シマノ「アルデバランBFS XG」を徹底解明!特徴や実際の使い心地を大公開

投稿者:ANGLERりゅーちょい

「シマノの「アルデバランBFS XG」が気になるけど、実際の使い心地がどのようなものか知りたい」「ベイトフィネスにチャレンジしたくて、リールを探している」など、シマノの「アルデバランBFS XG」に興味があるけど、特徴や使い心地など気になる点が多く迷っていることでしょう。購入してから後悔せずにすむために、今回はアルデバランBFS XGのスペックや搭載されている技術・実際の使い心地などを詳しく紹介していきます。

この記事をシェアする

「シマノのアルデバランBFS XGに興味があるけど、どのような特徴があるのかなどを知りたい」
「実際の使い心地がどのようなものか知りたい」
「新しいベイトフィネスリールを購入したいと思っている」

ベイトフィネスリールの「アルデバランBFS XG」を購入しようか検討したいけど、詳しい特徴や使い心地など分からないことだらけ。

しかし、あなたは「アルデバランBFS XG」に興味があるから、本記事を読んでいることと思います。

実際当記事を読むことで、「アルデバランBFS XG」についてあなたが気になっていることが解決されるでしょう。

なぜなら、アルデバランのスペックや使い心地などを詳しく紹介しているからです。

リールを選ぶときは「購入してから後悔したくない」「使い心地がよくてお気に入りになるリールが欲しい」という気持ちが強いはずですよね。

今回は仕事終わりにも釣りに出かけるほど釣り好きな私が、「アルデバランBFS XG」が搭載している機能や実際の使い心地などを詳しく解説します。

アルデバランBFSの魅力があなたに伝わり、釣りをより楽しんでいただければ幸いです。

「アルデバランBFS XG」のコンセプト


※XG LEFTの写真です。

アルデバランBFSモデルは2009年に発売されてから、現在の「アルデバランBFS XG」として進化しました。

「アルデバランBFS XG」のコンセプトは以下の通りです。

正確なピッチングを実現する専用設計。
軽量ボディにベイトフィネスのための最高性能を追求。
シマノ公式サイト

アルデバランBFSは、ベイトフィネス用に開発されたモデルで、軽量ルアーも正確なピッチングが可能です。

シマノのベイトリールの中でも最軽量で腕に負担なく使え、新ブレーキシステム「FTB」など、あらゆるシマノの技術が採用されています。

繊細なアタリを取る必要があるアジングやメバリング、バズフィッシングなどでも活躍し、ベイトフィネス(ベイトタックルで軽量ルアーを操って釣ること)をサポートしてくれる仕様となっています。

次章では「アルデバランBFS XG」の特徴を紹介していきます。

「アルデバランBFS XG」の特徴

シマノリール従来のブレーキシステムは遠心ブレーキシステムです。

しかし、「アルデバランBFS XG」は、シマノが独自開発した新ブレーキシステム「FTB(フィネスチューンブレーキシステム)」が採用されています。

FTBの主な特徴は以下の4つです。

  • ブレーキユニットレススプール
  • マグネット着脱可能
  • 回転数に応じたマグネット位置制御
  • 8ポンドなら45m巻けるベイトフィネス

ベイトフィネスリールとして軽量化するために、ブレーキユニットを排除しているのは大きな特徴です。

また、飛距離が伸びバックラッシュしにくいという「遠心ブレーキ」と「マグネットブレーキ」のメリットを併せ持っています。

以下ではそれぞれの特徴を詳しく説明していきます。

遠心ブレーキシステムとは?

スプールが回転したときに遠心力によってブレーキブロックが開きブレーキが掛かる仕組み

マグネットブレーキシステムとは?

磁力によってスプールの回転を抑える仕組み

ユニットレススプール

FTBはユニットレススプール(ブレーキユニットをなくしたスプール)を採用しています。

無駄を省いたため自重130gとスピニングリールのように軽量で、快適なピッチングが可能です。

また、低弾道で魚がいるポイントにルアーを落とすことができるなど、ベイトフィネスの釣りがレベルアップします。

マグネット着脱可能

アルデバランBFSのFTBには着脱可能なマグネットが装着されいます。

計6個のマグネットが装備されていますが、最大8個まで増やせます。

マグネットを増やすことで、空気抵抗が大きいスピナーベイトやバズベイトなどもキャストしやすくなります。

さらに、強風でも安定してキャストができるため、天候に左右されずあらゆる環境で使いやすいです。

回転数に応じたマグネット位置制御

FTBには回転数に応じてマグネットの位置制御ができ、ブレーキの強弱が変わります。

低回転時にはマグネットがスプールから離れて、弱いブレーキになるため飛距離を伸ばします。

また、高回転時はマグネットがスプールに近づくため、強いブレーキが効くのです。

近距離でもキャストしやすく、ピッチングからオーバーヘッドキャストなどを行ってもライントラブルが少ないため快適に行えますよ。

さらに、外部ダイヤルによってブレーキユニットがスライドさせられるためブレーキ力を変化させられ、あらゆる環境で最適なブレーキ力に調整できるのでとても便利です。

8ポンドなら45m巻けるベイトフィネス

軽量なスプールなため、アルデバランBFSはフロロカーボンライン8ポンドであれば45m巻くことができます。

ベイトフィネスリールは基本的に軽量化するためにもラインキャパが小さくなっているためです。

また、「アルデバランBFS XG」のスプール重量は約8gで、スプールを回転する力が少なくすむため、軽量ルアーも快適に飛ばせるというメリットがあります。

ベイトフィネスリールとして十分な飛距離がを出すことができますよ。

「アルデバランBFS XG」の特徴を紹介してきました。

次章では、実際に使ってみた印象などを紹介します。

実際に使ってみた

「アルデバランBFS XG」のノーマルギアタイプとエクストラギアタイプを実際に使ってみて、巻き心地や使いやすさなどのポイントを説明していきます。

主に私が使いやすいと感じたポイントは以下の3つです。

  • アンダーキャストでも水面と平行に投げやすい
  • 巻き心地はかなりシルキー
  • とにかくスプールが軽いから軽量ルアーも楽に投げられる

実際本物を手にしてみると華奢でシマノリールファンの私からしても、とても軽量でキャストしやすいなど嬉しいポイントがたくさんありました。

アンダーキャストでも水面と平行に投げやすい


「アルデバランBFS XG」はアンダーキャスト(下から遠くに投げる方法)でも安定していて水面と平行に投げやすいです。

また、低弾道でアプローチができるため、オープンウォーター(水草などの障害物がない場所)だと差がありませんが、ブッシュ(小さな立木や葦などが水面にある場所)などを攻めるときも快適に扱えます。

あらゆる環境下で釣りを楽しめますよ。

巻き心地はかなりシルキー

巻き心地はかなりシルキーだと感じました。

ルアーの動きや魚がルアーに触れた感触などを感じやすいため、些細なアタリを逃さずに釣り上げることができます。

また、魚にフッキングした後の巻きも軽く、特にトラブルなく使いやすいです。

特にエクストラハイギア(高ギア比で、回収スピードが早いギア)の場合、深場でも小さいルアーなど操作性に優れているためボトムに潜んでいる魚も狙いやすいなど、ベイトフィネスのメリットを実感できます。

とにかくスプールが軽いから軽量ルアーも楽に投げられる

「アルデバランBFS XG」はスプールが軽いため、ベイトリールでは扱えないような軽量ルアーも楽に投げることができました。

操作性もいいので、狙った場所に確実にルアーを落とせます。

また、エクストラハイギアの場合は素早いルアー回収ができ、軽量なボディなので疲れずにキャストできるため手返しがいいです。

短距離のキャストでテンポよく攻める釣りにも向いています。

テンポよくキャストをすることもできるので、魚と遭遇する確率がアップしますよ。

「アルデバランBFS XG」はベイトフィネスでかなりおすすめ!


今回は「アルデバランBFS XG」の特徴や実際の使い心地などを紹介してきました。

軽量のルアーを快適にキャストできたり巻き心地がいいなど、ベイトフィネスリールの中でもかなりおすすめのリールといえます。

ベイトフィネスリール選びに迷っている方は、「アルデバランBFS XG」を使ってベイトフィネスを楽しみましょう!


この記事をシェアする