ニジマスの3種類の釣り方とは?ニジマス釣りのコツやよく釣れる餌、釣れないときの原因も解説します
投稿者:ANGLERりゅーちょい
この記事をシェアする
「ニジマスは簡単に釣れると聞いたのに、やってみると意外と釣れない…。何かコツがあるのかな?」
「さっきまでたくさん釣れていたニジマスがさっぱり釣れなくなってしまった!なんで?」
ニジマスは釣り初心者の方や家族連れの方にもおすすめの魚で、何でもよく食べるため非常に釣れやすい魚です。
またニジマス釣りができる場所は渓流や湖、管理釣り場と多岐に渡るので、いろいろな場所でニジマス釣りを気軽に楽しむことができるでしょう。
本記事では初心者の方でもニジマスを簡単に釣る方法や、ニジマスの3種類の釣り方、釣果を上げるコツまでを解説します。
シンプルだからこそ釣れるときと釣れないときの差がでやすいニジマス釣りで、常に釣果を上げるためにはどうすればいいかが分かるでしょう。
記事をよく読み、ニジマス釣りを手軽に、色々な方法で楽しんでください。
ニジマスの生態と釣れる場所
ニジマスは川や湖などに生息している淡水魚で、ニジマスを釣れる釣堀も多く、初心者や家族連れの方には特におすすめです。
北米原産で元々は太平洋東岸やカムチャッカ半島などに居た魚ですが、放流に適しているので世界各地に生息域を広げ、日本でもさまざまな地域で釣ることができます。
ちなみに日本では明治10年にカリフォルニア州から移入され、多摩川に放流されたという記録が残っており、現在では手軽に釣れる魚として全国の釣り好きに親しまれています。
ニジマスの生態
ニジマス釣りのシーズンは3月から11月で、特に春や秋はニジマスにとって過ごしやすい水温になるので、餌に食いつきやすく良く釣れます。
餌は肉食性で何でも食べますし、とても貪食なのでニジマスの居る場所で餌を投げればすぐに釣れるでしょう。
普段ニジマスは昆虫や小魚を食べていて、昆虫に関しては水の中に住んでいるものもたまたま水に落ちてきたものも食べます。
なのでニジマスの餌には虫餌がおすすめですが、虫は苦手で触りたくないという方もご安心ください。
何でも食べるニジマスは虫餌以外にもマグロに切り身や魚肉ソーセージ、イクラなどでも簡単に釣ることができます。
ただ同じ餌を使い続けると警戒心を持たれてしまうので、マグロでしばらく釣りをしたら魚肉ソーセージに変えてみるというように、餌はときどき変えるようにしてください。
ニジマスが釣れるポイントは渓流や湖
ニジマスは全国の渓流や湖に住んでいて、渓流では流れの早いところよりも緩やかな場所、他な場所よりも深めの場所を好みます。
野生のニジマスはポイント選びさえ間違えなければすぐに釣れますが、釣れない場所ではなかなか釣れないでしょう。
釣りにおいてポイント選びは重要です。
ニジマスが好む流れの緩やかな場所や深めの場所を狙うのはもちろん、ニジマスは水中から人間を見ています。
ポイントを決めたら水際からなるべく距離を上げたり物音を立てないようにして、ニジマスに気付かれないようにしましょう。
釣堀でも釣れる
ニジマスは餌によく食い付き初心者や家族釣れでも気軽に釣れるので、ポピュラーな魚として釣堀でもたくさん放流されています。
ポイントさえ間違えなければ簡単に釣れるニジマスですが、初心者の方にはポイント選びも難しいでしょう。
野生のニジマスがよく釣れる渓流や湖などに行くのは少し大変なので、慣れるまでは釣堀に行ってみてください。
釣具の貸し出しを行っている釣堀や釣った魚を焼く設備が整っている釣堀もあるので、家族連れの方には特におすすめできます。
フライを使ったニジマスの釣り方
フライとは毛鉤とも呼ばれる主に虫を模した疑似餌のことで、虫以外にもイクラを模したものなどさまざまな種類があります。
ルアーフィッシングと同じく、ターゲットにフライを本物の虫だと思い込ませることが大切です。
またフライフィッシングには独特の魅力があり、例えばフライの動きをより本物の虫の動きに近づけるために釣りをしながら周りを観察するなど、自然を満喫できる釣りと言えます。
フライフィッシングのタックルと仕掛け
フライフィッシングをするときは下記の7つの道具を揃えましょう。
各仕掛けや道具について解説していきます。
フライロッド
フライフィッシングには専用のロッドとラインがあります。フライフィッシングでニジマスを釣るときは、ロッドの番手は4~6番手を選び、ラインの番手はロッドに合わせましょう。
ちなみに番手の数字が小さいほどロッドは軽く柔らかく、大きいほど重く硬くなります。ラインも番手が大きいものほど重いです。
柔らかめのロッドの方がより繊細なキャストが可能なので、リアルな虫の動きを真似するフライフィッシングでは柔らかめの4~6番手のロッドを選びましょう。
フライライン
フライラインには水の中に沈むシンキングラインと水に浮かぶフローティングラインがあります。
フライフィッシングではフライを使って、水に落ち、水面を流れていく虫のような動きでニジマスを誘うので、水に浮かぶフローティングラインを選んでください。
またフライラインは通常のラインよりも太くかさばりやすく、重いです。
フライリール
フライリールは使い方が他のリールと違うので、リールもフライ専用のものを選びましょう。
フライリールではキャスト時にあらかじめラインを必要なだけ引き出しておき、投げるたびにリールを巻くのではなく、移動時などにラインを仕舞うために巻きます。
ルアーなどと違って軽量なフライを投げても、ラインがリールから引き出されていくということはなく、単純にラインを仕舞う場所としてシンプルな仕組みをしているのがフライリールです。
バッキングライン
フライラインは単体では使わず、バッキングライン(フライラインの根元に結びつける下巻き用の糸)というラインと一緒に使います。バッキングラインはフラインラインの根元に結び、フライラインより先にリールに巻きます。
リーダー・ティペット
バッキングラインとフライラインを結んだら、フライラインの先端にさらにリーダーと呼ばれる細くて透明のラインを結んでください。
リーダーの先端は細くなっており、ティペットと呼ばれますが、リーダー先端のティペットはラインを結びなおしていくうちに短くなっていきます。
リーダー先端に継ぎ足すためのティペットも用意しておき、必要に応じてリーダーに結んで長さを継ぎ足していってください。
フライ
最後にフライと呼ばれるフライフィッシング用の疑似餌を取り付けましょう。
フライは毛ばりとも呼ばれ、ニジマスが食べる水生昆虫を模したもの、小魚を模したストリーマーや丸い毛玉のようなエッグという種類があります。
フライフィッシングで実際にニジマスを釣る方法
フライフィッシングではニジマスに疑似餌を本物の虫だと勘違いさせることを意識しましょう。
どんな釣りでも疑似餌を使うのであれば、魚に疑似餌を本物の餌だと勘違いさせる必要があります。
まずフライフィッシングではあらかじめある程度の長さのラインを引き出しておきましょう。
釣堀では投げたラインを周りの人にぶつけないように、状況や周りをよく見て必要な長さを引き出してください。
渓流でのフライフィッシングでは、まず流れの上流に向けてフライを投げます。するとフライが上流から下流へと流されていくので、フライが流れてラインが伸びたらまた上流に投げるということを繰り返します。
フライフィッシングに慣れてきたら、フライをより本物の虫っぽく見せるために、周りの昆虫などの様子をよく観察してみてください。
周りの昆虫の様子をよく見て、昆虫が水に落ちるタイミングやどんな風に水を流れていくのかを観察し、本物の昆虫と同期させるイメージでフライを使いこなしましょう。
まずはキャストを覚えよう
フライフィッシングは竿を前後に「クイっ、クイっ」と振るようなイメージでラインを投げます。
後ろに竿を振りかぶって、ラインが弛んだり落ちてきたりしないうちに、素早く前方に向けて投げます。
竿を前方に振り、ピタっと止めるとラインが一瞬U字型になるでしょう。ラインがU字型になることをループといい、ループがラインに力を伝えることで遠くまでフライを飛ばせます。
慣れない内は学生の運動会で応援団が旗を振るような動きをイメージしてみてください。
応援団が旗を振る動きをよりキビキビと行うイメージで、竿をしばらく振って練習してみましょう。
綺麗なU字型のループを作ることを意識して、フライフィッシングのキャスティングを練習してください。
フライの誘いのテクニック
ニジマスを誘うときに最も重要なのはフライを自然に、ゆっくりと流すことです。
フライに不自然な動きがあるとニジマスは警戒して食いついてきません。自然の流れに沿って、水面に引き波や波紋を起こさないようにしましょう。
またフライを本物の虫と思い込んでいても、流れが早くてタイミングをつかめなければ、ニジマスは食い付きたくても食いつけません。
自然にゆっくりとフライを流すためには、流れの緩い場所を見つけてフライを落とすことが大切です。
1本の川の中でも、場所によって流れの早さは違います。
渓流の流れの早さは水深によって変わり、渓流の表層では水深が深いほど流れが早く浅いほど流れは緩やかになっていきます。
流れの早い中心部分を流心といい、基本的には川の真ん中に近づくほど流れが早くなると思っていいでしょう。
流れの早い流心を見つけたら、流心から少しはずした場所にフライを落とせるように投げてください。
また流心の外側にフライを落とすとき、自分から見て流心よりも手前側に落とすときと、流心よりも外側に落とすときでそれぞれコツがあります。
流心よりも手前側にフライを落とすときは、ライン先端がクネクネとした形で水に入るように投げてみましょう。
流心よりも外側を狙う場合は、ラインがU字型のループを描いたまま水に落ちるようにしてください。このとき自分から見て逆U字型になるように、U字の底のカーブ部分が上流を向くようにしてください。
いずれの場合も上流側にあるラインの先端部分が、ほんの少しだけ水流に引っかかり、フライの流れを自然な状態のまま緩やかにしてくれます。
ゆっくりと流れていくフライはニジマスにとって食い付きやすく、自然に流れていくので警戒心も抱かせません。
餌を使ったニジマスの釣り方
ニジマスはかなり貪食で何でも食べるので、1つの餌を固定せずに色々な餌を試してみると良いでしょう。
上記はニジマスの餌の一例です。上記を参考にしながら、色々な餌をローテーションで試してみてください。
なぜローテーションするのかというと、同じ餌を使い続けるとニジマスの警戒心が上がり、食いつかなくなってしまうからです。
例えばイクラを使い続けると、ニジマスは「イクラを食べたら釣られるんだな」ということが分かり、イクラに対して警戒心を抱くようになります。
釣りを続けていて食いつきが悪くなってきたら、まだニジマスが警戒心を持っていない別の餌に変えてみましょう。
再び食いつきがよくなるはずです。
餌釣りの仕掛け
ニジマスの餌釣りはポイントによっておすすめのものが変わってきます。
管理釣り場での仕掛けはウキ釣りが、自然渓流であればミャク釣りの仕掛けがそれぞれおすすすすめです。
それぞれのやり方について解説していきます。
管理釣り場の仕掛けはウキ釣りがおすすめ
管理釣り場ではウキ釣りがおすすめです。またウキ釣りはリールを使わず、ウキの動きでアタリが分かるので初心者でもやりやすいでしょう。
渓流竿
管理釣り場でのウキ釣りでは渓流竿を使うとよいでしょう。リールを付ける必要がなく、ニジマスがかかったら竿先を上げてかかった魚を手元に引き寄せます。
道糸
ウキ釣りではナイロン製で1~1.5号の道糸を使いましょう。
道糸とは竿から仕掛けまでを繋ぐ糸のことで、道糸の先にさらにハリスという仕掛け用の糸をつけます。
玉ウキ・ゴム管
丸い形をした玉ウキと、玉ウキを道糸に取り付けるためのゴム管というパーツが必要です。
まず道糸にゴム管というウキをつけるためのパーツを通します。ゴム管に開いた穴に道糸を通してください。
道糸につけたゴム管に、玉浮きの先端部分を差し込むことでラインにウキをつけられます。
サルカン・ハリス
サルカンは道糸と、仕掛け糸のハリスを繋ぐために必要なパーツです。
ウキをつけた道糸の先端をサルカンに通し、道糸に結び付けてください。道糸を結んでいない方のサルカンの穴にハリスをつけましょう。
ガン玉(オモリ)
ウキの入っていた袋などに対応したオモリの重さが書いてあるので、対応したオモリをハリスの糸につけます。
オモリの片側、割れたようになっている部分にハリスを通し、などで力を加えて糸にしっかりとオモリを噛ませて上げるといいでしょう。
自然渓流であればミャク釣り仕掛けがおすすめ
ミャク釣りはウキもリールも使わない釣り方で、ウキの代わりに目印というものを使います。
仕掛けの作り方も簡単で、ウキの代わりに目印をつけるだけで、後はウキ釣りの仕掛けと同じ作り方です。
目印は3~4個付け、ニジマスに違和感を与えないように水面に出るようにしましょう。
餌釣りの誘いのテクニック
ニジマスの餌釣りではこまめに餌を変えることがとても重要です。またときどき竿先をチョンチョンと動かして、水中の餌に軽く動きをつけてあげましょう。
また誘いとは別にタイミングも大切です。
放流してから30分以内くらいのニジマスがお腹をすかしている間が、餌によく食いつくタイミングです。
釣れなくなってきたら餌を変えてみたり竿先を使って水中の餌にアクションを付けたりして、ニジマスを誘ってみましょう。
ルアーでの釣り方
ルアーでのニジマス釣りはリールや竿先を使い、ルアーにアクションを付けることが重要です。
餌釣りよりもテクニックが必要ですが、難しい分ゲーム性も高く釣りをさらに楽しめるでしょう。
ニジマスをルアーで釣る際のタックルバランスの決め方や、ルアーの使い方について解説していきます。
ルアー釣りのタックル
ニジマス釣りでは軽めのルアーを使うことになるので、タックルバランスも軽めのものにします。
スピニングロッドで5フィート程度のものを使いましょう。硬さはUL前後の比較的柔らかめのものがおすすめです。
ちなみに5フィートは1.5m程の長さです。
ロッドに合わせてスピニングリールを使いましょう。扱いやすく初心者の方にもおすすめで、2000番程度の小さめのものを選ぶといいです。
また渓流でルアー釣りをする場合は素早く巻き取れるハイギアタイプのリールを使うと、流れに負けずにかかったニジマスを釣り上げられるでしょう。
初心者の方や管理釣り場でのルアーフィッシングにはナイロン製が、流れがありラインが地形と擦れやすい渓流では耐久力のあるフロロカーボン製がおすすめです。
3ポンド前後のものがおすすめで、フロロカーボンを使うのであればポンド数を少し上げてみてもいいでしょう。
おすすめルアーはスプーンとプラグの2種類
ニジマスにおすすめのルアーはスプーンとプラグの2種類です。
名前の通りスプーンのような見た目をしたルアーで、ルアーの中でもかなりシンプルな部類です。
シンプルだからこそ汎用性が高く、様々なアクションをつけてみたり、狙う水深を変えてみたりということが1つのスプーンでできます。
プラグとは浮力を持ったルアーのことで、小魚を模したミノーや、リールを巻くだけで魚を誘う波動を起こせるバイブレーション系がニジマス釣りにはおすすめです。
プラグ系を使うメリットはルアーアクションが簡単なところでしょう。
リールを一定の速度で巻き上げるだけの「ただ巻き」で十分な誘いが可能なので、初心者の方にもおすすめできます。
ニジマス狙いにおすすめのスプーン
管理釣り場では1~2.5g程度の重さのもの、渓流では3g以上の重さのものがおすすめで、管理釣り場では特に色を多めにそろえておくと良いでしょう。
スプーンが重ければ重いほど、遠心力によってルアーを投げたときの飛距離を伸ばせます。
飛距離の必要ない管理釣り場では小さくて軽いものを使い、飛距離を出したい渓流では重めのものを使うのがおすすめです。
ニジマス狙いにおすすめのプラグ
プラグは管理釣り場よりも渓流で重宝し、特にミノーがニジマス釣りではよく使われます。
ミノーの大きさは5cm前後のものが良いでしょう。
ニジマスは野生のものでも小さな昆虫を食べることが多い上に捕食が下手なので、大きいニジマスを狙いたい場合でも、大きいミノーを選べばいいというわけではありません。
なお小魚の色に近いナチュラルカラーはもちろん、イエローやグリーンなど色の種類はいくつかそろえておきましょう。
ニジマスをルアーで釣るコツ
ニジマスをルアーで釣るにはコツがあり、ルアー選びとルアーアクションが重要になります。
ルアーを使ったニジマス釣りにはテクニックが必要ですが、次の見出しからお伝えする方法を練習も兼ねてやってみてください。
スプーンは金・銀・黒・白・茶・緑・黄の7色で攻める
同じ重さのスプーンで、色は多めに揃えましょう。スプーンの色は時間帯や魚の様子に合わせて変えます。
ニジマスの食い気が強い、放流されてから30分程度の間は金や銀などのキラキラとした金属食や派手な黄色のスプーンがおすすめです。
自然界にない金属の色に、お腹を空かせて活発になったニジマスが興味を示します。金や黄に反応を示さないニジマスには、少し派手さが控えめの銀色も試してみましょう。
ニジマスに食い気がなくなってきたら、茶と緑などの普段ニジマスが食べている虫の色に近いスプーンを使いましょう。
空腹が満たされ活発さがなくなってきたニジマスは見たことのない色のスプーンよりも食べなれたものに近い色のスプーンに興味を示しやすいです。
また茶と緑は管理釣り場で使われている「ペレット」という餌の色にも近いです。まずは緑を試してみて、食いつきが悪ければ茶を試してみてください。
水中で光を反射して目立つのが白のスプーンです。曇りなどの光量が少ないときは光を集める白のスプーンが、水中でもよく目立ちます。
目立つと言っても金のような目立ち方ではなく、光の加減で一瞬キラりと光ることによってニジマスを反射的に食いつかせることもあります。
夜間におすすめなのは黒のスプーンです。
実は黒のスプーンは水中で最も目立つ色であり、夜間であっても水の中でしっかりとシルエットが浮き出します。
夜間のニジマス釣りには必ず持って行きたいのが黒のスプーンです。
巻く動作は一定の速度を保つ
ニジマスに警戒心を与えないように、リールを巻く速度は一定に保ちましょう。動きが不安定だと不自然な感じがして、ニジマスを警戒させます。
水面に落ちて流れていく昆虫をイメージしてください。
昆虫は水面で急に早く動いたり、動きを止めたりせず、一定の速さで流れていくはずです。
主に昆虫を食べているニジマスにとって、一定の速度で流れていく動きは昆虫のように見え、違和感を与えません。
なかなか食わないときはロッドを細かく動かトゥイッチさせる
一定の速度でリールを引いても食いつきが悪いときは、ルアーを細かく動かしてみましょう。
竿先をヒュっと下に軽く振って、ルアーに動きを付けることをトゥイッチといいます。
ニジマスがルアーを見切ったときなどにトゥイッチをしてルアーに動きをつけることで、ニジマスにルアーを見せつけ興味を引くことができます。
トゥイッチのコツは2つで、トゥイッチをしたら竿を必ずもとの位置に戻すことと、動きにはメリハリをつけながらもゆっくりとリールを引き続けることです。
竿の位置を元に戻すことで、トゥイットの動きをより大きくニジマスに見せ付けることができます。
また捕食が下手なニジマスはルアーの動きが早すぎると上手く食いつくことができないので、ニジマスが食いつけるようにゆっくりとした動きを心がけることが大切です。
ニジマスは口が弱いので合わせ方に注意
ニジマスは口が弱いので、食いついたときは釣り竿を大きく動かしたりせず、リールを強く巻いたり竿のグリップを強めに握ったりして軽めに合わせましょう。
口の弱いニジマスが食いついたときに竿を大きく引いて合わせてしまうと、ニジマスの口が切れてしまいます。
口が切れることでニジマスに逃げられてしまうのはもちろん、口が切れたことによってニジマスは餌を食べられなくなり、弱っていってしまうでしょう。
アタリがあったときは落ち着いて、ニジマスを思いやるように合わせることを心がけてください。
色々な釣り方でニジマス釣りを楽しもう!
ニジマス釣りは「フライ」「餌釣り」「ルアー」と様々な釣り方で楽しめます。
またニジマスが釣れる場所も多様で、渓流や湖はもちろん、管理釣り場などでもニジマス釣りは楽しめます。
特に管理釣り場は初心者の方や家族連れにもおすすめで、釣り竿の貸し出しや釣った魚をその場で焼ける設備が整っている釣堀では、気軽なレジャーとしても楽しめるでしょう。
何でも食べるニジマスは比較的釣りやすく初心者にもおすすめの魚ですが、釣り方や竿の投げ方、動かし方など奥の深い魚でもあります。
色々な場所とやり方でニジマス釣りを楽しみ、釣りの腕前を上達させてください。
この記事をシェアする