【初心者必見】穴釣りを楽しむためのロッド選びを徹底解説!玄人も好む、おすすめ穴釣り用ロッド25選

投稿者:ANGLERりゅーちょい

高級魚や美味しい魚がよく釣れる穴釣りをやってみたいという方は多いのではないでしょうか。穴釣りには様々な専用のロッドがあります。本記事ではおすすめのロッドを25つご紹介していきます。また、穴釣り用ロッドの自作方法も合わせて説明していきます。

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「ゆったりとしたアクションの釣りにチャレンジしてみたい。」

「穴釣りを始めてみたいけど、他の釣りに比べて違う部分が多く、ちょっと取っつきにくいかも。」

「穴釣りに必要な仕掛けやロットがわからない。新しく買う必要があるの?他の釣り人はどのようにして穴釣りにチャレンジしているんだろう。」

穴釣りは主に防波堤で人気のある釣り方の一つです。

釣りをしていたらちらほらと穴釣りをしている人はいるし、楽しそうだからチャレンジしたくなり、この記事をクリックした方も多いのではないでしょうか。

でも、穴釣りはどこか他の釣りに比べると、投げたり引いたりというアクションはせず、特殊な釣り方に見えて難しそうですよね。

仕掛けについても今自分の持っているものと違ったりもします。

一から仕掛けやロッドのことを調べようとすると一苦労です。

そこで、本記事では穴釣りに向いているロッドの選び方やおすすめ商品を紹介するだけでなく、今皆様が愛用しているロッドを改良する方法まで詳しくご説明します。

記事を読み終わればきっと穴釣りに対する抵抗感はほぼなくなっているはずです。

穴釣りに関する知識や釣りたい魚に合ったロッドを選択し、充実した釣りライフを過ごしましょう!

穴釣りロッドの選び方


穴釣りはテトラポットや岩の間などの隙間を狙い撃ちにする釣り方のため、狭い場所でも動作できる、小回りが効くものを選ぶ必要があります。

選び方の要点は2つです。

  • 短めを選ぶ
  • 少し硬めを選ぶ

上記の2つの原則を守ればあとはどのようなロッドを選んでも穴釣り用の仕掛けを作ることができるでしょう。

穴釣りロッドは短めを選ぶ


穴釣りはテトラポットの隙間に落としていくため、ロッドの長さは短めを選びましょう。

投げ釣りやルアー釣りのように、特に遠くまで飛ばす必要のない釣りのため、長く、張力の強いものはいりません。

また、どんどんテトラの上歩いてポイントを変えるため、短めの方が小回りが効き、使いやすいというメリットもあります。

ロッドの長い・短いの基準は130センチ以上か以下かに分けられます。

穴釣り専用のロッドを選ぶとなると、自ずと130センチ以下の短いロッドに分類されることでしょう。

穴釣り専用ロッドは100センチ程度のものも多数あり、長さが短く、作りも簡素な分、他のロッドに比べても安い傾向にあります。

ルアー用竿が安くて10000円以上するものがほとんどの中、穴釣り用ロッドはリールとセットにしても3000円~5000円で購入できるでしょう。

実用的なこと以外にも、穴釣り用ロッドは玄人の方がボウズ逃れのために持っていくことが多く、荷物がかさばらないようにするという意味でも短めのもの選ぶ傾向にあるようです。

少し硬めでティップは柔らかい竿を選ぶ


竿先が極端に柔らかい、いわゆる「先調子の竿」を選ぶのが王道です。

アタリに対する感度が大きく、コツコツと手に当たるような感覚は穴釣りの醍醐味であると言えましょう

また、先端以外は硬いため、耐久性もかなり期待できます。

特に胴からリールシートに掛けては極端に強く作られているため、根の方に逃げ込もうとしている魚を多少強引にでも引っ張りあげることができるでしょう。

先調子の竿を選ぶことは実際の釣果にも関わってくるので重視する必要があります。

穴釣りにおけるもっともポピュラーな魚として、ガシラを例にあげていきましょう。

ガシラといったロックフィッシュは餌に素早く食いつき、すぐに穴に戻ってじっとしていることが多いです。

そのため、アタリの感触がほんの一瞬だったり、小さい魚の場合だと尚更アタリの強さが弱く、気づかない場面もよくあります。

中調子の竿や後調子の竿に比べれば竿先の反発力が強い分、まるで道糸を直接素手で持っているかのような強いアタリを期待できるでしょう。

アタリに気が付かないこともほとんどありません。

もちろん、中調子の竿でも穴釣りをすること自体はできるのですが、独特のアタリを楽しむことができないのでおすすめできません。

中調子の竿にもそれなりにメリットはあるのですが、穴釣りを初めてする方で、特にこだわりがない場合は先調子の竿を選ぶようにしましょう。

バス用ロッドも穴釣りに使いやすい


穴釣りロッドがない場合はバス用のロッドでも代用することができます。

感度が悪いというデメリットに目をつぶれば十分に対応してくれることでしょう。

バス用ロッドは全体を見ると、前述の「先調子の竿」に分類され、ティップが柔らかくしなるようになっています。

また、バスの重たい引きと無尽蔵な体力にも耐えられるようにロッドの胴部分は強靭に作られている傾向が多いようです。

ロッド感度の悪さも水深が10メートル以内の範囲であれば気にならないレベルです。

ぜひ、バス用ロッドを持っている方は代用してみましょう。

おすすめの穴釣りロッド25選


穴釣り用ロッドの中でも特におすすめしたい商品をご紹介していきます。

前述した基準を守れば穴釣り用ロッドはどのようなものを選んでも構いませんが、それでも初心者の方はどれを選べば良いか迷いがちです。

下記30つの商品の内、どれか一つを選べば釣果はほぼ間違いなくあがります。

『プロマリン』PG 極光テトラDX 110H


コストパフォーマンスが非常に魅力的な逸品です。

初めて穴釣りをする人だけでなく、サイドウェポンとしてもう一本欲しいという玄人の方にもおすすめすることができます。

先端付近のしなりが非常に柔軟ですが、見た目よりもずっと丈夫であり、折れたりする心配もありません。

穴釣りでは多きめの魚であるクロソイやカジカなども難なく釣り上げることのできるパワーもあります。

重量が80グラムと非常に軽量ですので、持って行ってもかさばることはないでしょう。

穴釣りの他にも、遠投を伴わないちょい投げや、防波堤への落とし込み釣りにも向いており、とにかく根魚には強いロッドです。

  • 全長:110センチ
  • 仕舞寸法:63センチ
  • 重量:80g

『プロマリン』テトラ大物EX 120M


穴釣りをメインにしてみたいという方におすすめできるロッドです。
前述した「極光テトラDX 110H」と同じような性質を持っていますが、使用用途は違ったものになっています。

穴釣りで大物を狙う場合、獲物がかかった際、いかに素早く穴や隙間に逃げ込まれる前にぶっこ抜くかが重要になってきます。

「極光テトラDX 110H」よりも瞬発力とパワーがあるため、30センチ~40センチ程度のアイナメはぶっこ抜くことができるでしょう。

丈夫で長い分、繊細なアタリに関しては他の竿よりも感度が落ちますが、大物狙いの方は一本持っていても損はしないでしょう。

  • 全長:120センチ
  • 仕舞寸法:69センチ
  • 自重:164g

『プロマリン』PG 極光テトラミニ 100


最大限短いロッドが良い!
小さい魚狙いでも強い引きを楽しみたい!

スリルある穴釣りを楽しみたい方におすすめするのがPG 極光テトラミニ 100です。

穴釣り用ロッドの中でも短い部類に入り、ロッドの長さはなんと100センチほどしかありません。

小さなロッドは小さなアタリにも非常に敏感です。
穴釣り用以外にも、ワカサギ用として代用する方もいらっしゃいます。

小さい分、他の穴釣り用ロッドに比べれば耐久力に劣りますが、価格は1500円~2000円と非常に安く、いくらでも替えが効きます。

仕舞寸法が36センチという大きさなので、持ち運びに不便しない点もおすすめです。

原付のような小型バイクのメットインにも納まるくらいの大きさですので、常備する方もいるくらい、利便性の高い逸品となっています。

  • 全長:100センチ
  • 仕舞寸法:36センチ
  • 自重:49グラム

『ダイワ』穴釣り 19 MC750M


子どもに使わせたりするため、ガイド(リールから出る釣り糸を通すリング)が簡単に折れたりしないものが欲しいと思ったのなら、「穴釣り 19 MC750M」をおすすめします。

なぜなら、「穴釣り 19 MC750M」はロッド自体が固定されているため、収縮できないためです。これにより、一々微調整をしなくとも、ガイドが真っすぐに揃ってくれます。

ガイドの破損は根がかりの多い穴釣りではよくあることです。主な理由はガイドが真っすぐに揃っていないことがあげられます。

ロッドが縮まなかったら、持ち運びに不便だと思われますが、「穴釣り 19 MC750M」自体の全長が71センチしかなく、しかも付属しているスピニングリールも折り畳み式なのでかさばる心配はないでしょう。

  • 全長:71センチ
  • 仕舞寸法:71センチ
  • 自重:235g

テトルドA スピニングリールセット


穴釣り用のロッドが欲しいけれど、とにかく安く揃えたいという方におすすめできるロッドです。

穴釣り用の短いロッドとスピニングリールが合わせて1500円で購入することができます。

全長についてもかなり短く、63センチしかありません。狭い岩場やテトラポットでの取り回しが楽に行えることでしょう。

また、小さくて軽いということから、穴釣り用としてではなく、子どもの釣り用具として購入する方もいます。

こんなに小さく、安易な竿で本当に釣れるのかどうかが気になるところですが、20センチほどのメバルやアイナメなど、小型の根魚を狙うことができます。

  • 全長:63センチ
  • 仕舞寸法:27センチ
  • 自重:150グラム

『オルルド釣具』超コンパクトロッド テトルドA


初心者でも取り回しが容易で、釣りをしたことのない人でも扱えるものが欲しい場合は「超コンパクトロッド テトルドA」をおすすめします。

仕舞寸法が30センチ以下と、利便性の高さも特筆すべき点です。

先端はグラスファイバーでできており、しなやかで、小さな根魚のアタリにも気づきやすい仕様となっています。

竿がかなり短い分、投げても全然前には飛びません。投げ釣りで使うには耐久性も疑問が残るので、穴釣り専用として使うことにしましょう。

ガイドも2つしかなく、準備も片手間で行うことができるため、他の釣りをしながら、サイドウェポンとして出すのも良いかもしれません。

  • 全長:63センチ
  • 仕舞寸法:27センチ
  • 自重:60g

『TAKAMIYA』H.B CONCEPT さぐり小僧III


夜の穴釣りに挑戦したいのであれば、「H.B CONCEPT さぐり小僧III」がおすすめです。

「H.B CONCEPT さぐり小僧III」は胴の基本色が赤色をしていますが、穂先については白色です。紅白色のコントラストによって、夜でも穂先のしなりが視認しやすくなっているのです。

全長についても、91センチ・119センチ・149センチとそろっており、自分が穴釣りをするポイントによって最適なものを選択することができます。

特にこだわりがない場合は一番小さい91センチのものをおすすめします。

小さくても丈夫に作られており、故障する心配もほぼありません。

  • 全長:90センチ
  • 仕舞寸法:30センチ
  • 自重:47グラム

『TAKAMIYA』 SmileShip さぐりコンパクト ベイト


穴釣り用としては少し長いけれど、収納しやすく、常備できるようなロッドが欲しいとなれば、「SmileShip さぐりコンパクト ベイト」がおすすめです。

ロッドの全長は118センチと穴釣り用ロッドの中では比較的長い部類に入ります。

しかし、仕舞寸法は30センチ強ほどと、クーラーボックスにさえ仕舞い込むことができるサイズです。

長い分、耐久性が高いので、根魚特有の逃げ込みにも長期戦で挑むことができ、根がかりにも強い傾向にあります。

根魚の中でも特に高級魚と言われているカサゴを難なく釣り上げることができ、実用性もかなり高いです。

  • 全長:118センチ
  • 仕舞寸法:31センチ
  • 自重:86グラム

『タカミヤ』さぐりカサゴV


穂先の柔軟さを重視するのであれば、『タカミヤ』さぐりカサゴVがおすすめです。

サイズは数ありますが、穴釣り用で使うのであれば、90センチサイズか120センチサイズをおすすめします。

穂先が柔軟な分、小さなカサゴのアタリにも敏感に振動を手元に伝えてくれるだけではなく、魚のパワーと対話するかのような強烈な引きを体感することができることでしょう。

根がかりや急な大物の食いつきには少しだけ弱く、90センチサイズのものだと穂先が折れてしまうこともあるので注意が必要です。

120センチサイズになると、丈夫さも出てくるので、特にこだわりがない場合は120センチサイズを選択しましょう。

  • 全長:90センチ・120センチ
  • 仕舞寸法:30センチ・35センチ
  • 自重:46グラム・59グラム

『シマノ』 スピニングロッド ルアーマチック S86ML


パワーと耐久性に特別優れるロッドが欲しいという方におすすめすることができます。

一般的に穴釣り用ロッドは短い方が良いと言われています。

理由は、穴釣りでかかる魚が20センチ~30センチサイズのものがほとんどであり、そこまでパワーと耐久性を求められていないからです。

しかし、テトラポットの隙間にはそういった小さな魚達を狙って、大きな魚が入ってくることもあります。

大きい魚を狙うのであれば、「スピニングロッド ルアーマチック S86ML 」が良いでしょう。

サイズはいくつかあるものの、一番小さいもので十分です。

また、バスフィッシングにも向くため、、「スピニングロッド ルアーマチック S86ML 」を買った機会にバス釣りを始めてみるのも良いかもしれません。

  • 全長:168センチ
  • 仕舞寸法:86.4センチ
  • 自重:80g

『OGK』万能先調子 130M BSC130M


長めの穴釣り用ロッドが欲しいと思う方におすすめできる逸品です。

長い穴釣りロッドは強靭性が高いということだけでなく、リーチに優れるという点においてもメリットとなります。

ただ落とし込むだけなら短めのロッドの方が絶対に良いですが、ちょっと先まで投げたい場合などは重宝します。

しかし、何分アタリの感覚が弱く、穴釣りにおいて、長めのロッドは不人気な傾向にあります。

しかし、「万能先調子 130M BSC130M」は穂先が極端に柔らかく、しなる素材になっているため、感度もよく、十二分にアタリを楽しむことができるでしょう。

  • 全長:130センチ
  • 仕舞寸法:68センチ
  • 自重:86g

『JINKING』フィッシングロッド コンパクトロッド 2.1m


汎用性が高く、穴釣りしている際、思い立ったらすぐに仕掛けを替えられるようなロッドが欲しいと思う方におすすめのロッドです。

全長は210センチと、かなり長い釣り竿で、投げ釣りやサビキなどに使われることが多いですが、穴釣りにも十分適応してくれます。

なぜなら、先端はカーボン製でよくしなり、視認性と感度のバランスが非常に良い設計になっているためです。

人気の秘密はここまで長いロッドであるのにも関わらず、仕舞寸法は全長の五分の一程度になってしまうということです。

荷物にするにしてもかさばらないので非常に便利です。

  • 全長:210センチ
  • 仕舞寸法:42センチ
  • 自重:150g

『PRO TRUST』シーストライク ミニ 磯 TG 240


カサゴを釣りたいのであれば、「シーストライク ミニ 磯 TG 240」は強い味方になってくれることでしょう。

カサゴは特に秋から冬にかけて、大型化する傾向にあります。

大型化が進むに従って、引きも強くなるので、100センチそこらのロッドでは耐久力に不安が残ってしまいます。

元々「シーストライク ミニ 磯 TG 240」は投げ釣りや磯釣り用のロッドですが、コンパクトに持ち運べるように小径に設計されています。

この細いロッドが穴釣りに欠かせないアタリの感覚を手に伝えてくれます。

他にも、探り釣りなどに仕様することができ、穴釣りがかからない場合はその場で仕掛けを替えてみることも良いでしょう。

  • 全長:240センチ
  • 仕舞寸法:42センチ
  • 自重:138g

『プロトラスト』ガンガンテトラ


尖った性能はいらないので、幅広く色んな魚をテトラポットで釣りたいなら、「ガンガンテトラ」がおすすめのロッドです。

ガシラやメバルだけでなく、伊勢エビやタコなど、幅広い魚介類を狙うことができ、一本持って行っておけば、どのような釣り場でも活躍してくれることでしょう。

他の穴釣り用ロッドの例にもれず、穂先はかなり短く、胴部分はかなり太いです。

スピニングリールを使うのも良いですが、ベイトリールといったような、引きあげる力が強いリールとの相性が良い傾向にあります。

  • 全長:110センチ
  • 仕舞寸法:63.5センチ
  • 自重:64グラム

根魚テトラセット ロッドテトラファイター


セットで一気に揃えたい、テトラに潜む、大型の魚類を狙いたいというのであれば、おすすめできるロッドとなります。

全長120センチとは思えないくらい、剛柔のバランスがよく取れたロッドです。

付属で付いているリールは「RIDE SHIP」と呼ばれる根魚専用のリールであり、投げたりして遠くに飛ばすのには不向きですが、根魚を一気にぶっこ抜くことには適しています。

大型のカサゴ、アコウを釣り上げることができるため、小型根魚を狙う穴釣りに飽きてきたという方にもおすすめできる逸品です。

  • 全長:120センチ
  • 仕舞寸法:83センチ
  • 自重:185g

『オルルド釣具』探り釣りコンプリートセット


こちらもセットで揃えたいという方におすすめのロッドですが、汎用性の高さと故障のしにくさが売りになっています。

穴釣りの入門として最適なロッドと銘打っていますが、落とし込み釣りなどの投げを伴わない釣り全般に向くロッドです。

セットとして付いているリールは軽量化がなされており、かさばることはありません。

全長約50センチと穴釣り用ロッドの中でもかなり小さく、軽い部類ですが、約1000グラムほどの重量に耐えることができます。

魚で言うと、40センチサイズのチヌにあたります。

穴釣りを初めてする方で、ロッドに迷っていたらおすすめしたくなる逸品です。

  • 全長:50センチ
  • 仕舞寸法:20センチ
  • 自重:55g

『RADISSY』テトラロッド


非常に軽量な穴釣り用ロッドが欲しいのであれば、おすすめしたい逸品です。

一般的にロッドはカーボンなどの素材で作られているものが多いですが、『RADISSY』テトラロッドはガラス繊維の強化プラスティックでできています。

170センチ級の竿とは思えないほどの軽量です。

プラスティックでできているため、潮風にさらされても錆びにくく、長持ちする半面、物理的な衝撃には少しだけ弱いので注意しましょう。

また、170センチという穴釣り用としては長めのロッドにも関わらず、仕舞寸法は小型ロッドと見劣りしないくらい短く縮んでしまうのもおすすめポイントです。

  • 全長:170センチ
  • 仕舞寸法:30センチ
  • 自重:118g

『k-outdoor』高炭素鋼釣り竿


コストを最大限落としたいのであれば、『k-outdoor』高炭素鋼釣り竿がおすすめです。

リールなどのセットは付いていないものの、そのお値段はなんと1000円以下と、これだけ安いロッドも中々ありません。

元々は冬のエビやワカサギなどを釣ることに適するロッドのため、しなやかさが少し物足りないと思われるかもしれません。

ただし、小さなロッドにしては多少の無理をすることができ、大きなカサゴやムラソイも狙うことのできる潜在能力も持ち合わせています。

  • 全長:60センチ
  • 仕舞寸法:60センチ
  • 自重:150g

『オルルド釣具』ミニルドA


女性や子ども、初心者から、玄人まで、幅広い層で扱うことのできるロッドが欲しいと感じた方におすすめのロッドです。

オルルド釣具はコンパクトロッドの開発が多いメーカーですが、「ミニルドA」は同メーカーの中でも特に仕舞寸法が短く設計されています。

ガイド数が5つも用意されており、魚を釣り上げた際によく起こり得る、糸の絡みなどを抑えるため、初心者にとっても扱いやすいです。

素材はカーボンファイバーが使われており、耐久性に富みながら、しなやかさも兼ね備える一級品となっています。

  • 全長:120センチ
  • 仕舞寸法:30.5センチ
  • 自重:72g

『PRO TRUST』剛力根魚


穴釣りをする上で、あてたはいいけれど、すぐに巣穴に引っ込まれてしまい、中々上に上げられないという悩みを持つ方におすすめのロッドです。

ロッドの名前の通り、非常に引っ張る力が強く、巣穴に引っ込んでしまった大型の根魚もぶっこ抜くことができます。

リールについてもベイトリールをつけることによって、その剛力はますます助長することができることでしょう。

他にも、落とし込み釣りにも使用することができ、カサゴ・アコウ・メバルといった、多種多様な根魚を釣ることができます。

  • 全長:150センチ
  • 仕舞寸法:80センチ
  • 自重:107g

『シェアーズ』SOLFIESTA SAGULIST XT


テトラの中に隠れるクロダイを狙いたいのであれば、「SOLFIESTA SAGULIST XT」がおすすめです。

クロダイはテトラに付着したカラスガイを捕食しにテトラの中にもぐりこんでくるため、上から覗き込み、カラスガイのいる場所に狙いを着けて落とすとよいでしょう。

「SOLFIESTA SAGULIST XT」は平均的な穴釣り用のロッドに比べて丈夫に作られており、大型のイシダイも強引にぶっこ抜くことができるでしょう。

また、メバルやカサゴ、アイナメ、イワシなど、色んな魚を釣ることができるポテンシャルも持ち合わせています。

  • 全長:110センチ
  • 仕舞寸法:110センチ
  • 自重:101g

『プロマリン』たこがかりEX


穴釣りでタコを釣り上げたいと思った方には『たこがかりEX』がおすすめです。

全長が150センチと穴釣り用としては長いですが、タコはアタリがかなり強くくるので、あまり問題ではありません。

根がかりにも強く、多少強引にでもしゃくらせると簡単に取れてしまいます。

相当強く引っ張っても折れるような心配がなく、うまく釣り上げることができれば、1キロ以上のマダコも夢ではありません。

遠投には向かず、船釣りなどには持っていくことができませんが、穴釣りの他、防波堤でのちょい投げや落とし込みにも使用することが可能です。

  • 全長:150センチ
  • 仕舞寸法:100センチ
  • 自重:317g

『OGK』タコGK3 TKG315


大きなタコや重量のある根魚を釣り上げたいのであれば、「タコGK3 TKG315」がおすすめです。

名前の通り、タコ専用のロッドであり、投げ釣りにも使うことが一般的ですが、ロッドの長さが150センチくらいしかないので、穴釣りにも十分代用することができます。

非常にパワーのあるタコロッドとして知られており、3キロ弱くらいのタコも難無く釣り上げることができます。

重量の重いものを釣り上げるために、スピニングリールを取り付けるよりも両軸リールを取り付けた方が良いでしょう。

穴釣りでは、とにかくぶっこ抜くことが必要とされる場面が多々あるので、これだけ丈夫なロッドなら安心感があります。

  • 全長:150センチ
  • 仕舞寸法:99センチ
  • 自重:305g

『シマノ』スピニング/ベイト兼用 ロッド 17 ホリデーパック


穴釣りだけでなく、色んな釣り方に挑戦したいという方におすすめするロッドです。

穴釣りの他に、サビキにも投げにも使用することができますので、初心者の1本目として購入すると良いでしょう。

全長が270センチと、本来なら穴釣りには向かない大きさですが、波止場から少し離れているテトラの穴に落とし込むには便利です。

長いロッドですが、仕舞寸法は五分の一くらいになるため、持ち運びにも苦労しません。

玄人のサイドウェポンとして持っていくのもおすすめです。

  • 全長:270センチ
  • 仕舞寸法:44.5センチ
  • 自重:175g

『Every Field』穴釣りプレミアムセット


20センチサイズくらいの小型根魚を釣り上げたいのであれば、こちらのセットがおすすめです。

ロッドは全長110センチと、穴釣り用のロッドとしても短く設計されており、魚が潜むテトラの隙間を狙い、的確に仕掛けを落とすことができるでしょう。

ロッドに過負荷がかからないよう、アタリが来た際の糸の放出もスムーズであり、ある程度の重量ならぶっこ抜けるくらいのパワーがあります。

セットとして取り付けてあるリールはシマノ製なので、大手メーカー特有の安定感があります。

  • 全長:110センチ
  • 仕舞寸法:110センチ
  • 自重:54g

穴釣りは専用ロッドを使うべきかどうか


穴釣りにおいて、専用ロッドが必要かどうかの議論については尽きませんが、結論から先に申し上げておきますと、専用ロッドは使った方が良いです。

なぜ専用のものを持って行った方がいいのか


玄人の方からすれば、サイドウェポンとして簡単にできてしまう穴釣りも、初心者からすると結構難しい部類の釣り方だからです。

まず、穴釣りは根がかりが避けては通れない道です。玄人の方がしても頻繁に起こり得ます。

そもそもテトラポットは釣りをすることを考えて隙間をあけてはいません。

テトラポットの隙間に仕掛けを落として釣りをしようというものですから、もし専用のロッドや仕掛け以外でやってしまうと頻繁に根がかりを起こしてしまい兼ねません。

専用ロッドを持っていくデメリットはあるのか


専用ロッドを持っていくということにおいて生じるデメリットはほとんどありません。

唯一少しだけ荷物が増えるということが上げられますが、上述した商品紹介をご覧になった皆様もお分かりの通り、穴釣り専用ロッドは最も軽量小型化の進んでいるロッドなのです。

ただし、穴釣りを含めて、どのような釣り方においても初めは初期投資がある程度必要です。

穴釣りはルアーやバスフィッシングに比べると初期投資がかなり安い部類ですが、やはりお金はある程度かかってしまうのは事実です。

しかし、実は今皆様が持っている、使わなくなったロッドを穴釣り用として改造し、使用することができるかもしれません。

バスロッド・トラウトロッドで穴釣りロッドを自作しよう


実際に今、皆様の押し入れで眠っているロッドを穴釣り用ロッドとして自作する方法をご紹介していきます。

穴釣り用ロッドの改造として使用するのはバスロッドとトラウトロッドの2本です。

なぜかと言うと、バスロッドは穂先が非常に柔らかく作られており、アタリの感度が非常に強いという点においては、穴釣り用ロッドと似ているからです。

対してトラウトロッドは渓流や川で使用するロッドのため、海釣りのものに比べると短く作られているため、長さと言う点で穴釣り用ロッドによく似ます。

それでは、実際に作り方を見ていきましょう。

バスロッドの穂先をトラウドロッドに付け替えるだけ


穴釣りロッドへの改造は非常に簡単です。バスロッドの穂先をトラウトロッドに付け替えるだけで完了してしまいます。

準備物は以下の通り。

  • バスロッド
  • トラウトロッド
  • ライター
  • エポキシ接着剤
  • やすり
  • ガムテープ

手順をもう少し詳しく見ていきましょう。

  • 1.ロッドを準備する。
  • もしも眠っているロッドがない場合は購入も視野にいれましょう。

    安価に済ませたりするために自作をするのに、購入するなんて、本末転倒なのではないかと思われる方もいるかもしれません。

    ご安心ください。
    1000円以下のたたき売りされているような物でも十分に使えるため、安く済ませることができます。

  • 2.トラウトロッドを切る。
  • トラウトロッドを切ってしまいましょう。

    切る場所については根元からではなく、根本から2センチ~3センチほど上の部分を切り取るのが良いです。

    切り取った後にできるムラはやすりで磨いて落としましょう。

  • 3.バスロッドの穂先を準備する
  • 次に、バスロッドの穂先をグリップから外します。

    まずは一番グリップ側にあるガイドを外す必要があります。ガイドは熱によって溶ける接着剤が利用されていますので、ライターで炙ることによって簡単に取り外しができます。

    ガイドを取り外すことができたら、バスロッドもトラウトロッド同様に切り離します。

    こちらは穂先部分を使用します。

  • 4.2つの材料を合体させる。
  • ここまで準備が完了したら、トラウトロッドのグリップとバスロッドの穂先を接着させます。エポキシ接着剤を使いましょう。

    接着中はずれたりしないようにするため、ガムテープなどで仮止めしておくのがおすすめです。

    大体5分程度で接着が完了します。

以上が作成の手順となります。

もしも、見た目にもこだわるのであれば、スプレー缶などで着色塗装するのも良いかもしれません。

気軽に楽しめる穴釣りに挑戦しよう!


穴釣りは根がかりなどがあるとは言え、子どもでも安全に楽しむことができる釣り方です。準備物も少なく、気軽に楽しめるのではないでしょうか。

ロッドの長さが短いのもあって、荷物にもなりにくく、片付けも簡単です。

穴釣りの魅力は小さな魚体からは想像もできないようなアタリと引きにあります。

穴に潜られることなく、ぶっこ抜くことができた時は気分爽快です。

ここまで、本記事を読んだ方はもう穴釣りロッドを熟知したといっても過言ではないでしょう。

早速釣り道具屋でロッドを購入し、穴釣りに挑戦してみましょう!


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