青物におすすめのルアー12選 | 種類と選び方のポイント・効果的なルアーアクションを徹底解説!
投稿者:ANGLERりゅーちょい
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「青物をルアーで釣ってみたい。でも、ルアーの種類が多すぎてどれを選べばいいのかわからない。選び方のポイントはあるのかな?」
「初心者でも青物を釣れるルアーを紹介して欲しいなあ。具体的なやり方もわからないから釣り方も教えて欲しい」
「そもそもルアーってどういう種類があるの?青物を釣りたいけど、おすすめを知りたい」
青物は引きが強く、釣りの醍醐味を味わうのに最適なターゲットです。ルアー釣りを始めた初心者にも比較的手軽に釣れるので、とても人気があります。
特にブリなどは食べても美味しく、思わぬ大物が掛かることもあるため、毎年多くの人が青物を求めて堤防や磯からルアーを投げる光景が見られます。
しかし、初心者の方は、数あるルアーの中からどれを選べばいいのか迷ってしまうのではないでしょうか?
さまざまなメーカーから多くの種類が発売されているため、自分に合ったものがわからずに困っている人は少なくありません。
おそらくあなたも、実際に青物を釣れるルアーを求めてこの記事に辿り着いたのだと思います。
本記事では、実際に青物の釣果が上がっている確実に釣れるルアーを紹介していきます。
加えて、ルアーの種類や効果的なアクションについても解説するので、はじめてルアー釣りをする人でも安心してルアーを選ぶことができます。
最後まで読んでいただければ、具体的に次の点が明らかになるので、あとは必要なタックル(道具)を用意するだけでOKです。
- 青物に有効なルアーの種類
- 実際のルアーの選び方
- 数あるルアーの中でよく釣れるおすすめのルアー
- 青物の釣るときのルアーアクション
初心者でも大物を釣れる可能性は十分あります。ぜひ、参考にしてください。
青物を釣るときに使用するルアーは3種類
まず、青物を狙えるルアーの種類を押えておきましょう。主に次の3種類があります。
- メタルジグ
- ミノー
- バイブレーション
それぞれ簡単に解説します。
メタルジグ
メタルジグは青物を狙うのにもっとも一般的なルアーです。簡単にいえば、鉛で作られたルアーであり、一部ステンレスなどの金属が含まれているケースもあります。
遠くまでキャストすることができ、沈んでいくスピードが速いため、ボトム(海の底)からターゲットの泳いでいる場所をじっくり探ることができるのがメリットです。
メタルジグを使って釣りをすることを「ジギング」といい、使用するジグの重さによって「ジギング」「ライトジギング」「スーパーライトジギング」などに分類されます。
また、堤防や磯などの陸からジグを使って釣りをすることをショアジギング、船釣りなど沖から釣りをすることをオフショアジギングと言ったりします。
青物はジギングのメインターゲットであり、非常に人気のあるジャンルとなっています。
ミノー
ミノーは小魚を模して作られたルアーで、口の部分にリップと呼ばれる舌のようなプラスチックが付いています。
水中を泳がせると左右に細かく動きながら潜水していくのが特徴で、実際に魚が泳いでいるように見えます。ただラインを巻くだけで釣れることは珍しくないので初心者にもおすすめのルアーです。
特に朝マズメなど青物が釣れやすい時間帯には、ポイントに投げてタダ巻きするだけで何匹も釣れることがあります。
夜明けと夕暮れの前後1~2時間ぐらいを指す。薄暗く魚の活性が一気に上がる時間帯で、多くの魚が釣りやすくなる
タイプによって表層部分を泳ぐフローティングタイプ、水に沈むシンキングタイプなどがあります。
バイブレーション
その名の通り、小刻みに震えながら泳ぐルアーです。
水中でブルブルと動くことでターゲットを寄せ付けることができ、さらに波動が伝わることで広範囲のターゲットにアピールできるのが特徴です。
メタルジグなどに比べると若干値段は高くなりますが、タダ巻きするだけで効果を発揮するため余計なアクションは不要です。扱いが楽なので特に初心者にはおすすめです。
メタルジグやミノーに反応がないときに使ってみるとよいでしょう。
そして、上記のルアーの中で主に使われるのはメタルジグです。
特に最近はライトジギングで青物を釣るのがメジャーになっていますから、はじめてルアーを購入するならメタルジグを選ぶことをおすすめします。
青物が釣れるメタルジグを選ぶ3STEP
では、青物を釣るためのメタルジグを選択するポイントをステップ別に解説します。
STEP1:釣り場所の水深にあった重さを選ぶ
メタルジグはさまざまな種類がありますが、まず自分の行く釣り場の水深に合った重さのものを選ぶのが基本となります。
水深の浅い場所だと20~40g程度、水深が深い場合は50~100g程度を目安に選ぶとよいです。
ただし、比較的浅い場所であっても潮の流れが速い場所の場合は、軽いルアーだと流されてしまうので、重めのルアーを選択するようにしてください。
STEP2:状況に合わせて3つの形状を使い分ける
使用するメタルジグの重さを決めたら、次に状況に合わせて以下の3つの形状を上手く使い分けることが重要です。
足の速い青物を狙うなら「ストレートタイプ」
ストレートタイプは細身で真っ直ぐな形状をしたタイプのジグです。
他の形状よりも空気抵抗が少なく飛距離が出るのが特徴で、沈下スピードも速いので、狙ったところにピンポイントでアピールできるメリットがあります。
特にカツオなどの足の速い青物を狙う場合におすすめです。
釣りたい青物のエサ(ベイト)が小さい場合は「ショートタイプ」
ターゲットにしている青物のベイトが小さい場合は、大きめのジグだと食いが悪くなることがあります。ベイトの大きさに合わせてショートタイプのジグを選択するとよいです。
たとえば、60gぐらいのメタルジグで反応が悪ければ30gや40g、場合によっては20gなどの軽いジグを使ってみましょう。
大きいジグではまったく反応がなかったのに、ジグのサイズを小さくした途端に釣れるケースは少なくありません。
アピール力を強めたいときは「左右非対称タイプ」
メタルジグのなかには、左右が非対称になっているものがあります。
左右のバランスが違っているため、泳がせると不規則な動きを繰り返すのが特徴で、ターゲットにベイトの存在を強くアピールできるメリットがあります。
ストレートタイプの直線的な動きで反応が悪い場合、非対称タイプの不規則な動きで誘ってみるのも有効です。
STEP3:カラーは好みでOK
メタルジグは同じ種類でもさまざまなカラーがありますが、状況によってターゲットが捕食するカラーが異なるので、基本的に好みで選んでOKです。
カラーで迷っているならば、イワシを捕食する青物に対してはイワシカラー(青色)、水が濁っている状況ではルアーが目立つゴールド系やピンク系を選ぶのがおすすめです。
ただし、マッチザベイトという言葉もあるように、場所や日によって「当たりカラー」というものがあります。
ターゲットが実際に捕食しているベイトのカラーに近ければ確実に釣れやすくなるので、できるだけカラーバリエーションを揃えておく方がよいです。
ターゲットにしている魚が実際に捕食している餌(ベイト)に合わせること。たとえば、ターゲットがイワシを捕食しているならば、使用するルアーもイワシカラーにすることで釣りやすくなる。
また、メタルジグにはボディやブレードなどに光が反射するフラッシング効果も期待できます。
人間同様に、魚も点滅するものに目が入ってしまう性質をもっているので、激しい点滅によってターゲットを誘引する効果があるのです。
ほとんどのジグに一定のフラッシング効果はありますが、なかにはフラッシングで積極的に魚にアピールするように設計されたものもあるので、反応が悪い場合に使ってみるのも有効です。
青物におすすめのメタルジグ12選
では、特に青物におすすめのメタルジグを紹介します。
第1位【メタルジグといえばコレ!鉄板中の鉄板】Major Craft(メジャークラフト)「ジグパラ ショート」
メタルジグといえば、多くの釣り人(アングラー)が思い浮かべるのが定番の「ジグパラ」でしょう。
キャストしやすく飛距離も出るのが特徴で、青物はもちろん、さまざまなターゲットを狙えます。
使い勝手のよさから初心者からプロまで、多くのアングラーに愛される高い実釣性能を持つ代表的なジグです。何を買えばいいか迷ったら選んでおけば問題ありません。
サイズ:20~60g
カラー:22色
価格:¥617~
第2位【老舗ブランドの実力】シマノ(SHIMANO) 「コルトスナイパー アオモノキャッチャー」
老舗釣りブランドSHIMANOを代表するメタルジグ「コルトスナイパー」のオリジナルボディを使用した青物仕様モデルです。
ジャークによるクイックスライドや、フォール時の安定したバイブレーションで青物の食わせのスイッチを入れる設計になっており、ターゲットを絡め獲るような高いフッキング性能をもっています。
値段も安いので初心者にもおすすめできます。
サイズ:28~60g
カラー:10色
価格:¥642~
第3位【広範囲をボトムから攻めるのに最適】Jackson(ジャクソン) 「ギャロップアシスト」
とにかく飛距離が出て、あらゆる状況に対応できる万能のメタルジグです。逆風や横風でもしっかりと飛んでくれるので、キャスティングに慣れない初心者にもおすすめできます。
広範囲をボトムからじっくり探るのに適しており、ターゲットのいる場所を探るためのサーチルアーとして使う人も多いです。堤防や磯場はもちろん、サーフからのジギングにも幅広く対応できます。
サイズ:20~60g
カラー:15色
価格:¥858~
第4位【あらゆるターゲットに有効】JACKALL(ジャッカル)「ビッグバッカー SLIDE STICK」
青物を中心に、あらゆる魚種に対応できる操作性抜群のBIGBACKERシリーズです。スリムな形状で、鋭いダートと輝きがターゲットの捕食スイッチを入れてくれます。
他のルアーに比べてレンジキープ力があり、フォール時のアクションも誘引性が高いので、ジャーク&フォールやナブラ打ちなど、さまざまなアクションで高い効果を発揮します。
サイズ:15~60g
カラー:11色
価格:¥686~
第5位【よく飛び・速く沈み・シャクりやすい万能ジグ】ダイワ(DAIWA)「MM(Murakoshi Max) ジグ2」
ダイワの誇る「よく飛び・速く沈む」ことをコンセプトに開発された万能ジグで、ロッドをシャクるときのストレスをほとんど感じさせない設計です。
左右非対称ボディによって、本当に生きた小魚が泳いでいるような動きを実現できています。
ブリやカンパチなどの青物はもちろん、シーバスやヒラメ、太刀魚、サクラマスなどのあらゆるフィッシュイーターに威力を発揮します。
サイズ:30~200g
カラー:8色
価格:¥988~
第6位【フラッシング効果を重視したベストセラー】ダイワ(DAIWA)「ファントム3」
ダイワのベストセラーメタルジグで、こだわりのホログラムパターンにより水中でのフラッシング性能が大幅にアップされているのが特徴です。
高い耐衝撃性をもっており、岸壁などに激しくぶつけるような使い方でも、さほどダメージを気にすることなくガンガン攻めることができます。ショア・オフショアのどちらにもおすすめです。
サイズ:28g・40g
カラー:8色
価格:¥992~
第7位【カタクチフォルムから生まれた「釣れる」メタルジグ】ジーク(Zeake)「Rサーディン」
青物をはじめとしたフィッシュイーターがもっとも好むベイトであるカタクチイワシのフォルムから生まれたメタルジグです。
左右対称のセンター広報寄りのウエイトによって安定した飛距離が確保でき、フォール時はベイトが弱って沈むようなアクションをすることでターゲットを誘います。
軽めのロッドワークで左右にスライドしながら広範囲にアピールすることができます。青物をはじめ、いろいろな魚種を狙えます。
サイズ:6~60g
カラー:10色
価格:¥858~
第8位【高比重タングステンをコンポジット】スミス(SMITH LTD) 「チビマサムネCB」
ボディーに高比重タングステンが含まれているメタルジグで、一般的なセンターバランス設計のメタルジグよりも沈下速度が早く、感度がよいのが特徴です。
同じ重さのジグに比べてシルエットが小さいですが、着底が早く手返しよく釣りができるため、潮流が速い中で小さめのジグを使いたい場合に重宝します。ターゲットのベイトが小型のときに積極的に使ってみましょう。
サイズ:60g・80g・100g
カラー:18色
価格:¥1,442~
第9位【シャクりいらずで投げて巻くだけ!】マリア(Maria) 「ムーチョ・ルチア」
綺麗なスイミングアクションと高いフラッシング効果を兼ね揃えており、シャクりなど余計なアクションをせずにただ巻くだけでOKなので、初心者におすすめのメタルジグです。
リーズナブルな値段で障害物に当たっても塗装がはがれにくく、ホログラムの輝きが持続してくれるため、海底の岩などの障害物に引っかかる(根掛かり)のを恐れずにガンガン攻めることができます。
サイズ:18~60g
カラー:8色
価格:¥417~
第10位【驚異の水平フォールを実現】オーナー(OWNER)「撃投ジグ レベル」
株式会社オーナー針から発売されている青物専用のメタルジグ「撃投シリーズ」の第三段です。
細身のシルエットでタメのきく水平フォールが特徴で、激しいアクションでターゲットを誘うというよりは、ゆっくりとしたフォールで誘うジグです。
特にフリーフォール時にはピッチの細かいローリングが生まれ、弱った魚を演出することによって青物を惹き付けます。
ハードなフィールドでの酷使に耐えられるタフさと豊富なカラーバリエーションも魅力です。
サイズ:30~100g
カラー:20色
価格:¥736~
第11位【高飛距離・高レスポンス・高シンクレートなショアジギスペシャル】パームス(Palms)「ザ・ダックス」
ショアジギングの定番ルアーとして多くの実績を残してきたスメルトダックスが2018年に「ザ・ダックス」として生まれ変わりました。
高飛距離を生み出すコンパクトボディとロッドの動きに追従する高レスポンスを両立しており、タダ巻きによる大きなスイムアクションとともに、多彩なターゲットに対してバイトを誘発します。
ライトショアジギングにおける使いやすさが徹底的に重視されたジグです。
サイズ:20~60g
カラー:11色
価格:¥748~
第12位【コストパフォーマンス最高!】OHF「メタルジグセット」
とにかくコストパフォーマンスがよいメタルジグセットです。ジグパラを模したデザインになっており、完璧とは言わないまでも、かなり質がよく実際に釣れます。
1個250円程度でロストを気にせずボトム付近も攻めることができるので、これからジギングを始めたいけれど、何を買ってよいかわからない人におすすめできます。
青物をはじめ、ヒラメや太刀魚など多くの魚種の実績があります。
サイズ:30g・40g
カラー:10色
価格:¥2,780(10個セット)
青物ルアーを使ったアクション
おすすめのメタルジグを紹介したところで、青物を狙う際のルアーアクションについて解説します。ワンピッチジャークが基本ですが、状況によって以下のアクションを使い分けられるようにしましょう。
アクション1:ワンピッチジャーク
ワンピッチジャークは1回のジャーク(ロッドをシャクって元の位置に戻す)に対して、リールのハンドルを1回転させるアクションです。
- 1.リールをほぼ水平(90度)~75度ぐらいの角度から30cm幅ぐらいで上下(ジャーク)させます
- 2.ジャークと同時にリールのハンドルを1回転させます
- 3.1と2を同時にリズムよく繰り返します
もっとも基本となるアクションなので、繰り返して練習して身体に覚えさせましょう。ロッドの根元を脇に当てるとやりやすいです。
アクション2:ジャカジャカ巻き
名前の通り、ロッドを激しくシャクりながら高速でルアーを巻き取るアクションです。小魚が逃げ回っているような動きを演出でき、ターゲットの反応がよいときには特に効果があります。
- 1.ロッドを縦あるいは横方向に小刻みにジャカジャカ動かします
- 2.ロッドを動かしながら高速でラインを巻き上げます
活性の高い時間帯のサゴシやカンパチなどに効果的で、慣れると誰でも簡単にできるようになりますが、長時間やるとかなり体力を使うので注意しましょう。
アクション3:ロングジャーク
ロッドを通常よりも大きくシャクってルアーにアクションを加える方法です。
- 1.ロッドを水平ぐらいに構えて12時の位置に大きく振り上げます
- 2.ゆっくりとロッドを元の位置に戻しながらラインを巻き、再び水平の位置でジャークの動作に入ります
- 3.1と2を同時にリズムよく繰り返します
ジグが高く跳ね上がり周囲の魚に強力にアピールできるので、活性の低い場合や水深のある場所で効果的です。
アクション4:コンビネーションジャーク
ロッドのさまざまなアクションを組み合わせることで、ルアーの動きを変化させてターゲットを誘う方法です。
当然、決まった手順などはありません。上述のワンピッチジャークやロングジャーク、ジャカジャカ巻きやタダ巻き、フォールなどを組み合わせつつ、いろいろなコンビネーションを試してみましょう。
お気に入りのルアーで引きが強い青物とのファイトを楽しもう
青物をルアーで釣るためのポイントやアクションの方法、そしておすすめのルアーの紹介をしてきました。
ジギングは釣り初心者にもおすすめの比較的手軽な釣りではあるものの、未経験者にとっては少しハードルが高く感じてしまうものです。
基本となるルアーの種類を覚えつつ、本記事で説明したポイントを参考に、ターゲットに適したルアーを選択することが重要です。
特に青物は常に回遊しているので、闇雲にルアーをキャストせずに、まずはどのタナで反応があるかを確認しつつ基本となるワンピッチジャークで誘ってみましょう。
ポイントを的確に絞るのはなかなか難しいですが、上手く回遊しているポイントにキャストできれば、初心者でも大物を釣り上げることは十分できます。
本記事を参考に最適なルアーを見つけて、太刀魚やブリなどサイズが大きい大型の青物を釣り上げてください。
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