エギングにおすすめのリーダー10選!エギングの成果を確実に上げるリーダーの選び方を徹底解説
投稿者:ANGLERりゅーちょい
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「たまの休日、せっかくエギングを楽しみに来たのに思うような成果が得られなかった…」
「色々な記事でエギングのリーダーについて調べたけれど、みんな言ってることがバラバラで何が正しいのか分からない…」
エギングについて、そんな不満を抱いたことはありませんか?
正しいリーダーの選び方をマスターすることによって、初心者から脱却したいと考えるエギングビギナーも少なくはないでしょう。
今回は、そんなエギングのプロに憧れる初心者の方に向けて、エギングの基本であるリーダーの選び方について紹介していきたいと思います。
この記事で紹介する内容を読んでいただければ、エギングで成果が上げるための「リーダーの選び方」について99%マスターすることができます。
あとの1%は何なのか、というとそれは経験です。
キャストをした時の安定感やイカがヒットした時の動きなど、経験を積むことでより最適なリーダーを選ぶことが出来るようになります。
しかし、一から経験だけを頼りにリーダー選びを行おうとすると、自分にとって1番最適なリーダーにたどり着けるまで長い時間がかかることになるでしょう。
そこで、本記事ではエギングを行うのに最も適したリーダーの選び方について余すところなくご紹介していきたいと思います。
今回紹介するポイントさえ抑えていただければ、エギングの成果は間違いなく向上します。
「ラインとリーダーの最適な組み合わせが分からない…」
「結束強度をあげるにはどうしたらいいの?」
上記のようなエギングについての悩みを解決するための具体的な情報もお伝えしていくので、ぜひ最後までお読みください。
エギングにはPEライン+リーダーの組み合わせが必須
エギングを行うのに最も適した組み合わせは「PEライン+リーダー」の組み合わせです。
PEラインは他ナイロン等のラインと比べて引っ張り強度が格段に強く、伸縮性がほとんどありません。
伸びが無い分イカが食いついた感覚がはっきりと伝わるため、エギングの成功率が格段に上がります。
しかし、 PEラインは非常に細く、擦れてちぎれやすかったり、からみやすかったりというデメリットも抱えています。
上記のようなPEラインの弱点を補うために、リーダーは必要不可欠な存在なのです。
PEラインにリーダーを結束することで、摩擦強度が上がり、根ズレ(岩礁帯や水中の障害物にラインが擦れること)によるラインブレイク(ラインが切れるトラブル)の頻度が格段に下がります。
ちなみに、PEラインには色付きのものが多く、目の良いアオリイカや周囲の魚に警戒心を与えてしまう恐れがあるため、色のついていないリーダーを利用することで警戒心を下げるという役割も担っています。
エギングに使用するリーダーを選ぶ2ステップ
エギングに適したリーダーを選ぶポイントは「素材」と「太さ」です。
実を言うと、エギングを行うポイントやその日の天候、使用するPEラインによって数種類のリーダーを使い分けるのが最終的にプロが行うリーダーの選び方なのです。
しかし、 経験を積んでいない初心者にとって状況に合わせて正しいリーダーを選ぶのは至難の業でしょう。
そこで、今回はどんな環境でも安定して良いエギングの成果が出せるリーダー選びの方法を2つのステップに分けて紹介していきます。
以下のステップに従ってリーダー選びを行えば、経験の浅い初心者でも簡単にエギングの腕を上げることができるので、ぜひお試しください。
STEP1:フロロカーボンラインを選ぶ
PEラインの弱点を保管するために最もおすすめなリーダーは、フロロカーボン性のリーダーです。
フロロカーボンは摩擦強度が非常に高く、岩礁帯や障害物周りでエギングを行う場合でもラインブレイクが起こりにくくなります。
また、水に比べて重いため沈みが早く、伸び率も少ないためアタリが顕著に伝わりやすいという利点もあります。
そのため、シャクリ(ロッドを跳ね上げることでエギをジャンプさせるテクニック)やズル引き(エギを沈めてそのままゆっくりと引くテクニック)などの繊細なテクニックが成功しやすいのも特徴です。
フロロカーボンはエギを自然にフォールさせやすく、糸の劣化を抑えることもできるので、風や潮の流れに慌てがちな初心者にとっても扱いやすくトラブルが起こりにくい素材といえるでしょう。
リーダーには他にナイロン性のものもありますが、こちらは伸び率が高い分、擦れに弱く切れやすいという特徴があります。
エギングを行う場合は、短くしっかりとしたリーダーでイカの動きを感じ取り、摩擦で糸がちぎれないように釣り上げる必要があるため、ナイロン性のリーダーは不向きです。
STEP2:太さは1.75~2.5号を目安に選ぶ
エギングを行う際のリーダーの太さは1.75号~2.5号の間が適切です。
3号など、それ以上に太いリーダーを使う場合は糸自体の強度は増しますが、その分、横風や水の影響を大きく受けてしまいます。
そのため、狙うイカが2kgぐらいまでならあえて2.5号以上のリーダーを使う必要はないでしょう。
リーダーは細くなればなるほど摩擦に弱くなるため、障害物が多そうなポイントでは2.5号、摩擦の心配は少ないけれど風が強いエリアでは1.75号というようにポイントに合わせて使い分けると良いでしょう。
また、使用しているPEラインより明らかに太いリーダーを使用すると、今度は結束強度が弱まり、結び目が解けやすくなってしまうという問題が起こります。
使用しているPEラインが0.5号ならリーダーは2.25号、PEラインが0.4号ならリーダーは2号にするなど、ラインの太さに合わせて1.75号~2.5号の間でリーダーを選ぶ
のも大切です。
長さは1.5m程度
リーダーの素材や太さ以外に気を付けるべきポイントは「長さ」です。
エギングのリーダーの長さは、だいたい1ヒロ
(両手を広げた長さで約1.5m程の長さのこと)程あれば十分です。
それ以上の長さだと、キャストをする際にロッドにからまるなどライントラブルに繋がる可能性が高くなります。
深い場所までエギを落としたい場合でも、2mぐらいまでが妥当な長さです。
ちなみに、販売されているリーダーは30m~40m巻きのものがほとんどですが、長めのリーダーを購入しても全く問題はありません。
多くのエギンガーは必要な長さだけその都度切り取って使用しています。
エギングにおすすめのリーダー10選
ここまで紹介してきたリーダー選びのポイントを踏まえ、おすすめのリーダーを紹介していきます。
エギングのリーダーとして間違いのないものを10種類厳選したので、初心者の方は下記の中からリーダーを選んでみると良いでしょう。
第1位【使いやすく切れにくい!】ダイワ「エメラルダスリーダー」
他のリーダーに比べて柔らかさがありながら、強度も十分に保たれているためエギングビギナーでも扱いやすいリーダーです。
どんなに厳しいスポットでもライントラブルが起きにくく、風の影響も受けづらいリーダーなので、初心者でもラインの動きに敏感なイカ達にまったく違和感を与えずエギングを行うことができます。
カラーも「ナチュラルグリーン」という最も水中に馴染みやすい色なので、ある程度雑にキャストをしてしまってもエギングの成功度は格段に上がるでしょう。
エギングが上手くいかないと悩んでいる人は、他のリーダーで腕を磨く前に一度ダイワの「エメラルダスリーダー」を試してみてください。
リーダーを変えるだけでエギングの難易度が大きく下がるのだと実感できるはずです!
- カラー:ナチュラルグリーン
- 長さ:35m
- 号柄:2号
- 価格:882円
第2位【最強の結束力!】ダイワ「エメラルダス リーダー エクストリームII」
ダイワエギングリーダーの結束力を最大限に強くしたリーダーです。
エギング中にありがちなPEラインとの結束部分がほどけてしまうトラブルもダイワの「エメラルダスリーダーエクストリームII」を使えばほとんど解決できます。
とにかく糸が強く、切れることがありません!
糸の長さも40mと長めで癖もつきにくいため、一つ購入すれば、長く使用することができます。
- カラー:ナチュラル/(ゴムバンド)蛍光ピンク
- 長さ:40m
- 号柄:2号
- 価格:1,107円
第3位【フロロカーボン100%!】デュエル「ハードコア エギングリーダー」
サイズのよい獲物がかかっても切れることはなく、質の良い信頼できるリーダーです。
30mと長さも十分で、大きすぎないので持ち運びにも便利な商品になっています。
エギングはあえて夜に行うこともあるのですが、夜間エギングだとリーダーケースを探すのに手元が暗すぎてまごついてしまうような時も多々あります。
そんな時に、コンパクトなケースだと、上着のポケットからノールックでリーダーを取り出せますし、ジャストストッパー機能で糸の取り出しや収納がしやすくなるため、素早く糸を引き出すことが出来るのです。
- カラー:ナチュラル
- 長さ:30m
- 号柄:2号
- 価格:648円
第4位【バランス抜群!】クレハ「シーガー バトルエギリーダーII」
3号という太さながら、エギングリーダーとしてバランスがよく取れているリーダーです。
柔らかいですが、強くてなかなか切れることはありません。
通常はリーダーの太さが太くなるほど引っ張り強度が弱くなりラインとリーダーが外れやすくなるものです。
しかし、クレハの「シーガーバトルエギリーダーII」は引っ張り強度はある程度強く保ったまま、根ずれ対策もできるという優れモノなので、エギングには持ってこいのリーダーです。
- カラー:ナチュラル
- 長さ:30m
- 号柄:3号
- 価格:573円
第5位【横風に強い!】バリバス「アバニ エギング ショックリーダー」
エギングのために作られたバリバスのフロロカーボンリーダーです。
エギングの敵といえばやはり風の存在ですが、バリバスの「アバニ エギング ショックリーダー」は糸を極力細く編み上げ、風にあおられることなく確実にイカを釣り上げることができるように開発されました。
初心者でエギングリーダーに何を選んでいいのか全く分からない状態でもバリバスの「アバニ エギング ショックリーダー」を使えばエギングの成功率は上がるでしょう。
- カラー:ナチュラル
- 長さ:30m
- 号柄:1.7号
- 価格:936円
第6位【ビギナーでも安心!】デュエル「クイックリーダー」
Eラインにループノットを作り、ループ同士で結束できる製品です。
自分の結び方だと結束強度に自信が持てない初心者におすすめのリーダーになります。
現場にいるプロのエギンガーはいとも簡単にPEラインとリーダーを結んでみせます。
しかし、初心者で一からエギングを始めた方にとっては、PEラインとリーダーを結ぶことは実はかなり至難の業なのです。
エギング中は落ち着いた環境でゆっくりと結べる状況ばかりではないため、デュエルの「クイックリーダー」のように便利なスナップ付のリーダーも一つは持っておいて損はないでしょう。
- カラー:ナチュラル
- 長さ:1m×3本
- 号柄:2.5号
- 価格:200円
第7位【ハリが抜群!】シマノ「ショックリーダー セフィア EX フロロカーボン」
水さばきが良く、イカの繊細な動きにも合わせることができる優秀なリーダーです。
ハリがありエギの跳ね上げも自由自在に操れます。
エギングではイカを釣り上げるために様々なテクニックを駆使しなければなりません。
ハイピッチショートジャーク(シャクリと同時にリールを巻き取ることでエギを縦方向ではなく横に崩すテクニック)のようなハードなテクニックを使う時もあります。
上記のような時は、シマノの「ショックリーダーセフィアEXフロロカーボン」のようなハリがあり、水さばきの良いリーダーは重宝されます。
- カラー:クリア
- 長さ:30m
- 号柄:2.5号
- 価格:1,177円
第8位【コスパが良い!】ヤマトヨテグス「リーダー フロロショックリーダー フロロカーボン」
リーダー専用のラインは量が少なく値段が少し高いイメージがありますが、このヤマトヨテグスのフロロショックリーダーは350円前後とリーズナブルです。
長さ30mとコスパが良く、性能も悪くはないため気兼ねなく使うことができます。
エギングが上達するまではふとしたタイミングでPEラインからリーダーが外れてしまったり、リーダーが根ズレで千切れてしまうことも少なくありません。
初めから高価なリーダーを使うと懐に厳しい場合もあるのです。
ヤマトヨテグスの「リーダーフロロショックリーダーフロロカーボン」なら30m使い切ってしまった場合を考えて予備を購入したとしても、金銭的な負担は少なくて済むでしょう。
- カラー:クリア
- 長さ:30m
- 号柄:2.5号
- 価格:343円
第9位【昔からの定番リーダー!】東レ「ライン 銀鱗」
実は「銀鱗」はエサ釣りのハリス(道糸とハリをつないでいる糸)専用のラインなのですが、エギングのショックリーダーとしても使える定番の商品でもあります。
子供のころから愛用しているという人も多く、フロロカーボン程ではないにせよ、ナイロン性でありながら擦れに強く切れにくいという特徴があります。
他のリーダーよりも価格が安く、50mも長さがあるのでお得に使用できるという点も魅力的です。
- カラー:ナチュラル
- 長さ:50m
- 号柄:2号
- 価格:600円
第10位【(特徴を書く)】サンライン「リーダー ソルトウォータースペシャル エギBS HG フロロカーボン」
珍しいカラーであるブラックのラインは水中で目立たず、イカに不信感を与えません。
上手くキャストができずにイカを驚かせてしまったり、普通のリーダーを使ってもあまり食いつきが良くないなと感じた時には、一度試してみてほしいリーダーです。
コーティングがしっかりしておりラインへのダメージを最小限に抑えることができるため、ラインブレイクすることもなく、ささくれ立つこともありません。
リーダーのささくれは水さばきに影響を与えるので、繊細なテクニックが必要になるエギングにはラインがダメージを受けにくいサンラインの「リーダーソルトウォータースペシャルエギBSHGフロロカーボン」はおすすめできるリーダーです。
- カラー:ブラック
- 長さ:30m
- 号柄:1.75号
- 価格:1,251円
初心者でも簡単にできる!リーダーの結び方
リーダーとラインを結ぶ方法は様々ありますが、特に有名なのが「電車結び」と「FGノット」です。
続いては、それぞれの結び方の特徴と手順を紹介していきます。
電車結び
電車結びは結束強度が高く結び目も小さいというメリットがありますが、慣れていないと締め込みの甘さからすっぽ抜けてしまう場合もある 比較的上級者用の結び方です。
結び方の手順は以下の通りです。
STEP1:PEラインとリーダーを平行に重ねる
STEP2:PEラインの先端を20cmから30cmくらい出して、道糸を後ろ側にくり返し輪を作る
STEP3:重なり合った部分に対して、先端のPEラインの部分を5回ほど巻きつける
STEP4:PEライン側の糸をゆっくり引っ張る(※後で締め込むため、占め過ぎないように7割りくらい)
STEP5:リーダー側を同じように戻して輪を作る
STEP6:出来上がるとコブとコブ同士が離れて存在している
STEP7:PEライン側とリーダー側へゆっくりと引っ張り合う
STEP8:コブ同士が近付いて行って、最後にぎゅっと締まる
STEP9:余って飛び出たPEラインとリーダー部分をハサミでカットして出来上がり
電車結びをする時は、コブが大きくなりすぎないよう慎重にゆっくりとラインを引っ張るよに意識してください。
連結をした後は、ほどけてしまわないように固く締め込むのがポイントです。
FGノット
FGノットは 電車結びと比べ結束強度が弱いと言われていますが、簡単にかつスピーディーに結ぶことができるため、エギングの現場では重宝されている結び方です。
結び方の手順は以下の通りです。
STEP1:人差し指に7回、薬指に3回PEラインを巻きつける
STEP2:リーダーを差し込む穴を作る(※短いと思ったら人差し指の巻きつけを一つ解く)
STEP3:「右手で持つリーダー」を「左手の指に巻き付けたPEラインの穴」に下から通す
STEP4:リーダーが飛び出した部分を指で押さえ、左手でPEラインをひねり、右手でリーダーを通す(※左手の動作が重要)
STEP5:飛び出ているリーダーの頭をPEラインにもう一度くぐらせる
STEP6:4~5までの手順を10回程度くり返しつつ、強く締め込んでいく
STEP7:左手に巻き付けたPEラインをほどく(※その時、右手で編み込んだ部分をしっかり押さえておくこと)
STEP8:右手から左手に持ち替えます
STEP9:リーダーの先からPEライン(本線)とPEライン(支線)の2本がYのかたちで伸びている状態を確認する
STEP10:リーダーとPEライン(本線)を2つ束ねた状態で、PEライン(支線)を使って外掛け結びをする(※これは仮止め)
STEP11:摩擦熱を起こさない為に編み込んだラインを口に含んで湿らせる
STEP12:PEライン(支線)を口にくわえ、PEライン(本線)とリーダー部分を両手に持ち、3方向から均等に引っ張る
STEP13:外付け結びをもう2回、合計3回行う
STEP14:リーダーの頭を3~5mm程残しカットする
STEP15:ライターでリーダーの先端を溶かし、コブを作る(※PEラインを焼かないよう注意)
STEP16:リーダーのコブと編み込んだPEラインの隙間を埋めるように支線で外掛け結びをする
STEP17:PEライン(本線)とリーダーを引っ張った状態でPEライン(本線)に支線を結びこんでいく
STEP18:7回から8回ほどハーフヒッチする
STEP19:最後に2回くぐらせてしっかりと締め込む
STEP20:余分な支線をカットしたら出来上がり
PEライン(支線)を使って外掛け結びを複数回することで結びの強度を上げています。
同じ場所に結び目が合わさってしまうと余計なコブが出来てしまうので、なるべく指で触って凹凸を感じないように慎重に結び込んでいくのがポイントです。
リーダーを使ってエギングを極めよう
今回はエギングのリーダーの選び方について紹介してきました。
適切なリーダーが選べれば、エギングの成功率が大幅にアップします。
以下のステップを意識しながら、自分にとって一番使いやすいリーダーを探していきましょう。
STEP1:摩擦に強く安定しやすいフロロカーボン性のリーダーを選ぶ
STEP2:太さは狙うイカのサイズやスポットに合わせて1.75~2.5号を目安に選ぶ
本記事を参考にして頂ければ、エギングで今まで以上の成果を叩き出せることは間違いありません。
トラブルを軽減させ、ストレスフリーなエギングライフを楽しみましょう!
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