アイナメ釣りの魅力や釣り方を徹底解説!アイナメ釣りに必要な4つのタックルや釣果アップのためのコツを伝授

投稿者:ANGLERりゅーちょい

アイナメ釣りは、堤防やテトラポットなど身近なスポットから気軽に行えて人気です。当記事ではアイナメ釣りの魅力、釣り方のポイント、タックルなどアイナメ釣りに必須のテクニック、アイナメ釣りの必須グッズと釣るための知識をご紹介。大物のアイナメを釣り上げましょう。

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「アイナメ釣りに必要な道具を揃えたい」
「大きなアイナメを釣るにはどんなコツがあるのだろう?」

アイナメ釣りは、堤防やテトラポットなど身近なスポットから気軽に行えることから、人気が高まっています。

今回は、アイナメ釣りの魅力から釣り方のポイントまで網羅してご紹介していきます。

最後まで読むことで、タックルなどアイナメ釣りに必須のテクニックなどを押さえられるはずです。

アイナメ釣りに必要な道具と知識を揃えて、大物のアイナメを釣り上げましょう!

魚とのファイト(やり取り)が楽しい!アイナメ釣りの魅力


まずは、アイナメ釣りの魅力について簡単にご紹介します。

アイナメ釣りとは、日本各地の沿岸に生息するアイナメをターゲットした釣りです。

引きが強く、魚とのファイトが楽しめる人気魚種のひとつとして、アングラー(釣り人)に人気があります。

海面や海面近くにある岩が集まった浅い岩礁帯や、砂や小石が集まっている砂礫の底などに潜んでいることが多く、防波堤・テトラポットから狙えるのも特長です。

アイナメは30~60センチまで幅広い大きさが釣れる


アイナメの大きさは、成魚で平均30~40センチほどですが、大型だと60センチほどのものが釣れる場合もあります。

特に、北海道や東北地方を中心に大型のアイナメが生息しており、該当エリアでは大物が狙えるでしょう。

エサは甲殻類やゴカイ、小魚などが一般的です。

アイナメは落ちてくるエサに反応する習性があり、オモリと針が一緒になている「ブラクリ仕掛け」や、ワーム(ミミスやサナダムシなどを模した疑似エサ)を落下させて釣る方法が適しています。

アイナメ釣りに適したシーズンは低水温期


アイナメ釣りに適したシーズンは低水温期です。

アイナメは冬に産卵を迎えて、産卵時期に食欲が増す傾向が強く、産卵のために接岸する晩秋~初冬を狙うのがおすすめです。

地域によって低水温期は異なるため、北海道ならほぼ一年中、東北地方では夏期シーズン以外、その他の地域は11~12月と1~4月にかけてがシーズンとなっています。

アイナメ釣り方は2種類


アイナメ釣りには「ブラクリ仕掛けを用いた沖釣り」と「ルアーフィッシング」の2種類があります。それぞれの釣り方の手順を詳しく解説していきます。

ブラクリ仕掛けを用いた沖釣り


「ブラクリ仕掛け」とは、オモリと針が一緒になった根魚用の仕掛けです。

仕掛け全体が短く、根がかり(釣り針やルアーが障害物に引っかかってしまうこと)を起こしにくいメリットがあり、隙間に入り込んでターゲットを誘い出す役割をはたします。

オモリと針の位置が近いため、コントロールがききやすく思い通りに動かせる点もポイントです。

ブラクリ仕掛けを用いた沖釣りでは、岩礁帯周りを丁寧に探ることが重要なポイントとなります。

ブラクリ仕掛けを用いた沖釣りの手順

ブラクリ仕掛けを用いた沖釣りの手順は次の通りです。

  1. 真下よりやや前方を意識してキャスト(ロッドを使用して仕掛けを投げる)する
  2. 仕掛けが底に沈んだらライン(釣り糸)を張りすぎないように底ダチ(仕掛けを海底に着底させたままラインを張る動作)をとる
  3. アイナメが潜みやすい穴状の岩礁深くや、岩の陰を中心にエサを入れるのをイメージしながら軽くしゃくる(竿を動かしてエサやルアーを生きているように見せること)

沖釣りではポイントを細かく動かすため、基本的には真下にキャストするのが一般的です。

一方、ブラクリ仕掛けの場合はやや前方を狙って広範囲を探るようにするとアイナメが釣れる確率がアップします。

ルアーフィッシング


2つ目の「ルアーフィッシング」は、ワームなどのルアーを使って釣る方法です。

近年では、アイナメやソイなどを釣るロックフィッシングゲームとして人気を集めています。

岩礁帯を探るには、根がかりを防ぐためにオフセットフック(針先をワームで隠したフックセット)が一般的に使用されています。

合わせて、テキサスリグと呼ばれる遊動式のオモリを使用して、ターゲットへの食い込みを妨げない工夫を行うことができます。

3つのルアーフィッシングアクション

ワームを使用してのルアーフィッシングのアクションは、大きく次の3つに分けられます。

3つのルアーフィッシングアクション

1.リフト&フォール

2.ボトムパンピング

3.ボトムズル引き

それぞれ詳しくみていきましょう。

1.リフト&フォール
キャストしてから、90度ほどロッド(釣り竿)を上げてワームを持ち上げてフォール(落とす)を繰り返す方法です。

2.ボトムパンピング
1でご紹介したリフト&フォールより、小刻みなリズムを刻んで底をたたくことで、ターゲットにアピールする方法です。

3.ボトムズル引き
ロッドワークで底をズルズルと引く方法で、根がかりしかけたときはルアーを持ち上げて、障害物を乗り越えながら引きます。

いずれも、アイナメの習性(障害物に身を隠しやすく上から落ちてきたエサに飛びつく)を利用して行うアクションで、上記3つを試せば大抵のアイナメは釣れると言えます。

アイナメ釣りにおすすめのタックル4つを解説


続いて、アイナメ釣りにおすすめのタックル(釣り道具)の解説です。

それぞれのタックルについて、選び方のポイントとおすすめの商品を紹介していきます。

根がかりが少ないポイントを狙うなら、バスやメバルを釣るときに使用するライトなスピニングタックルでもOKですが、基本的には根がかりが多い場所でも通用するベイトタックルを揃えると良いでしょう。

スピニングタックル

キャストが簡単で、水深の浅いポイントでは斜めに引くことで広範囲を探れます。ラインはフリー状態にできるため素早く底をとることができます。

ベイトタックル

高感度でパワーがあり、初動しやすいタイプです。バット(根元)からベリー(中間)にかけて合わせを入れたときにダイレクトに力が伝わって、パワーロスが少なくて済みます。

アイナメ釣りにおすすめのロッドの選び方


アイナメ釣りに適したロッドは釣り場所によって変わります。

前述した通り、スピニングよりもパワーがあって、根がかりを起こしにくいベイトロッドを選ぶのがおすすめです。

場所ごとに適したロッドの条件をまとめていきます。

・防波堤

ロッドの長さ 6~7フィート(1.82~2.13m)
ロッドの硬さ M(ミディアム)~H(ヘビー)
対応ルアー重量 5~28g程度

ロングキャスト(長時間遠投する)必要がないポイントであるため、バス用のロッドを流用することも可能です。

・岩礁帯または沖

ロッドの長さ 7.5~9フィート(2.28~2.74m)
ロッドの硬さ MH(ミディアムヘビー)~H(ヘビー)
対応ルアー重量 35g程度

ロングキャストが必要な場合は、ロックフィッシュ専用のロッドを使用するのもおすすめです。用途や好みでスピニングロッドを使い分けるのも有効な方法でしょう。

おすすめのロッドはメジャークラフト『ロックフィッシュロッド ベイト 3代目 クロステージ 根魚 CRX-822H/B』

\藻場に隠れたアイナメ狙いに!/

頼れる強靭なパワーを備えていながら全体的に軽く作られているため、初心者でもコントロールしやすいのがポイントです。

岩磯場や堤防から大物アイナメをはじめ、他のロングフィッシュも狙えます。

価格帯の中でも高性能で、長く使えるコスパの高いモデルです。

こちらは値段もリーズナブルながら軽いしパワーもあるし良いです。
ロックフィッシュ用ですがシーバスにも使用してます。
引用元:Amazon

アイナメ釣りにおすすめのリールの選び方


次に、アイナメ釣り向けのリールについてです。

リールは錆に強い海水に対応しているモデルを選びましょう。

アイナメが食いついたタイミングでドラグをきつく締め、たくさん巻かなければならないため、ドラグ力と剛性を兼ね備えている必要があります。

ハンドルを1回転させたときに、より多く糸を巻けるハイギア(7:1クラス以上)がおすすめです。

おすすめのリールはダイワ(Daiwa)『14 タトゥーラ 103XH-TW』

\アイナメ入門向きのハイギア!/

ギア比が理想的なモデルで価格もお手軽なため、アイナメ釣り初心者には特におすすめです。

すごく回転も良く、初心者の方でも上手く投げられると思います!
引用元:Amazon

アイナメ釣りにおすすめのラインの選び方


次は、アイナメ釣りに適したラインの選び方についてです。

根ズレに強いという特徴を持ったフロロライン(ポリフッ化ビニリデンと呼ばれる素材を使用し感度がよくアタリがとりやすい特徴をもつ)をおすすめします。

アイナメが潜む岩礁帯やテトラポットはラインと障害物が擦れやすく、14~20ポンドを基準にしてフロロラインを選ぶと安心でしょう。

おすすめのラインはクレハ(KUREHA)『フロロマイスター 320m 14lb』

\丈夫で頼れるフロロライン/

アイナメ釣り向きの本格的なフロロラインを、リーズナブルに手に入れるならクレハのフロロマイスターがおすすめです。

80m毎マーキングシールに、残りm数が表示されているので、残量がわかりやすくリールへの巻き取り目安になってくれます。

最後まできっちりと使える整列巻き仕様で、無駄なく使えるでしょう。

強さ、感度は必要充分です。
しなやかさは若干劣りますが、初心者でも扱えるレベルです。
巻き変えも惜しみ無く出来る価格で、コスパ最強!
引用元:Amazon

アイナメ釣りにおすすめの仕掛けの選び方


最後は、アイナメ釣りに必須の仕掛けの選び方を見ていきましょう。

アイナメ釣りには、根がかりを起こしにくいテキサスリグを使用するのが一般的です。

中層のターゲットを狙う際には、ワーム+ジグヘッドの組み合わせも有効ですが、障害物が多いところではテキサスリグが扱いやすいでしょう。

アイナメに有効な定番ワームは、大きくわけて以下の3種類があります。

  • 小魚が回遊しているときに有効な「シャッド系ワーム
  • アイナメの釣果実績が高い「カーリーテール系ワーム
  • アイナメが好む「甲殻系ワーム

ひとつずつ具体的に見ていきましょう。

1.小魚が回遊しているときに有効な「シャッド系ワーム」
アイナメのエサとなる小魚を模して作られているワームで、小魚が回遊している状況の時に有効です。

アイナメを始めとするロックフィッシングでは定番のワームのひとつとなっています。

2.アイナメの釣果実績が高い「カーリーテール系ワーム」
アイナメ釣りで釣果実績が高いのが、カーリーテール系のワームです。

アクション性が高く、ボディに突起がついているため、テールアクションでアイナメに対して高い効果を発揮します。

3.アイナメが好む「甲殻系ワーム」
磯場などに生息するアイナメが好む甲殻類を模したワームで、大型のアイナメを狙う際に根から引きづりだすことができます。

ロックフィッシュ用のワームが数多く販売されているため、カラーバリエーションが豊富な点もポイントです。

おすすめのルアーはバークレイ(Berkley)『ワーム ガルプ! ソルトウォーター パルスワーム 3.2インチ モエビ GSPW3.2-MEB』

\大型ロックフィッシュ狙いにも◎/

カーリーテールタイプのワームで、水の中で大きく揺れて魚にアピールします。

魚の食い込み度合いや針の持ち具合も抜群で、効率よく釣果を上げられるでしょう。

低活性時のロックフィッシュ狙いでも十分に活躍します。

夜でも昼間でも釣れます。
普通のカーリーテールでは反応が薄い状況でも、アタリの確率が上がるように感じます。
アタリが多くなるのでひっかけるチャンスも増えます。
引用元:Amazon

テキサスリグの作り方


ここで、テキサスリグについてご紹介します。

テキサスリグとは、バレットシンカー(ラインを通す金属)・オフセットフック・ワームの3つを組み合わせて作るワーム専用のリグです。

フックが隠れていることにより根掛かりに強く、ロックフィッシュゲームだけでなく、バス釣りでも使われます。

元々はバス釣りで使われていたリグですが、アイナメを始めとする根魚にも有効とされ、広く用いられるようになりました。

・バレットシンカー
テキサスリグの根がかり回避のために必須なパーツで、シンカーに使用される素材にはタングステンと鉛の2種類があります。

タングステンは鉛より硬く感度が良いため、沈下速度が速く引っかかりづらいタイプです。ただ、鉛より高価な点がネックとなっています。

一方、はタングステンに比べて安いものの、柔らかいので変形しやすい点や、オモリ自体の変形により根がかりを起こしてしまう可能性が高いのがデメリットです。

・オフセットフック

障害物を回避する能力に長けたフックで、テキサスリグでは定番のフックとして使用されています。

魚がワームをくわえ込む隙間を作ってフッキングしないと、力が伝わりにくいので注意が必要です。

作り方は以下の通りです。

  1. シンカーをメインラインに通す
  2. ラインの先端にフックを結ぶ
  3. 結んだフックにワームをセットする

アイナメ釣りの釣果をアップさせるコツ


アイナメ釣りに必要な道具の選び方を押さえたところで、アイナメ釣りの釣果をアップさせるコツについても知っておきましょう。

アイナメ釣りのコツは「合わせのタイミングを見計らう」ことです。

アイナメは独特な捕食の仕方があり、エサを加えたら何度か繰り返し食べたり吐き出したりする習性を持っています。

慌てて釣ってしまうと、アイナメの口にエサが入っていない状態になり、せっかくのチャンスを逃してしまいます。

口の中に入れたとしても、安全なエサか判断している場合もあるので、大きなアタリを感じた後に竿の動きが止まったら、早めにあわせてみるなど状況に応じて判断するようにしましょう。

釣り方や必要な道具を押さえてアイナメ釣りを楽しもう!


アイナメ釣りのやり方や必要なタックルをご紹介してきました。

根がかりしやすくコツを掴むのに少し時間はかかるかもしれませんが、合わせのタイミングに気をつければ、魚の引きを最大限に楽しむことができる釣法です。

アイナメは初心者から上級者まで幅広いアングラーに人気の魚種なので、早速チャレンジしてみましょう。


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