初めてのチヌが釣れるおすすめのルアー6選!習性とルアー選びを簡単に踏まえて大型のチヌを釣ろう

投稿者:ANGLERりゅーちょい

チニングは引きの強さと大型を狙えるので非常に人気の高い釣りです。釣り方にも色々な手法があるので難しいイメージが付き初心者の方が敬遠してしまうことが多い部分もあります。紹介している記事を読めば初心者の方でも大型のチヌが釣れるようになります。是非、あなたもチニングで爆釣を狙いましょう!

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「チヌなんて初心者の自分じゃ釣れないでしょ・・・。」「ルアーって言っても沢山あるから何を選んでいいか分からないよ!」

と、これからチニングを始めようと考えている方は悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

チヌなんて大物は初心者の自分じゃ釣れないでしょ?と思いつつ、チニングに興味があるから挑戦してみたい気持ちがあってこの記事に辿り着いたはずです。

しかし、記事に辿り着いたあなたは運が良いです。記事内で紹介する内容を理解すればチヌ釣り初心者でも不安な気持ちはなくなり問題は解消されている事でしょう。

なぜなら、初心者の方が気になるチニングの基礎知識から、チヌがどのような生態と習性を持っているのか、釣り場でのルール、初心者の方でも使い易いルアーの選び方を紹介しているからです。

基礎知識や釣り場でのルールは経験を積んでいけば身体に勝手に身についていく事でしょう。しかし、ルアーに関しては実際に購入して使ってみないと分かりません。

ルアーを買った後に失敗をしない様に、私が実際に使ってみておすすめだと感じたチニングルアーを紹介ます。

初心者の方は本記事を最後まで読めば不安も少なくチニングデビューを飾れるようになれます。

おすすめのチニングルアーを使って、大物のチヌを大量に釣っちゃいましょう!

チヌの生態と習性

チヌ(クロダイ)は北は北海道南部、南は九州までほぼ全国どこでも釣る事が出来る魚です。

秋~春手前までが旬の時期で食べて美味しい、釣って楽しい非常に人気のある魚です。

また、4月~6月までは産卵の時期を向かえて夏頃に最盛期を迎える年中釣り好きを楽しませてくれる魚です。

チヌが産卵の時期に入ると、大型のタイ科にも関わらず浅い海に生息していることが多いです。

さらに、雑食性で何でも食べる習性があるのでコーンやスイカ、イカなど様々な餌を用いても釣れます。

悪食な上に汚れた海でも順応するので生息する場所によっては味が落ちてしまうこともあります。

しかし、生命力が強いと思われているチヌは警戒心が非常に強くて物音や人影、ライトの光が当たったりするとすぐに姿を隠してしまいます。

波止ではよく釣れる魚ではありますが、家族連れが近くにいて子供が走り回ったりすると魚が逃げてしまうので釣果は確実に落ちてしまいます。

ただし、チヌの習性を知ると大物タイプがこれでもかというほど釣れてくれます。

チヌは春の産卵期になると浅瀬に上がってきて捕食を始めます。これを「乗っ込み」と言います。

春の産卵期を狙うと丸々と太った大型のチヌが面白いほど釣れます。どの位のサイズかいうと30cm〜50cmほどの大型タイプが食いついてきます。

大型のチヌはルアーで狙うべし!

餌釣りで狙うイメージが強いチヌですが、好奇心が強いこともあってルアーにも果敢に挑んできます。

チヌをルアーで狙うことを「チニング」と呼びます。強いあたりで何度もルアーに飛びついてくる姿は、まさに興奮のるつぼと言っても良いのではないでしょうか?

しかし、チニングを楽しむためにはルアーの選び方を間違えてはいけません。次章ではチヌ狙いのルアーの選び方を紹介します。

チヌ狙いのルアーの選び方

チニングを楽しむためにルアー選びを適当にしてしまうと、折角の本番で楽しむことができません。チヌ狙いのルアーを選ぶには種類を絞るようにしましょう。

チニングは基本的に海の底をズル引き(海底をルアーがズルズルと引きずりながらチヌを狙うアクションの一種)する釣りです。

チニング初心者の場合、根掛かり(釣り針が障害部分に引っかかって取れなくなること)になった時に対応に追われて釣る時間がなくなる心配がありますので根掛かりの回避能力が高いタイプを選ぶと良いでしょう。

釣りに行く場所のチヌが普段食べているものに模したルアーを選ぶ

チヌは色々ばポイントに生息しています。また、場所によってチヌが普段食べている物も変わってくるのは当然です。

生息しているチヌの場所によってルアーを選んで、場所を変えるたびにルアーも変えることをおすすめします。

漁港

チニングをするに当たって外すことができないのは漁港ポイントです。漁港には堤防や石積み、スロープ、構造物など変化に富んでいて変化が大好きなチヌの宝庫と言っても良いでしょう。

しかしながら、漁港は釣り人が多いのでチヌの警戒心が非常に強いです。そして、水深が深いのでポッパーなどのトップウォーター系のルアーでは実力を発揮することはできません。

更に、漁港に行くとファミリーがいたり子供が騒いだりとチニングに向いている環境とは言えないかもしれません。しかし、釣れたときの達成感は非常に大きい物があります。

初心者の方が漁港に行く場合は一匹も釣れないことを想定しましょう。どうしても、漁港でチニングをしたい場合は昼よりも夜か早朝を狙いましょう。

夜や早朝の場合は物音も少なく海面にライトさえ当てなければチヌの警戒心も緩み昼間より釣果も上がる可能性が確実に高くなります。

河口・汽水域

河口はシーバスがよく釣れるエリアとして人気です。山からの栄養分が流れ込んでくるのでエビやカニなどたくさん生息しています。

豊富な資源を狙ってチヌも流れ込んでくるのでチニングのポイントとして人気が高いです。

初めてチヌ釣りに挑戦する人が覚えておくべきルアー3選!

チニングを釣るためのルアーは大きく分けて3種類です。初めてチニングをする人の場合は、どのルアーを選べば良いのか分からないかと思います。

しかし、基本的な3つを覚えておけば初心者でも明日からすぐにルアーを購入してチヌ釣りをする事が出来ます。分かり易く紹介していますので参考にして下さい。

ラバージグタイプ

1つ目は「ラバージグタイプ」です。ラバージグとは素材がラバー(ゴム)でヒラヒラと細長い紐が何本もついているジグヘッドです。

何本もついているゴムがフック部分を隠してくれて食い込みが強くしっかり針掛かりしてくれる特徴があります。

この「ラバージグ」はトップと呼ばれる浅い水中以外では殆どの場所で使用する事が出来ます。

この「ラバージグ」を使ったチニングは海底にルアーをズルズルと引っ張るようにするため、地面に針が引っ掛かってしまう事が多いです。

その為、ルアーではずれを引いてしまうと出費が激しくなってしまいます。

できれば、評判の高いルアーかお気に入りのルアーを数個ほど持っておいて釣りに挑んだ方が良いです。

バイブレーションタイプ

2つ目は「バイブレーションタイプ」です。頭の部分に水の抵抗を受けて横に震えながら動くルアーです。

投げ釣りをした時に飛距離が出るので範囲を広げてチヌを探ることができます。平均的に重たい物が多いので、投げ釣りで遠くに飛ばして離れたターゲットでも広範囲にわたって探ることができるタイプです。

その上、早巻きも出来るのでチヌに見切られにくく昼間でもチヌ釣りを楽しむ事が出来ます。昼間の漁港でチヌ釣りをしたいという方は「バイブレーションタイプ」で挑戦してみると良いでしょう。

トップウォーター

3つ目は「トップウォーター/ポッパータイプ」です。

気温が暖かくなる時期を狙い浅瀬に餌を狙いに来るチヌの習性を活かしてチニングを楽しむ方法があります。トップウォーターはチヌの習性を活かし浅瀬で使用されるルアーのことです。

通常はバスフィッシングで使われることが多いのですが、当たりが強いチニングでも十二分に楽しめると釣り人から非常に人気の高い方法です。

トップウオーターの中で最も人気が高いルアーがポッパータイプです。ルアーの口元がポッカリと空いておりアクションをするたびにポコッポコッという特徴的な音と水しぶきをあげてチヌをおびき寄せてくれます。

チヌを水面まで誘い込んでバイトするので、自分の目でバイトシーンを確認しながら釣りができます。

ラバージグタイプのおすすめルアー2選

早速、ラバージングタイプのおすすめルアーを2選紹介致します。

オサムズファクトリー: ルアー ズル引きコーンVr.2 ‐ カニレッド 7g

特徴として高い遠投性能とボトム感知能力が非常に優秀です。

更に、浮力を高く設定することによって根掛かりの回避性能も高いのでズル引きをして根掛かりが多いチニングにはぴったりのラバージグです。

水中の中で怪しく光る2本のラバーがチヌの強い好奇心を強く刺激して思わず飛びついてしまいます。ズル引きのルアーではトップクラスの人気を博すモデルです。

ウエイトが3g・5g・7g・10gと種類があります。潮の流れが早い時やボトム感が無い時は重めの7g・10gを使い、水深が浅い場所では3gのタイプを使い、普段使いには5gをメインにするなどポイント・潮の流れなど状況に応じてウエイトを使い分けできます。

  • ウエイト:3g・5g・7g・10g
  • 価格:935円
  • 普段の餌に模しているもの:カニ

シマノ(SHIMANO) :メタルジグ チニング クロダイ ルアー ブレニアス ネガカリノタテ 7g OL-207R

根掛かりが怖くてどうしても攻めきれないという方にオススメのラバージグです。もはや、チニングをする上では欠かすことのできない定番ルアーです。

『ネガカリノタテ』ポッパー向けタイプもありますが、手軽に楽しみたいのならボトム向けのルアーもチェックして良いでしょう。汽水域から磯まで広い範囲で釣ることができるチヌですが、堤防や河口といったところでも手軽に狙える大型の魚です。

ただし、ズル引きをしてルアーを無くしてしまうことも非常に多いです。根掛かりをしやすい場所では、『ネガカリノタテ』が非常に役立ってくれます。

  • ウエイト:3g・5g・7g・10g
  • 価格:659円
  • 普段の餌に模しているもの:エビ

バイブレーションタイプのおすすめルアー2選

次は、チニングにおすすめのバイブレーションルアー2選を紹介致します。

ダイワ(Daiwa) :バイブレーション シルバーウルフ チヌ魂

樹脂ボディで低重心のウエイト設計をされているので、ボトムで倒れにくく、倒れても自力で起き上がる上に根掛かりもしにくい特徴を持っています。ボディの後部がクランク形状になっているため、水流で大きく動きチヌの好奇心を煽ってくれます。

  • ウエイト:3g・5g・7g・9g
  • 価格:574円
  • 普段の餌に模しているもの:エビ

Jackson:バイブレーション ちぬころバイブ ルアー

『バイブレーション ちぬころバイブ ルアー』は一般的なルアー と比べるとウェイトがやや軽量となっています。しかし、独特な形状とバランスの高さで飛行姿勢がよく狙った場所にしっかりとアプローチしてくれます。

  • ウエイト:8g・12g
  • 価格:935円
  • 普段の餌に模しているもの:エビ

ポッパータイプのおすすめルアー2選

シマノ:ポッパー ブレニアス ライズポップ OP ルアー

サイズは小さいけれども全体的にバランスが良く小型ながら飛距離を出すことが出来ます。しかも軽量であるため、チヌが動きに反応してくれるという特徴があります。

基本は軽く強すぎない程度でポッピングをして、チヌが寄らない時は少し強めにポッピングをして誘い込んでみるなど自由自在に操作をする事が出来るのでチヌへのアピールもしっかり行ってくれます。

  • ウエイト:7g・9g
  • 価格:1,348円
  • 普段の餌に模しているもの:小魚

YO-ZURI:3DS ポッパー 65mm

浮力が抑えめで水絡みが良く、初心者さんにも扱いやすいポッパーです。7gという重さの割には飛距離を出すこともできます。好奇心旺盛で色々な場所を泳ぎ回っているチヌの気を引くにはぴったりのルアーです。

  • ウエイト:7g・9g
  • 価格:808円
  • 普段の餌に模しているもの:小魚

強烈な引きのチニングを楽しもう!


チニングの魅力は、どんな季節でも変わらず釣れるということ、食べても美味しく釣るのも楽しいというところが魅力です。

さらに釣竿に掛かったときの強烈な引きを知ってしまうと完全に魅力にハマってしまうでしょう。経験を積んでいけばチヌだけで大量も狙えることでしょう。

最初のうちは分からないことが多いかもしれません。しかも、釣り場にはルールというものがあります。チヌは警戒心が強いので大きな物音をたてない、ライトを海辺に当てないという部分が基本的なルールがあります。

他の釣り人の迷惑にならない様に、チニング釣りを楽しみながら爆釣を目指しましょう!


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