アブガルシアの「アンバサダー」が支持されるには秘密がある?!アンバサダーの4つの魅力と13モデル全てを解説します!
投稿者:ANGLERりゅーちょい
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『「アブガルシア」の「アンバサダー」に興味があるけど、海外メーカーだからちょっと不安があるな。壊れやすかったり、扱いづらかったりしないかな?』
『「アブガルシア」の「アンバサダー」もカッコいいし購入の候補に入れたいけど、雷魚釣り以外では使えないのかな?他のメーカーとの違いはどこにあるんだろう?コスパは良いのかな?』
「アブガルシア」の「アンバサダー」といえば、パッと目を引く独特のフォルムと、ナマズや雷魚釣りで圧倒的な人気を誇る、抜群によく飛ぶベイトリールとして有名です。
特に「アンバサダー」をよく好む中・上級者やプロのアングラーは、他のメイドインジャパンのリールを使ってみても結局は「アンバサダー」に戻ってしまうといいます。
当記事では、不思議な魅力をもつ「アブガルシア」の「アンバサダー」が支持される理由と他のリールとの違いについて、4つの魅力ポイントからわかりやすく掘り下げ、解説していきます。
また「アンバサダー」の13モデル全てについて、おすすめポイントや特徴を紹介しており、当記事を読めば「アンバサダー」の全てが分かり 、お気に入りの1台を見つけることができること間違いなしです。
アブガルシア「アンバサダー」4つの魅力
アブガルシアの「アンバサダー」といえば1950年代に作られて以降、主力商品として長い歴史を持ち、日本でもコアなファンから「名作中の名作」と高い人気を誇る丸形の両軸ベイトリールです。
まずは「アンバサダー」を語るに欠かせない、4つの魅力について解説していきます。
- 魅力1:シンプルな設計で耐久力がある
- 魅力2:クラシカルな使用感を現代に引き継いでいる
- 魅力3:メカニカル+遠心ブレーキを採用している
- 魅力4:自分好みにカスタマイズしたい上級者からの支持が厚い
それでは、それぞれの魅力について詳しい内容を解説していきます。
魅力1:シンプルな設計で耐久力がある
第一の魅力はシンプルな設計で耐久力があるということです。
「アンバサダー」には、国産メーカーのように多種な機能はついておらず、構造は至ってシンプルです。
必要最低限の基本性能に特化して余計なものはつけていないため、故障する場所が少なく、壊れにくいという特徴があります。
しっかりメンテナンスすれば丈夫で長持ちするため、親子2世代で使うことも夢ではない、耐久力の高さを誇っています。
魅力2:クラシカルな使用感を現代に引き継いでいる
第二の魅力は、発売当初から変わらないクラシカルな使用感を現代に引き継いでいるということです。
アブガルシアでは「シンプルな釣具を通じて、釣り人が上達していくこと」をコンセプトとしており、代名詞ともいえる伝統をもつ「アンバサダー」は、どこか昔ながらの精密機器の懐かしさを感じることのできるリールです。
現代のリールには無いOLD感をもつクラシカルなフォルムはもちろん、ベイトリール特有のしっかりとギアを回している感覚、チープなリーリングの感触は、現代のハイエンドリールとは比べ物にならないほど不便なはずなのに、なぜかクセになる不思議な魅力を持っています。
魅力3:メカニカル+遠心ブレーキを採用している
第三の魅力としては、メカニカルブレーキと遠心ブレーキの2つを採用していることです。
メカニカルブレーキは回らないように回転を抑える役割 で、ほとんどのベイトリールに搭載されており、メインブレーキである遠心力ブレーキを補助する役割でもあります。
遠心ブレーキは回転が上がりすぎた時に回転を抑える役割です。
ベイトリールで遠投げをするとバックラッシュ(スプール内で糸がぐしゃぐしゃに絡まってしまうライントラブルのこと)も発生しやすくなりますが、遠心ブレーキを搭載することで、スプールの回転に合わせて強く効き、比較的、比重の高いルアーを遠くへ投げることもできます。
魅力4:自分好みにカスタマイズしたい上級者からの支持が厚い
何といっても「アンバサダー」最大の魅力は、自分好みにカスタマイズすることができるという点で、リールをこよなく愛する上級者からの厚い支持を得ています。
基本的な形をキープし続けていて変わらないため、カスタム部品がほかのリールに比べて豊富に揃っており、スプールパーツやギヤパーツを始め、様々なカスタムパーツが販売されています。
造りがシンプルなので初心者にも分解しやすく、リールの手入れやメンテナンスも自分でしやすい というポイントも、こだわりの強い上級者アングラーにとっては、大きな魅力のひとつとなっています。
アンバサダーの種類を表す記号の意味
アンバサダーには種類を表すリールの表面に4種類の数字とアルファベット記号が表記されており、それぞれに意味をもっています。
たとえば、1桁目の数字はハンドルの向きで、0が右巻き、1が左巻きを表しています。
3桁目の数字はクラッチ方式で、0はノーマルギアのリール、5はハイギアのリールを表しています。
現代のアンバサダーリールでは5番のハイギアリールのプッシュボタン式が主流 です。
アルファベットでは搭載機能を表記しています。
最近のアルファベットで一番多く見かけのは”C”です。
Cはステンレスボールベアリングの内臓モデルであるということを表しています。
それぞれの記号やアルファベットを知れば、一目で見分けをつけることが出来るようになることも大きな特徴のひとつです。
アンバサダー全13モデルを紹介
それでは、気になるアンバサダーシリーズ全13モデルを一気に紹介・解説していきます。
6000シリーズ
アンバサダーの6000シリーズといえば、雷魚釣りやソルトウォーター・カゴ釣り(遠投して沖合いの魚を狙う釣り)では王道で、最適なサイズといわれているベストリールです。
遠投釣りタイプのため、飛距離感はアングラーからの絶大な信頼を誇っており、キャスティング時の方向の正確性や遠投の感覚・感触は、他者の追随を許さないほどの満足感をもっています。
そんな6000シリーズの中から、定番となる5機種をまずは紹介していきます。
AMB.6500CL
船釣りで人気のカゴ釣り用定番ベイトリールです。
ビッグゲームにも十分対応できる堅牢さを持ち扱い易いため、入門リールとしてもおすすめ です。
またブレーキシステムには6点式遠心ブレーキを搭載しており、微調整が可能なため、仕掛けのウエイトに合わせて、より遠くまで投げることも可能です。
- 標準自重:385g
- ギア比:5.3
- 最大ライン巻取:65cm
- ボールベアリング:1/1
- ラインキャパシティ:255m(約4.5号)/200m(約6号)/160m(約7.5号)/280m(PE3号)/220m(PE4号)
- 6点式遠心力ブレーキ
- T型ノブ+カウンターバランスハンドル
- HPCRベアリングをスプール軸に装備 メカニカルブレーキ標準装備 ラインアラーム
- 主なターゲット:サバ タチウオ ブラックバス カンパチ ワラサ ワカシ ブリ ヒラマサ マダイ シマアジ
AMB.6500CS ROCKET CHROMEⅡ
カゴ遠投釣りに最適なプロ仕様の飛躍力をもつ、ぎらぎらとしたクロムメッキボディが特徴の「ロケットクローム」リニューアル版です。
防錆加工の施された「HPCRベアリング」を装備しており、安心して釣りを楽しむことができます。
また遠心力ブレーキは飛距離を重視した2点式 で、左サイドプレートにもメカニカルブレーが標準装備されているため、ライン放出後の調整が可能です。
- 防錆対策も万全、HPCRベアリングをスプール軸に装備
- がっちり握れる バランサー付T型ハンドルノブ
- 左サイドプレートにもメカニカルブレーキを標準装備。放出後の調整が可能
- 仕掛けのセットにも便利なラインアラーム
- 自重465g
- 糸巻量ナイロンライン(m)6号200m
AMB.6500CS Rocket Gunnar
ロケットガンナーという名前のとおり、手返し(仕掛けを回収してから、再び仕掛けを投入するまでの一連の動作のこと)を速くできる、ギア比6.3のハイスピードタイプのベイトリールです。
飛距離を出せるベークライト2点式遠心力ブレーキを採用し、スプール側面に放出量の分かりやすい糸巻量4分割ラインを設けてあるため、ライン放出量が一目でわかり、ルアーまでの距離を目測しやすい優れものです。
「遠投」や「連射(Gunnar)」が必要な釣りでは頼りになること間違いありません。
- 標準自重:468g
- ギア比:6.3
- 最大ライン巻取:77cm
- ボールベアリング:2/1
- ラインキャパシティ:255m(約4.5号)/200m(約6号)/160m(約7.5号)/280m(PE3号)/220m(PE4号)
- ベークライト2点式遠心力ブレーキ
- T型ノブ+カウンターバランスハンドル
- HPCRベアリングをスプール軸に装備 メカニカルブレーキ標準装備 ラインアラーム
- 主なターゲット:サバ タチウオ ブラックバス カンパチ ワラサ ワカシ ブリ ヒラマサ マダイ シマアジ
AMB.6500C Rocket Silver
6500番台ロケットといえば、雷魚リールとしては古くからの定番です。
「Rocket Silver」はボディデザインのゴージャスなシルバーとゴールドの配色がとにかくカッコいい、アングラーに釘付けの一品です。
強度もあり、比較的軽量で飛距離も十分、 使い慣れてくればバックラッシュも怖くない、安定感のあるベイトリールです。
- 標準自重:365g
- ギア比:5.3
- 最大ライン巻取:65cm
- ボールベアリング:2/1
- ラインキャパシティ:255m(約4.5号)/200m(約6号)/160m(約7.5号)
- ベークライト2点式遠心力ブレーキ
- T型ノブ+カウンターバランスハンドル
- HPCRベアリングをスプール軸に装備
- メカニカルブレーキ標準装備
- ラインアラーム
AMB.6500C Rocket Black
2点式遠心力ブレーキ、HPCRベアリングを標準装備した、ブラックとゴールドのシックなボディが特徴です。
高級感のある見た目とカゴ釣りで心強い遠投向きな性能をもつリール ですが、価格帯としても2万円前後で手に入りお手頃なため、雷魚用に一台持ってても損はない、おすすめリールです。
- 標準自重:365g
- ギア比:5.3
- 最大ライン巻取:65cm
- ボールベアリング:2/1
- ラインキャパシティ:255m(約4.5号)/200m(約6号)/160m(約7.5号)
- ベークライト2点式遠心力ブレーキ
- T型ノブ+カウンターバランスハンドル
- HPCRベアリングをスプール軸に装備 メカニカルブレーキ標準装備 ラインアラーム
- 主なターゲット:サバ タチウオ ブラックバス カンパチ ワラサ ワカシ ブリ ヒラマサ マダイ シマアジ
6500CB FACTORY TUNED BLACK
雷魚をメインターゲットとし、リールごと包み込むように持つ人気のパーミングタイプで、拘りのデカール(ロゴやボディなどに貼る転写用のステッカー)からハンドルノブまで、オールブラックの部品をスウェーデン工場で1台1台大切にチューニングされた、ファクトリーチューンドモデルです。
ハンドルノブにはハイクオリティなイメージのポリッシュノブを採用し、耐久性と回転性能の向上を実現するため、内蔵されているボール部分にはセラミックを導入するなど、クラシカルな雰囲気の中にも、最先端の技術が組み込まれています。
- 主な用途:バス釣り 雷魚
- 自重(g):375 ・ギア比:5.3:1
- 最大ライン巻取(cm):65 ・最大ドラグ力(Kg):8
- ラインキャパシティ/0.35mm/約4.5号:255m
- ラインキャパシティ/0.405mm/6号:200m
- ラインキャパシティ/PE5号:200m
- ラインキャパシティ/PE6号:170m
- ボール/ローラーベアリング:6/1
6500CL Steel Grey
カゴ釣りで定番の「6500CLシリーズ」に2017年に追加された、メタル素材でハウジングされた「Steel Grey」カラーのリールです。
マダイや青物といった大型魚とも対等に渡り合うことができる高い剛性力をもち、パワーハンドルを採用 しているため、強力な巻き上げ力をもっています。
6500CLと同じ「6点式遠心ブレーキ」も健在のため、微調整が可能な遠投釣り向きのリールです。
- 自重(g):410
- ギヤ比:5.3:1最大ライン巻取(cm):65
- 最大ドラグ力(Kg):5
- ラインキャパシティ/0.35mm/約4.5号:250m
- ラインキャパシティ/0.405mm/6号:200m
- ボール/ローラーベアリング:2/1
- 6点式遠心力ブレーキ
- カーボンマトリックスドラグ
- パワー:EXH(エクストラヘビー) テーパー:ファースト
6500CS Rocket Black&Red High-Speed
雷魚釣りの定番「6500CS Rocketシリーズ」に2017年に追加された、ギヤ比6.3のハイスピードギアタイプのリールです。
遠投時の仕掛けの回収が早く、アタリが出たときの糸のたるみを素早く回収できるため、手返しが早くなる上に、確実なフッキングに持ち込めるという、アングラー待望の1台です。
パワーハンドルやベークライト2点式遠心力ブレーキを搭載しており、スピードに加えてパワーと飛距離を兼ね備えた、怖いものなしの万能リールです。
- 自重(g):345
- ギヤ比:6.3:1最大ライン巻取(cm):76
- 最大ドラグ力(Kg):7
- ラインキャパシティ/0.35mm/約4.5号:250m
- ラインキャパシティ/0.405mm/6号:200m
- ボール/ローラーベアリング:2/1
- 2点式遠心力ブレーキ
- カーボンマトリックスドラグ
- パワー:EXH(エクストラヘビー) テーパー:ファースト
CS Rocket Champagne
デザイン性を重視する方におすすめなのが、2017年に新色として販売開始した「6500CS Rocketシリーズ」のゴールドシャンパンカラーです。
基本的なスペックは6500CSロケットと変わりないため「ベークライト2点式遠心力ブレーキ」が装備されており、ラインキャパも遠投釣りに十分な容量があります。
6500サイズには便利なラインアラーム機能が装備してあることも嬉しいポイントです。
- 自重(g):395
- ギア比/5.3:1
- 最大ライン巻取(cm):65
- 最大ドラグ力(Kg):7
- ラインキャパシティ/0.30mm/約3.5号:-
- ラインキャパシティ/0.35mm/約4.5号:255m
- ラインキャパシティ/0.405mm/6号:200m
- ボール/ローラーベアリング:2-1
6500CB FACTORY TUNED GREEN
雷魚釣りアングラーに人気の「ファクトリーチューンモデル」に2017年に追加された、落ち着いた深めのグリーンとブラックをボディルックスとした、絶妙な大人カラーの1台です。
「リベッテッドスタンド」を採用し、従来の溶接に加えてリベットを追加しているため、タフな雷魚ゲームや大アワセの場合でもビクともしない強度をもち、安心して大物を狙うことができます。
レフトハンドルもラインナップ されているため、より使い手の幅が広がっています。
- 自重(g):375
- ギア比:5.3:1
- 最大ライン巻取(cm):65
- 最大ドラグ力(Kg):8
- ラインキャパシティ/0.35mm/約4.5号:255m
- ラインキャパシティ/0.405mm/6号:200m
6500 Beast
日本のアングラー向けに登場した、よりヘビーな雷魚などのビッグファイト対応のできる、最先端技術の詰まったハイクオリティなリールです。
頑強で軽量な「アルミマシンカットフレーム」を採用し、より高いドラグ力をかけながら滑らかに巻き取ることを可能とする独自の「カーボンマトリックスドラグワッシャー」を標準装備しているため、より軽量で「ここ一番」という大型とのファイト時にも十分に威力を発揮することができます。
ランカー(大物)をターゲットとする場合には見逃せない一台です。
- 自重(g):330
- ギア比:5.1:1
- 最大ライン巻取(cm):62
- 最大ドラグ力(Kg):7
- ラインキャパシティ/0.35mm/約4.5号:255m
- ラインキャパシティ/0.405mm/6号:200m
- ボール/ローラーベアリング:6/1
- 主なターゲット:サバ ライギョ ナマズ イナダ ブリ マダイ タチウオ ヒラマサ など全魚種
6500 CS Rocket Red
汎用性が高い「CS Rocket」シリーズの中でも、「Red」は様々なロッドに合わせやすいスタイリッシュなボディカラーのベイトリールです。
「パワーハンドル」も装備されており、よく飛びパワーがあるため、カゴ釣りに最適のリールです。
- 自重(g):410
- ギア比:5.3:1
- 最大ライン巻取(cm):65
- 最大ドラグ力(Kg):7
- ラインキャパシティ/0.35mm/約4.5号:255m
- ラインキャパシティ/0.405mm/6号:200m
- ボール/ローラーベアリング:2/1
- 主なターゲット:サバ タチウオ ブラックバス カンパチ ワラサ ワカシ ブリ ヒラマサ マダイ など全魚種
CS Rocket Blue Grey (5500/6500)
上品な渋さをもつ「ブルーグレーカラー」は復刻版として再登場した、懐かしさを感じるクラシックリールです。
「CS ロケット」の基本機能はそのままに、5500と6500の2サイズが展開しています。
5500は主にブラックバス釣り、6500は雷魚釣りに使うアングラーにおすすめのベイトリールです。
- ベークライト2点式遠心ブレーキ
- カラー:ブルーグレー
- カーボンマトリックスドラグ インスタントアンチリバース
- シンクロナイズドレベルワインド プッシュボタン式フリースプール ブラスベインギア
- ギ・ア比:5.3:1
- 自重:395g
- 最大ライン巻き取り:65cm
- 最大ドラグ力:7Kg
- ラインキャパ(ナイロン):4.5号-255m/6号200m/
- ボール/ローラーベアリング:2/1
- 主なターゲット:ブラックバス ナマズ シーバス ライギョ
オールドアブの人気3機種
コレクターもいるほど根強い人気のある「アンバサダー」では、オールドアブと呼ばれる昔のモデルも高値で取引されています。
最後にオールドアブの中でも、特に人気のある3機種について紹介します。
アンバサダー 2500c
ABU(アブガルシアの前身)のファンの中で、最も人気が高いのが、1970年代に発売された小型クラシックタイプの「2500C」リールです。
廃盤になった後の日本市場でも強い要望があり、一時期的にAbuスウェーデン工場で各色1000台限定で、復刻した経緯もある ほどの人気機種です。
- 大型クレストマーク
- カウンターバランスハンドルにガルシアgマーク入り
- インスタントアンチリバース(IAR)なし
- MADE IN SWEDEN
- 昔ながらの180度ハンドルを回転してクラッチが入るスタイル
- 自重(260g)
- ラインキャパ(2.5号160m)
アンバサダー 4600c
日本で「アンバサダー」が広まるきっかけとして、一役買ったのが「4600c」モデルです。
90年代の日本の釣り業界で絶大な影響力を誇っていたプロアングラーの今江克隆氏が、自身のシグネチャーモデル(プロ監修のモデル)として発売した「アンバサダー 4600C RD IMAE」は主にバス釣りモデルとして大ヒットし、「ABU」と「アンバサダー」の火つけ役となりました。
スプールとスプールシャフトが固定されていない仕組みのウルトラキャストのアンバサダーは、90年代を代表するリールの一台として、今でも高く評価されています。
- ギア比 5.3:1
- 糸巻量 0,30/165 mm/IV
- 自重 265g ・3ステンレススチールベアリング
- 耐食性の高いインスタントアンチリバース
- チタニウムプレーテッドラインガイド
- ファーストキャストサムパーデザイン
アンバサダー 5000
1950年代に発表された「ベイトリールの基本モデル」ともいえる1台です。
OLDアブの代名詞ともいえる味のあるフォルムや、2世代先に引き継ぐことも出来るという丈夫な造りは、リアル世代ではないアングラーにとっても魅力を感じずにはいられません。
販売当初のABUアンバサダー5000の特徴として、ボディはアルミ素材のパーツで構成されているため自重は意外と軽いですが、ベアリングは1個も入っておらず、かなりローギアなタイプのリールです。
なんとも使い勝手は悪そうですが、ベイトリールの歴史を感じることの出来る貴重なアンバサダー5000は、コレクションとしても絶大な人気を誇るリールのうちのひとつです。
- アンバサダー 5000C クラシックレプリカ レッド
- ライトハンドル
- 遠心力ブレーキ プッシュボタン式フリースプール
- フットNo 080009/25
- Made in Sweden.
味のあるクラシカルなリール「アンバサダー」でこだわりの釣りを楽しもう
味のあるクラシカルなリール「アンバサダー」には、発売当時から変わらない「作り手のこだわり」や「信念」がぎっしりと詰まっています。
多種多様の便利機能やハイテク機能のついたリールも強力な武器であり、魅力のひとつではありますが、技術を磨いて大物を釣り上げた時の喜びに勝るものはない、のではないでしょうか。
そんな釣り本来の楽しみ方を思い出させてくれる、クラシカルなリールをひとつ、あなたの手元に置いておきましょう。
あなた好みにカスタマイズしたオンリーワンのリールで、子供の頃に遊んだような「シンプルな釣具でシンプルに釣りを楽しむ」 喜びを思い出させてくれるアンバサダーは、釣りへの楽しみ方の幅が広がること間違いなしのスペシャルなリールなのです。
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