【目的別】ジギング用ロッドのおすすめ18選|ジギング用ロッドを選ぶ3ステップを徹底解説!
投稿者:ANGLERりゅーちょい
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「ジギング用のロッドってどれを買えばいいかわからない」「ジギング用のロッドについて詳しく知りたい」など、ジギング用のロッドは、釣る場所やターゲットなどによって違いがあるので、はじめのうちは種類の多さに戸惑ってしまうでしょう。
ロッドの良し悪しは、釣果を左右する重要な要素です。
本記事では、ジギング用のロッドについて、今からジギングを始めようと思っている人に役立つ情報をご紹介します。
最後まで読んで、ジギングについての理解を深めてくださいね。
ジギング用のロッドを選ぶ3ステップ
ジギング用のロッドには、ロケーションやターゲットによって様々な種類があります。
まずは、下記のステップごとにジギング用のロッドの選び方を解説します。
・ステップ1:ジギングの種類と釣りたい魚を知る
・ステップ2:釣り方に適した長さと堅さのロッドを選ぶ
・ステップ3:対応するメタルジグの重量やリールタイプを確認する
ステップ1:ジギングの種類と釣りたい魚を知る
ジギング用のロッドはターゲットに合わせて選ぶ必要があります。
また、ジギングは以下の4種類に分かれており、ロケーションやターゲットによってロッドの長さが異なるので注意が必要です。
・スーパーライトショアジギング(長さ約274cm前後)
・ライトショアジギング(長さ約300cm前後)
・ショアジギング(長さ約300cm前後)
・オフショアジギング(長さ約230cm前後)
上記のように、ジギングは種類によって使うロッドは微妙に異なります。
次項でそれぞれのジギングの種類について解説します。
スーパーライトショアジギング
スーパーライトショアジギングには、9フィート(約274cm)前後のロッドがおすすめです。
スーパーライトショアジギングは、軽量なメタルジグを使ったテクニック重視の釣り方です。
メタルジグをロッドで巧みに操作して、積極的に魚を誘うのがスーパーライトショアジギングの魅力です。
また、軽量なメタルジグを使用するといっても、大物も狙うことができ、幅広いターゲットを釣ることができるのもスーパーライトショアジギングの醍醐味です。
ロッドをしゃくってメタルジグをうまく操作する必要があるため、ライトショアジギングやジギングよりもやや短いロッドを選ぶのがポイントになります。
また、軽いメタルジグを岸から遠くまで投げる必要があるため、短すぎるロッドは適していません。
ライトショアジギングとは
ライトショアジギングには、10フィート(約300cm)前後のロッドがおすすめです。
スーパーライトショアジギングとショアジギングの中間の重さのメタルジグを使用するのがライトショアジギングです。
重いメタルジグを使う分、スーパーライトショアジギングよりも遠くまで投げることができ、中型から大型の魚を狙うことができます。
初心者でも比較的手軽に大物を狙えるのがライトショアジギングの魅力です。
ショアジギングとは
ショアジギングには、10フィート(約300cm)前後の長さのロッドがおすすめです。
岸からのジギングの中ではもっとも重いメタルジグを使用するのがショアジギングです。
重いメタルジグを遠くまで飛ばして、大物の魚を狙えるのがショアジギングの魅力です。
パワーとテクニックが必要になるため、スーパーライトショアジギングやライトショアジギングである程度慣れてから挑戦するといいでしょう。
オフショアジギング
オフショアジギングには、7.6フィート(約230cm)前後のロッドがおすすめです。
オフショアジギングでは、船上で使うことを考慮したロッド選びが重要です。
ロッドが長すぎれば取り回しづらく、短すぎると船の下に潜り込んだ魚の動きに対応できません。
ショアジギングが岸(ショア)から釣ることに対して、オフショアジギングは船上から釣ることを指します。
船を使って海に出るため、狙える魚の幅も広がり、岸辺にはいない大物も狙うことができるのがオフショアジギングの魅力です。
オフショアジギングは、大物とバトルするテクニックと船上での立ち回りが必要なので、上級者の釣り方と言えるでしょう。
ジギングで狙える魚とは?
ジギングでは、タックルやロケーション、季節や時間帯など、条件によって幅広い種類の魚を狙うことができます。
本項目では、以下の一覧からジギングで狙える魚を紹介します。
・ブリ
・ヒラマサ
・タチウオ
・スズキ
・シイラ
・キハダマグロ
ブリ
ブリは日本近海に生息しており、北海道南部から九州にかけて広い範囲に分布しています。
大きさによって呼び方が変わる出世魚としても有名で、80cm以上の成魚をブリと呼びます。
通常は沖合に群れでいることがほとんどですが、春から夏頃までは沿岸部からも釣ることができ、ジギングのターゲットとして人気の魚です。
ヒラマサ
ヒラマサはアジ科の魚の最大種で、成魚の大きさは1メートル前後です。
しばしばブリと間違えられることの多い魚ですが、丸い上顎と平べったい体など、形状の違いで見分けることができます。
温暖な海域を好み、沖合や沿岸で釣ることができます。
ブリよりも速い速度で泳ぐことができるため引きが強く暴れまわるため、釣りのターゲットとして非常に人気があります。
タチウオ
タチウオは、名前の通り太刀のような細長い体が特徴で、最大で2メートルを超えることもある魚です。
温かい海域の水深400メートルから沿岸の浅いところに生息しており、陸からも船からも狙うことができます。
潮の流れや時間帯など、条件によって居場所が変わるうえに単調な動きにはつられないため、ポイント選びやテクニックが必要です
最も釣れるシーズンは夏ですが、基本的には1年中狙うことができます。
スズキ
スズキは北海道南部以南の沿岸から河口付近に生息しています。
シーバスとも呼ばれており、1メートル前後の大きさと引きの力強さから、ジギングのターゲットとしても人気です。
沿岸部に生息しているため岸からでも狙いやすく、昼夜問わず釣れるので、初心者におすすめのターゲットです。
シイラ
シイラは、日本近海の温かい海域に生息しています。
外洋の浅いところを群れで生活しており、最大で2メートルほどに成長します。
オフショアジギングのターゲットとして人気があり、大きさと強い引きが魅力です。
キハダマグロ
キハダマグロは、成魚だと2メートル以上に成長します。
単純にキハダと呼ばれることもあります。
太平洋側の比較的温かい海域に生息しており、外洋に出なければ釣ることは難しいでしょう。
マグロの中では中型ですが、オフショアジギングのターゲットとしては最大級です。
難易度も高く、遠征するための費用もかかるので上級者向けのターゲットと言えるでしょう。
ステップ2:釣り方に適した長さと堅さのロッドを選ぶ
ジギング用のロッドは、ターゲットやロケーションに合わせて選ぶ必要があります。
選ぶ際には以下のポイントが重要になります。
・長さ
・硬さ
下記にそれぞれのポイントを解説していきます。
長さ
ジギング用のロッドの長さは、主に7フィート(約210cm)〜10フィート(305cm)の中から選ぶようにしましょう。
釣り方によって長さを使い分ける必要があり、下記のおおよその基準だけでなく、自分の体格に合わせて使いやすいものを選ぶのが基本です。
・スーパーライトショアジギング:約274cm前後
・ライトショアジギング:約300cm前後
・ショアジギング:約300cm前後
・オフショアジギング:約230cm前後
硬さ
ジギング用のロッドは、硬さが非常に重要になります。
硬さはL(ライト)、M(ミディアム)、H(ヘビー)と表記されており、ターゲットに合わせて適したものを選ぶ必要があります。
基本的にはスーパーライトショアジギングなどの小型〜中型のターゲットの場合はL(ライト)〜M(ミディアム)を、大物狙いの場合はH(ヘビー)を選ぶといいでしょう。
ロッドの硬さはメタルジグの操作性にも関わってくるので、メタルジグの重さに合ったものを選ぶようにしましょう。
また、ジギング用のロッドは意外と重さが重要です。
メタルジグを何度もしゃくって魚を誘う動きと巻き上げて投げる動きを何回も繰り返すため、できるだけ軽いロッドを選ぶことがおすすめです。
ステップ2:対応するメタルジグの重量やリールタイプを確認する
ロッド本体以外にも、以下の2点に気をつける必要があります。
・メタルジグの重量
・リールタイプ
上記の点について以下に、解説します。
対応するメタルジグの重量
ジギングの種類ごとに、対応しているメタルジグの重さも変わってきます。
ロッドに対応していない重さのメタルジグを使ってしまうと、ロッドの性能を活かせないばかりか、メタルジグそのものの性能も十分に発揮することができなくなってしまうでしょう。
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ジギングの種類ごとに適したメタルジグの重さ
- スーパーライトショアジギング:20g前後
- ライトショアジギング:20〜60g前後
- ショアジギング:60〜100g前後
- オフショアジギング:100〜300g
ロッドのパッケージには対応しているルアーの重さが明記されているので、選ぶ際は上記を参考にしてみてくださいね。
初心者はスピニングリールがおすすめ
ジギング用のロッドには、スピニングリール用とベイトリール用があります。
ベイトリールは操作にある程度の慣れが必要で、糸が絡むトラブルも起きやすい構造になっています。
初心者はまずスピニングリールから使い始めることをおすすめします。
【目的別】ジギングにおすすめのロッド18選
本項目では、それぞれの釣り方に適したロッドを6つずつ紹介します。
下記にそれぞれ厳選したロッドを紹介するので、選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
スーパーライト/ライトショアジギングにおすすめのロッド6選
本項目では、スーパーライト/ライトショアジギングに適したロッドをご紹介します。
兼用できるバランスの良いものを選んだので、参考にしてみてください。
ダイワ ジグキャスター MX 96M
「ジグキャスター MX 96M」はスーパーライトショア、ライトショアジギングに対応するモデルです。
以下に特徴をご紹介します。
・長さ約290cm
・重さ205g
・10g〜60gのメタルジグに対応
・スピニング対応
小型から中型のターゲットに適しており、遠投にも使えるバランスの良いロッドです。
硬さもあるため、予期せぬ大物のヒットにも耐えることができます。
メジャークラフト 3代目 クロステージ CRX-1002LSJ
「3代目 クロステージ CRX-1002LSJ」は、スーパーライトショア、ライトショアジギングに適したモデルです。
以下に特徴をご紹介します。
・長さ305cm
・重さ不明
・60gまでのメタルジグに対応
・スピニング対応
30g前後のメタルジグと相性が良く、小型から中型のターゲットを狙えます。
硬さと柔軟性のバランスが良く、魚のどんな動きにも対応できるでしょう。
ダイワ スパルタン スタンダード 106M
「スパルタン スタンダード 106M」は、スーパーライトショアからライトショアジギングまで幅広く対応できるモデルです。
以下に特徴をご紹介します。
・長さ約320cm
・重さ260g
・10g〜40gのメタルジグに対応
・スピニング対応
320cmの長さがあるため、岸からの遠投に適しています。
軽量のメタルジグに対応しており、テクニカルなジギングが楽しめる1本です。
メジャークラフトN-ONE NSS-963LSJ
「N-ONE NSS-963LSJ」は、ライトショアジギングで、中型の魚を狙うことに適したモデルです。
以下に特徴をご紹介します。
・長さ約290cm
・重さ不明
・30g〜50gのメタルジグに対応
・スピニング対応
3ピースになっているため持ち運びやすく、移動中のストレスも少ないでしょう。
中型のメタルジグに対応しており、ライトショアジギングに最適な1本です。
アブガルシア ソルティースタイル STLS-962ML30-KR
「ソルティースタイル STLS-962ML30-KR」は、小〜中型のターゲットにおすすめのロッドです。
以下に特徴をご紹介します。
・長さ約290cm
・重さ156g
・7g〜35gのメタルジグに対応
・スピニング対応
軽量のメタルジグに対応しており、スーパーライトショアジギングに最適な1本です。
本体重量は156gと軽量なので操作性に優れており、テクニカルな釣り方が楽しめるでしょう。
シマノ コルトスナイパー SS S106M
「コルトスナイパー SS S106M」は、ライトショアジギングに適したモデルです。
以下に特徴をご紹介します。
・長さ約320cm
・重さ245g
・最大60gのメタルジグに対応
・スピニング対応
強度と操作性に優れており、遠投して大物を狙うこともできます。
ねじれに強く、魚の変則的な動きにも対応できる使いやすい1本です。
ショアジギングにおすすめのロッド6選
本項目では、ショアジギングに適したロッドをご紹介します。
ショアジギングでは、扱うメタルジグも重く、狙うターゲットもレベルが上がるため、性能が高いロッドを選ぶ必要があります。
ダイワ ジグキャスター 106H
「ジグキャスター 106H」は、遠投するための性能を備えた1本です。
以下に特徴をご紹介します。
・長さ320cm
・重さ300g
・120gまでのメタルジグに対応
・スピニング対応
重量のあるメタルジグに対応しており、岸から遠く離れたターゲットを積極的に狙えます。
長さと本体重量はありますが、長時間操作しても疲れにくい柔軟なロッドです。
シマノ コルトスナイパー BB S1000MH
「コルトスナイパー BB S1000MH」は、ショアジギングで大物狙いに最適なモデルです。
以下に特徴をご紹介します。
・長さ305cm
・重さ266g
・最大80gまでのメタルジグに対応
・スピニング対応
アブガルシアソルティーステージ KR-X SXJS-1032H80-KR
「ソルティーステージ KR-X SXJS-1032H80-KR」は、岸から遠投して積極的に大物を狙えるモデルです。
以下に特徴をご紹介します。
・長さ約314cm
・重さ257g
・100gまでのメタルジグに対応
・スピニング対応
314cmの長さでありながら、重さが257gなので、長時間遠投を繰り返しても疲れにくい1本です。
扱えるメタルジグの重さも幅広いため、さまざまなターゲットに対応することができます。
シマノ ソルティーアドバンス S100MH
「ソルティーアドバンス S100MH」は、ショアジギングで大物狙いに適したモデルです。
以下に特徴をご紹介します。
・長さ305cm
・重さ265g
・80gまでのメタルジグに対応
・スピニング対応
大物と戦えるだけのパワーを備えており、メタルジグも80gまで対応しているため、遠投にも向いています。
長さと重さのバランスが良く、扱いやすい1本です。
ダイワ ラテオ FJ 1010M/MH
「ラテオ FJ 1010M/MH」は、ショアジギングに最適のモデルです。
以下に特徴をご紹介します。
・長さ330cm
・重さ198g
・50gまでのメタルジグに対応
・スピニング対応
軽さとしなやかさがありつつ、十分な強度を備えているため、岸からの大物狙いにおすすめの1本です。
また、長さが330cmあるため、遠投にも適しています。
オフショアジギングにおすすめのロッド6選
本項目では、オフショアジギングに適したロッドをご紹介します。
オフショアジギングは船上で行うため、岸からでは狙えないような大物から、テクニックが必要なターゲットまで幅広く狙うことができます。
取り回しが良く、耐久性の高いロッド選びが重要になります。
シマノ グラップラー S73ML
「グラップラー S73ML」は、これからオフショアジギングに挑戦する人におすすめのモデルです。
以下に特徴をご紹介します。
・長さ約220cm
・重さ220g
・60gまでのメタルジグに対応
・スピニング対応
扱えるメタルジグは軽量であるものの、パワーと高い操作性を備えており、オフショアでの大物狙いが可能なロッドです。
初心者から中級者にランクアップする際におすすめの1本です。
アブガルシア オーシャンフィールド OFJS-60/180
「オーシャンフィールド OFJS-60/180」は、オフショアジギングで大物を狙うためのモデルです。
以下に特徴をご紹介します。
・長さ183cm
・重さ198g
・300gまでのメタルジグに対応
・スピニング対応
セパレートではなく1本になっているため、非常に堅牢な作りをしています。
300gまでのメタルジグに対応しており、積極的に大型のターゲットを狙えます。
シマノ グラップラーBB S632
「グラップラーBB S632」は、オフショアジギングで大物を狙えるモデルです。
以下に特徴をご紹介します。
・長さ192cm
・重さ118g
・150gまでのメタルジグに対応
・スピニング対応
ブリやヒラマサといった大型のターゲットに適しており、重たいメタルジグにも対応しているため、非常に汎用性が高いモデルです。
また、重量が118gと軽量なため、長時間扱っても疲れにくいところがポイントです。
ダイワ ブラスト J62MS・V
「ブラスト J62MS・V」は、ライトショアジギングとオフショアジギングに対応しています。
以下に特徴をご紹介します。
・長さ188cm
・重さ195g
・180gまでのメタルジグに対応
・スピニング対応
180gの重たいメタルジグに対応しており、船上で扱いやすい長さであるため、中型から大物まで狙うことができるモデルです。
メジャークラフト 3代目 クロステージ CRXJ-S64L/LJ
「3代目 クロステージ CRXJ-S64L/LJ」は、ライトショアジギングからオフショアジギングまで対応しているモデルです。
以下に特徴をご紹介します。
・長さ195cm
・重さ不明
・120gまでのメタルジグに対応
・スピニング対応
柔軟性があり、120gの重たいメタルジグにも対応しています。ライトジギングに対応するモデルですが、ブリのような大物を釣ることも可能です。
シマノ オシアジガー インフィニティ B634
「オシアジガー インフィニティ B634」は、オフショアジギングで大物を狙えるモデルです。
以下に特徴をご紹介します。
・長さ約191cm
・重さ140g
・300gまでのメタルジグに対応
・ベイトリール対応
本体は140gと軽量で、長さも191cmと扱いやすいロッドです。
ベイトリールに対応しており、スピニングリールに慣れたあとのステップアップのための1本としておすすめです。
お気に入りのロッドを見つけてジギングを楽しもう!
ジギングの釣果は、ロッド選びで決まると言っても過言ではありません。
本記事で説明した釣り方ごとのロッドの選び方を参考に、目的に合ったロッド選びをしてみてください。
メタルジグを遠くまで投げて釣るジギングは、初心者から上級者まで楽しめる懐の深さがあります。
あなたにとって最適なロッドを見つけて、ジギングを楽しんでくださいね。
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