白色の穂先が付いています。

加えて、全長は5.25mあるので磯場や堤防からの遠方に流して釣りもできます。負荷できるオモリの号数は5号までなので、5kg未満クラスの魚を狙うのに最適です。

しかし、5kgクラスを超えるサイズになると、ロッドのパワーに余裕が無くなってしまいます。自重が220gしかないので軽いのが特徴で、泳がせ釣りで狙う魚種でもやや小さめな個体になります。

よって、アオリイカやシーバスなどを狙う際におすすめです。

おすすめロッド：ダイワ(DAIWA)『 ロッド シーパワー73』

船や10kgを超える青物、大型ヒラメなどを狙う際に用いたいショアジギング用ロッドです。全長は2,4mで自重は220gです。ロッドの対応負荷は50号-150号まで耐えられます。

短いロッドですが、超大物がヒットしても十分に対応できる硬さなのが強みです。ブリやカンパチのような大型魚はとにかく走るので、ロッドの調子を活かしてしっかりと衝撃を吸収する必要があります。

ほとんどの磯竿では引きに対応できずに負けてしまいますが、ショアジギングロッドであれば泳がせ釣りにも応用できます。

目の前で回遊している大型魚狙いや船釣りなどで狙う場合に使用するのが良いです。

リール

泳がせ釣りで使用するリールはスピニングリールと呼ばれる扱いやすい種類のリールを使用するのが良いです。

スピニングリールには1000-10,000番以上のものがありますが、数字が大きいほど太いラインを多く巻き取れます。ラインの巻き量に関しては、最低でも150mは欲しいところです。遠距離にキャストをする場合は200m-300mほどを巻きたいです。

4000番以上のスピニングリールを選ぶ

泳がせ釣りにおいては、最低でも4000番以上のスピニングリールを使用するのがおすすめです。ヒットする魚の引きはかなり強く、ドラグ（魚の引きに応じて、リールからラインを放出する）を調節しながら釣りをします。

ドラグは7kg以上の負荷に対応できるリールを目安に選びたいです。ドラグ力が低すぎると、魚の引きを抑えるのが難しくなります。ロッドとリールのドラグ機能で、大型魚の引きに対応していきます。

魚との余裕ある駆け引きをするためには、4000番以上のスピニングリールを使用しましょう。
慣れてきたり、より大型魚を釣るためにはより大きな番手のスピニングリールが必要になってきます。も大きくなっていきますよ。

おすすめリール：ダイワ(Daiwa) 『スピニングリール 17クロスキャスト 4000QD』

大手釣り具メーカーであるダイワから発売されている「クロスキャスト　4000QD」は、遠投をメインとした釣りに最適です。

リールの取っ手であるハンドルノブも85mmあり、大型魚がヒットしてもダイワ独自のドラグ（歯面の加工）によって耐久性の高い仕様になっています。
5kg未満の海水魚を狙うのにおすすめな番手となり、磯や堤防で使用するのに快適ですよ。

おすすめリール：シマノ 『リール スピニングリール 18 ネクサーブ C5000HG』

約5000円で購入できるコスパ重視のスピニングリールで走りやすい大型魚にも対応できるモデルです。ドラグ力も8,5kgを超え、海水での使用もできます。

スプールの形状も飛距離が出しやすく、ラインの放出しやすい特徴があります。ゆえに、ライン放出時はスムーズに出ていきます。

大型魚を狙った泳がせ釣りに汎用性があり、初心者の方でも安定して使用できます。

おすすめリール：シマノ 『リール 17 セドナ 6000』

シマノ 『リール 17 セドナ 6000』は6000番台のスピニングリールです。6000番のスピニングリールは最大ドラグ力が10kgに上り、スプールの口径も57mmと広めです。

遠投はもちろんですが、巻き取り量も大きくなるので大型魚との駆け引きがしやすくなります。大型魚とのやり取りでは、引きが止まった時にどれだけ手元に寄せれるかがコツとなります。

つまり、番手の大きいリールは魚を手前にまで寄せやすい特徴があります。

ドラグを調整するノブも大きいので、突発的な引きに応じた対応ができます。

6000番は重量10kgを超えるような超大型個体を狙うのに最適です。

道糸

道糸はラインとも呼ばれ、リールに巻いておく主要な釣り糸です。道糸の号数は大きくなるほど太くなります。泳がせ釣りで安定した使用感を得られるのはナイロン8号になります。

泳がせ釣りで狙う対象魚は強い引きだけでなく、岩礁帯などを意味する「根」に深く潜りやすい性質があります。そのため、大型魚を釣るためには余裕を持って太い道糸を使用したいです。

道糸の太さを優先して8号を選び、伸びの良さからナイロン製の道糸を選びましょう。

おすすめの道糸：DAIWA『アストロン遠投スペシャル 250m 8号』

8号ラインですが、糸巻き量が250mあるので長期間の使用も可能です。しなやかな伸びがあり、明るいカラーリング加工されている道糸なので、水中で小魚が追われているのか、捕食して走っている状態なのかについてもチェックできます。

ハリス

泳がせ釣りで使用するハリス（釣り針も結んである状態の道糸）は太めのラインを使用します。具体的には8号以上のサイズを使用して、長さは90cm-200cmほど取ってあげます。

他の釣りと比較すると、ハリスの長さは長いです。理由としては、ハリスを長く取ることでエサとなる小魚の動きを干渉しないためです。小魚の動きがより自然に動くほど、食いつく魚も違和感なく襲ってきやすいです。

また、ハリスを長く取っておくとリーダーとしての役割も果たすことができます。根に潜られて切られやすいため、ハリスの太いラインでなるべく切られないようにしています。

そして、ハリスは2本付ける仕掛けも多いのでハリス絡みを防ぐためにもバランスを整えてあげています。

おすすめハリス：HARIMITSU(ハリミツ) 『泳がせのませ替針 孫付』

イナダやブリ、ヒラマサなどの青物を主に狙えるハリスです。ハリは13、ハリスは8のサイズです。スナップが付いているので、ラインを通してワンタッチで取り付けができます。さらにハリスの長さも1,5mほどあり、より自然な誘い方で肉食魚を狙う事ができます。

手軽に取り付けられるハリスを選んで、効率よく誘いましょう。

泳がせ釣りの仕掛け

泳がせ釣りで使用する仕掛けは、「浮き釣り仕掛け」と「ブッコミ仕掛け」の2種類があります。泳がせ釣りで狙える魚は数多くいるので、一概には言えませんが二つの仕掛けを用いればほとんどの対象魚に当てはまる釣り方です。

浮き釣り仕掛け

まず、浮き釣りの仕掛けについて解説します。浮き釣りでは細長いタイプではなく、安定して浮遊できる大きめな円形の浮きを使用します。浮きの上には狙う層を定めるために、浮きが動かないように浮き止めを使用しましょう。

中通りのオモリを通し、サルカンで道糸を結びます。サルカンの下に90cm以上200cm未満ほどで小魚の動きを干渉しない程度にハリスを取り付けましょう。

ハリスの先端には太めの釣り針を選び、小魚の口元や背中などの掛けやすい部位に釣り針を掛けましょう。浮き釣りは中層から表層付近を狙えることから、回遊性の強い青物などを狙うのにおすすめな仕掛けです。

ブッコミ仕掛け

一方、重いオモリを用いたブッコミ仕掛けについて解説します。ブッコミ仕掛けはオモリを先端に取り付けて、水底に着底させて狙う仕掛けです。小魚は底層から中層付近を泳ぎ回る事で大型魚に見つけてもらいやすくなります。

仕掛けの構造としては、道糸の先に大きめの3つに分岐している三又サルカンを取り付けます。1つ目には、90cm以上200cm未満ほどのハリスを取り付けます。もう片方には1m以上の適当な長さを取ってオモリを結びます。

シンプルな仕掛けですが、あまり動き回らない根魚系の魚を釣るのに最適な仕掛けになります。

泳がせ釣りの仕掛けは難しい仕組みをしている訳ではないです。狙う魚種に応じて浮き釣り、ブッコミ釣り仕掛けを使い分けましょう。

針は太めを選ぶ

泳がせ釣りで使用する釣り針は、泳がせ釣りで小魚を飲ませるための専用釣り針である「ノマセ針」を使用するのがおすすめです。

さらに、釣り針の太さも大切で小さすぎるサイズですと魚の口に掛かりにくいです。それだけでなく、仮に口に釣り針が刺さってもしっかりと釣り針が伸ばされてしまうことになります。
太さの目安としては12-20号を参考に選びましょう。

ヒラマサ・カンパチなど青物を狙う場合

以下では、泳がせ釣りで狙える具体的な魚に応じた仕掛けについて紹介します。
はじめに、ヒラマサ・カンパチ釣りで使用する仕掛けは浮き釣りがメインとなります。先述したような浮き釣り仕掛けを用いて釣れます。

ただし、ヒラマサ・カンパチの引きはとてつもなく強いのでハリスはサルカンの太さはよくチェックしておきましょう。他にも、目の前に根掛かりを起こしそうな障害物がある場合は長めの磯竿を用いて強い引きに対応できると良いです。

浮き止めは付けても良いですが、幅広い水層を誘うためには浮き止めを外しておくのがおすすめです。浮き止めが無いとアタリが取りにくいとされていますが、ヒラマサ・カンパチは捕食すると猛烈に走り回るので浮きにアタリが出ているのが分かります。

ヒラメ・マゴチなど底を狙う場合

ヒラメ・マゴチを狙う場合は船釣りの場合は短めのショアジギングロッド、他方、堤防などから狙う場合は遠投できる磯竿が最適なタックルになります。仕掛けはブッコミ仕掛けを用いて狙います。

オモリは10号前後を準備し、ハリスも10号前後を使用しましょう。釣り針に関しては、セイゴ針を2本用意してエサとなる小魚の口元と背中に掛けられるように2つ用意しておくと良いです。

ヒラマサ・カンパチなどの青物と違い、ヒラメ・マゴチはコツコツと小さな前アタリから徐々に大きなアタリへと変わります。エサを捕食するのに時間を要する魚なので、十分に食い込んでからロッドを立ててあげましょう。

アオリイカを狙う場合

アオリイカを狙う場合は棒状の電気浮きを使用して、活性の高い夜間に釣りをするのがおすすめです。上述した浮き釣り仕掛けが基本の釣り仕掛けで、2つの釣り針でアオリイカを釣り上げます。

道糸に結んでいるハリス側に近い釣り針には活きの良いアジを取り付けます。そして、先端の釣り針はそのままにしておいてアオリイカがアジを抱いたタイミンングでアオリイカの体に釣り針を引っ掛けます。

アタリは浮きが沈んだり、浮きが激しく動いたタイミングで合わせを入れましょう。

誰でもできる！簡単にできてしかも釣れる泳がせ釣りのやり方

泳がせ釣りの始め方は、まずエサとなる小魚を釣ります。そして、釣り上げた魚を大きめの釣り針に掛けてポイントに流してあげます。大型魚がエサの近くに寄ってくると、釣竿の先端付近がバタバタと騒がしく動きます。

小魚が大型魚に追い回されている状態で、食い付くと釣竿に重みが乗ります。釣り人は大物のヒットに慌てず、ゆっくりと竿を立ててやり取りをしましょう。

ヒットする魚の多くは大型魚である場合があるので、慎重に駆け引きをしていきましょう。

まずはアジをサビキで釣ろう

泳がせ釣りで人気なエサとなるのはアジやサバ、イワシのような小魚です。そして、釣り上げた小魚は大型魚を釣るための太軸な釣り針に付けます。小魚の体力は持ちにくいデメリットもあり、泳ぎの悪い小魚は大型魚の食い付きも悪くなります。

あらかじめ釣具店などで購入して持参するのも良いですが、費用が高くつきやすいのとエサ数が不足しやすいことから現地調達がおすすめですよ。

釣った餌となる魚を針につけ、優しく海に投下する

エサ用として釣り上げた小魚は弱ってしまう前に、釣り針をかけて海に投下したいです。釣り針を小魚に掛ける際、注意したい点は釣り針の掛け方です。

主な釣り針の付け方は、小魚の肉厚な口元に釣り針を掛けてあげることです。小魚にとっては泳ぎやすいのが特徴で、速い動きに反応しやすい青物系の釣りにおすすめです。反対に、背ビレに釣り針を掛ける方法はエサ持ちが良い点があります。

アジやサバは釣り針のダメージで弱りやすい魚でもあるので、魚の身に深く釣り針を掛けすぎないように注意しましょう。

餌となる魚がついているか確認しながら待つ

いざ小魚に釣り針を掛けたら、海に投入します。あらゆる小魚に共通することは、キャストして投入後は勢いよく暴れまわる特徴があります。1分ほど経過すると少しずつ落ち着いた動きをしてきます。

浮き釣りの場合は浮きが激しく動き、ブッコミ釣りの場合はオモリで固定はされているものの穂先が激しく動きます。小魚の動きが落ち着いた後は、ラインの動きがモゾモゾと動き続けているのが特徴です。

小魚が暴れすぎると釣り針から外れてしまう場合もあるので、注意が必要です。小魚が釣り針に付いてない状態になると、ラインテンション（道糸の張り具合）が抜けているので道糸の動きに注視しましょう。

アタリが出たら5秒ほど待ってから合わせる

小魚が捕食されると浮きが勢いよく沈んだり、ロッドが大きく曲がります。泳がせ釣りの合わせは、小魚が大型魚に捕食されてから約5秒ほど経過してから入れます。

なぜ5秒ほどの時間を必要とするかというと、小魚のサイズは最低でも10cm〜20cm ほどのサイズになるので、大型魚も完全に小魚を飲み込むまでにある程度の時間を必要とするためです。

釣り人は早合わせをするのではなく、ロッドに重みが乗っても慌てずに道糸の方向を確認して合わせるタイミングを見計らいましょう。

根に潜られないようにしっかり竿を立てて巻く

泳がせ釣りの対象となる魚は、基本的に大型になります。ゆえに、とてつもない引きをする大型魚は障害物に潜り込んでハリスを切ろうとします。根に潜られないようにするためには、リールのドラグをきつくして走らせないようにします。

かつ、しっかりとロッドを立てて魚の突っ込みに耐える必要があります。もし、根に潜られてしまうと道糸やハリスが障害物に絡みついて、切れてしまう可能性が高くなります。

目指せわらしべ長者！泳がせ釣りで大物をゲットしよう

泳がせ釣りの魅力は、小魚を大きな釣り針にかけて大きな魚が狙えることです。アジやサバなどの小魚を泳がせて、実際に大型魚に襲われる瞬間はゾクゾクした高揚感に包まれます。

また、泳がせ釣りで釣れる対象魚はカンパチやヒラマサ、ヒラメ、マゴチ、クエなどの高級魚が多く、食べても絶品の魚だらけです。大型魚の強烈な引きにも耐えられる強靭なタックルを使用して、泳がせ釣りに挑戦してみましょう！