【爆釣ルアー】レイドジャパン「ダッジ」の魅力を大解剖!アングラーに人気の秘密に迫る!

投稿者:ANGLERりゅーちょい

レイドジャパン発売されているビッグクローラーベイト、「ダッジ」について解説しています。「ダッジ」が何故釣れるルアーと言われているのか、構造上の仕組みから解明した上で、ダッジの性能を最大限に活用できる操作方法についても紹介しています。当記事を読むことで、「ダッジ」が自身に必要かどうかの判断が出来るようになり、必要なら購入時からすぐに使いこなせるようになるでしょう。

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「ダッジは釣れるとよく聞くけど、どんな特徴があるんだろう」

「ダッジにはいくつかカラーがあるけど、どれを買えばよいか分からない」

レイドジャパンから発売されている「ダッジ」は、”釣れる”ルアーとして良く話題に上がるルアーです。

しかし、なぜ話題に上がるほどの人気があるのか、疑問に思っている人も多いでしょう。

いざ買って試してみようと思っても、大人気がたたり入手困難になっていることや、値段がルアーにしては高額であることから、”釣れる”理由が分からないと手を出しにくいのも事実です。

当記事では、レイドジャパンの「ダッジ」がどのようなルアーなのか、特徴と人気の理由を解説しています。

また、「カラーが色々あるけど何を選べばよいのか分からない」「いざ買ってみても操作方法が分からない」という人もいるでしょう。

当記事では有効なルアーの色を選ぶ方法や、「ダッジ」の具体的な操作方法についてについても解説していきます。

最後まで読めば、「ダッジ」が人気な理由や自分にとって必要かどうかについて分かるはずです。

ぜひご覧ください。

レイドジャパンの「ダッジ」がアングラーに人気の理由


レイドジャパンが販売する「ダッジ」については、ルアーについて調べていると目にすることもあるでしょう。

レイドジャパンはバス釣り名人として名高い金森隆志誌氏が開設したルアーメーカーで、特にバス釣りを行う人々から人気を博しています。

ワームやバイブレーション、シャッドなどのバス釣りに強いルアーが豊富に展開されており、初心者から玄人にまで好まれる扱いやすさが特徴です。

その中でも「ダッジ」は”釣れる”ルアーとして発売から爆発的な人気を誇っており、需要が供給スピードを上回ってしまい、現在でも入手困難になっています。

「ダッジ」はクローラーベイトという種類のルアーの1つです。

スペックについては以下のようになっています。

  • サイズ:110.0mm
  • ウェイト:1オンス(約28.3g)
  • 値段:3,500円

クローラーベイトにおける最大の特徴はボディから左右に映える金属製の羽です。

クローラーベイトの羽は前後に可動するようになっており、セミをはじめとした羽のある昆虫類が水面でもがいている様子を再現することができます。

加えて、スローリトリーブ(ゆっくりリールを巻くこと)で操作することで、弱って水面上に上がってきている様子を再現することも可能です。

羽が取り付けられている主なメリットとしてまず浮かぶのが、広範囲に対するアピール能力でしょう。

羽が水面を掻く動作と羽が水面を叩くような動作で、広範囲に対して波紋を発生させることが可能です。

また、同時に羽が稼働する際の金属音によって、獲物に対して強烈にアピールすることができます。

クローラーベイトの中でも、なぜ「ダッジ」は入手困難なほど人気なのでしょうか。

人気の理由は大きく分けて以下の2つあります。

  • なめらかなロールアクション
  • デッドスローでもレスポンスが良い

それぞれ見ていきましょう。

人気の理由1:なめらかなロールアクションを生み出す形状


「ダッジ」は他のビッグクローラーベイトに比べ、なめらかなロールアクションを実現できる形状になっています。

従来のビッグクローラーベイトは、安定して羽を水面に触れさせておくために扁平で太目のボディをしているのが特徴です。

対して、「ダッジ」のボディ形状はテーパーのかかった円柱上になっており、より小魚の形状に近いものになっています。

従来のビッグクローラーベイトは、扁平で太いボディが水面を叩くようにロールアクションを行うため、強い波紋が立ち、獲物に対して強力な惹きつけが可能です。

しかし「ダッジ」の場合、円柱状のボディのためにスムーズなロールアクションが可能であり、挙動がなめらかな分おとなしめなアクションをします。

自然なロールアクションは違和感を与えることが少ないため、スレてしまった獲物でも食いつきやすく、釣り人が多く訪れるポイントでも釣果を期待することが可能です。

人気の理由2:デッドスローでもしっかりルアーアクションしてくれる


「ダッジ」は、ほんの少しづつしか進まないようにリールを巻くデッドスローリトリーブでもしっかりとアクションしてくれます。

デッドスローでのロールアクションは、羽がピクピクと水面で動くような小さな挙動となるため、波紋も比例して小さくなり、さりげないアピールをすることが可能です。

また、ダッジ専用のマラブー付きのフックを使用すれば、波紋を小さくしつつリアルな魚影を再現させることが可能なため、弱った小魚を忠実に再現することができます。

デッドスローリトリーブと通常速度のリトリーブを使い分けることで、活性の高い獲物であれ低い獲物であれ、効率良く狙っていくことが可能です。

レイドジャパン「ダッジ」のルアー5色を紹介


「ダッジ」では現在、5色のカラーラインナップが展開されています。

ツアーのカラーによる違いは、釣り具の中でも奥が深いテーマの1つです。

どの色が魚にはどう見えているのかについては意見が様々な見解が飛び交っており、釣り人の酒の席では議論になりやすい話題となっています。

当記事では、カラーに関する考察も踏まえつつ、「ダッジ」のカラーバリエーションについて紹介していきます。

カラーを選ぶ要因

釣りにおいてルアーのカラーを選ぶ要因となるのは、以下の5要素です。

  • 水深
  • 天気
  • 水の濁り
  • 獲物の活性
  • 季節

それぞれ見ていきましょう。

水深


水深は、魚から見た場合におけるルアーの視認性に大きな関係があります。

何故なら、水には長波長の光を吸収する赤色を吸収する性質があり、水深が深くなればなるほど短波長の光しか通さなくなるためです。

長波長の光は赤色の光色を発し、短波長は青色の光色を発します。

つまり、光は水に入るとだんだん赤色の光が吸収され、深い層には青い光しか届かないということなのです。

一般的に海といえば青色であるというイメージがありますが、海が青く見えるのは短波長の光が吸収されているためであるのは、上記の理屈を把握していれば納得できるでしょう。

以上のことから、水中での色の見えやすさを考えると、水深が浅い層では、水深が深い層に比べると赤色が視認しにくくなるということが分かります。

フローティングタイプの「ダッジ」の場合、赤の視認性が比較的に低い水面付近で釣りを行うため、普段使いでは赤系統のものよりは緑系統のものを使うのが良いでしょう。

天気


もしも天気が悪い場合、水面に到達する太陽光が少なくなるため、先述の水深の理屈が通じづらくなってきます。

天気が悪い場合、そもそも水中の光量が少ないため、マットカラーのものよりはゴールドやパール塗装が施されたものの方が有効です。

水の濁り


水の濁りがひどい場合も、天気が悪い場合と同じように、水中での視認性が悪くなります。

また、天気が悪い場合以上に水中に光が入らない可能性があるため、ゴールドやパールのような光るルアーも有効ではない可能性があります。

水の濁りがひどい場合は、マットカラーの中でもピンクや黒など、目立ちやすい色を使うのが有効でしょう。

獲物の活性


獲物が低活性の場合、ナチュラルカラーや控えめなカラーのルアーを見てもなかなか食いついてくれません

活性が低い獲物が多いと感じた場合は、派手な色のルアーを試してみましょう。

逆に獲物の活性が高い場合、派手なカラーのルアーには警戒して食いついてくれないので、控えめなカラーリングのものを選択しましょう。

季節


魚は季節によって反応しやすい色が変化します。

春のバスがシルバーや青、赤に反応しやすくなるのが有名です。

季節ごとに臨機応変なルアー選択を行うことが、安定した釣果を出す上で重要になってきます。

上記の基本要因を把握した上で、それぞれのカラーリングについて見ていきましょう。

SHIMANASHI TIGER


ルアーでは定番の緑色と黄色のグラデーションが施された、マット塗装のバリエーションです。

「SHIMANASHI TIGER」は晴天時、かつ水の透明度が高い場合に効果的で、釣り日和にルアーフィッシングを楽しみたいのであれば、是非持っておきたいカラーといえるでしょう。

PINK TRICK


若干半透明でありつつ、派手なピンク色が施された「PINK TRICK」はセオリー通り水の透明度が低い場面で効果を発揮します。

しかし、ボディ下部が半透明であることから、水の透明度が高い場合も太陽光をある程度屈折し、存在感を出せるのがポイントです。

結果として、低活性な獲物を狙う際にも役に立つルアーといえます。

PEARL SHAD


ゴールドカラーの「PEARL SHAD」は、悪天候時でも獲物に対してしっかりアピールしてくれます。

釣り日和とは言えないような天候で充分な釣果を出したい場合、選択肢に入るカラーであるといえるでしょう。

BULL FROG


黒色のボディが透明度の低い水質でも高い視認性を示す「BULL FROG」ですが、黒は天気が良い日でもしっかりとアピールしてくれるため、日中の釣りでは万能に使用できます

ただし、夜釣りでは認識されなくなってしまう可能性が高いことや、他の色を適所で使用した方が釣果を期待できることから、余裕がある時に購入しておき、切り札的に使いたいカラーです。

YASHIZARI


「ダッジ」はフローティングタイプのビッグクローラーベイトなため、水面付近で釣りをすることになります。

先述したように、水面付近は長波長(赤色)の光が吸収されきっていないことから、赤色が比較的視認しづらいです。

よって赤が主体の「YASHIZARI」は普段使いには使いづらいカラーであるといえるでしょう。

しかし、季節によって獲物が反応する色が変わってくるため、赤に反応するシチュエーションというのも大いに考えられます。

先述したように、春のバスなど、限定的な場面で強力な効果を発揮するカラーであるといえるでしょう。

ダッジの使用方法を確認


「ダッジ」について概要が分かったところで、実際の使用方法について見ていきましょう。

「ダッジ」はフローティングタイプのビッグクローラーベイトなので、基本的にはトップウォータールアーに分類されます。

トップウォーターとは、水面もしくは水面付近の極めて浅い水中を指す言葉です。

「ダッジ」のようなトップウォータールアーは、上記のような水面付近での釣りに特化したルアーになります。

つまり、水面に興味を持ち、上を向いているバスを狙っていくことになるわけです。

「ダッジ」は先述の通り、リトリーブの速度によって挙動が変化し、水面に落ちた昆虫や弱った小魚を再現することができます。

構造上、ナチュラルかつ大胆なアピールができる「ダッジ」は、スレてなかなか口を使ってくれないようなバスであっても強烈に惹きつけることが可能です。

釣り人に慣れ切った歴戦の獲物がいるようなポイントでこそ使用したいルアーといえるでしょう。

「ダッジ」の具体的な操作方法としては、以下の2つがあります。

  • ただ巻き
  • デッドスローリトリーブ

詳しく見ていきましょう。

ただ巻きで使用する


まずは、ルアーフィッシングおける基本中の基本であるただ巻きです。

「ダッジ」は、スロー~中速でリトリーブすることで、最大の特徴であるスムーズなロールアクションをしてくれます。

スピードがあるため、広範囲にポイントを探りたい時に有効な操作方法です。

また、ストップ&ゴー(リトリーブを停止を繰り返す動作)などを交えつつアピールしていくことで、活性の低いバスの食いつきも狙うことが可能です。

デッドスローリトリーブで使用する


デッドスローリトリーブとは、スローリトリーブ以上に遅い速度でリトリーブする動作です。

「ダッジ」は抜群のレスポンスにより、従来のクローラーベイトがアクションしないような速度のリトリーブでもしっかりと反応し、ロールアクションをしてくれます。

デッドスローリトリーブでは、おとなしいロールアクションによってごく小さな波紋を生み出し、弱った小魚のような挙動を再現することが可能です。

自然なアクションとさりげないアピールは、釣り人に騙され続けでスレたバスであっても警戒することなく、嬉々として食いついてきてくれます。

「ダッジ」が”釣れる”ルアーといわれる最大の理由は、デッドスローリトリーブ時の挙動によって、スレたバスでも思わず飛びついてしまうためなのです。

レイドジャパンのダッジを使いこなそう


レイドジャパンが誇る大人気ルアー「ダッジ」について、特徴からカラーごとの強み、基本的な操作方法までを紹介してきました。

「ダッジ」はデッドスローリトリーブ時の挙動から、スレた魚だからこそ食いついてしまうルアーといえます。

ルアーの操作方法についても、ただ巻きとデッドスローができれば充分に釣果が期待できるため、玄人のみならず初心者であっても使用しやすいでしょう。

入手困難であることが玉にキズですが、「いつもの釣り場で釣れなくなった」「初心者だけどたくさんバスが釣りたい」という人には、是非とも手に入れて欲しいルアーです。

「ダッジ」を使いこなして、充実の釣り人生を送りましょう。


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