メバリングに最適なリール6選!選び方の基本を覚えてリールを揃えよう
投稿者:ANGLERりゅーちょい
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「メバリングに必要な道具を揃えたい。リールはどんなのが良いのだろう」
「メバリングを始めたのに上手に釣れない。リールが悪いのかな?」
メバリングを始めるときに初心者が必ず頭を悩ませるのがリール選びですよね。
リールって種類が豊富にあるものの、正直にいって何がどう違うのかわかりません。
僕もメバリングを始めた頃はかなり雑に選んでいました。
「そもそもリール選びって重要なの?」
上記のようなことを思っている人も多いのではないでしょうか。
リールって糸を巻き上げるだけの道具なので、釣果には関係がない気がするんですよね。
ですが、リール選びはメバリングにおいてかなり重要です。
僕も適当に選んだリールから、ちゃんと理屈にもとづいて選んだリールに変えたところ、釣果が見違えるように向上しました。
僕は初心者の人には最初から適切なリールを選んで、メバリングを楽しんでほしいと思っています。
本記事ではメバリング用のリールの選び方を初心者にもわかりやすく説明するので、誰でも簡単にお気に入りのリールを見つけることができるでしょう。
具体的におすすめのリールも紹介しているので、記事を読むだけでメバリング用のリールを選ぶことができます。
適切なリールを選ぶことができれば、メバリングの楽しさが倍増すると共においしいメバルを大量に釣ることが可能です。
ぜひ、本記事を参考にメバリング用のリールを選んでみてください。
メバリングに最適なリールの選び方
本項目ではメバリングに最適なリールの選び方を具体的に解説していきます。
詳しくは下記を参考にしてください。
メバリングで使うリールの大きさの目安
メバリングで使うリールの大きさですが、個人的には500~2500番の大きさが仕掛けを投げやすいサイズでおすすめです。
ただし、リールの大きさについては注意点があります。
まず、メバリングで使うリールの大きさを説明する前にリールの「番手」についてです。
番手とはリールの大きさと糸巻き量を表す単位のことです。
基本的には4桁の数字で表記されており、数字が大きくなるに比例してリールも大きくなります。
ただし、番手の基準は各釣具メーカーによって違うので、同じ番手でもメーカーが異なれば大きさも糸の巻き量も違います。
とはいっても、極端に大きさが異なるというわけではありません。
どのメーカーでも500~2500番あたりのリールを、メバリングなどのライトゲームを前提に設計していることが多いです。
どうしても大きさが気になる場合は釣具屋で自分が購入を検討している商品と同じメーカー、同じ型番のものを確認しておきましょう。
ロッドとの相性を見て重量のバランスのいいリールを選ぶ
メバリング用のリール選びには重量のバランスを考えることも大事です。
具体的にはロッドに対して軽すぎず、重すぎないリールを選ぶ必要があります。
理由はロッドに対してアンバランスな重量のリールを選ぶと、重心が偏ってしまい、仕掛けのキャスティング(投げること)動作が崩れてしまうからです。
たとえば、僕の失敗談としてロッドに対してリールが重すぎたことがあります。
実際にメバリングでキャスティングしてみると、重心が持ち手に近いことで遠心力が働かず、仕掛けの飛距離が伸びませんでした。
メバリング用のリールを選ぶときはロッドと組み合わせたときの重量バランスを考慮しましょう。
リールのドラグは2kg前後に設定しよう
メバリング用に使うリールはドラグの設定を2kg前後に設定すると使いやすいです。
ドラグというのは糸に負荷をかけないためにリールに備わった機能のことです。
各リールには基本的に最大ドラグ力というものがあります。
最大ドラグ力とはどれくらいの負荷まで糸をガチガチに固定できるかという数値です。
たとえば、最大ドラグ4kgのリールでは糸に4kg以上の負荷がかかるまでは糸を固定できます。
4kg以上の負荷がかかると、糸の切断を防ぐためにリールが自働で糸を吐き出すというわけです。
最大ドラグ力はリールに備わっている取っ手をひねることで緩めることができます。
メバリングでは比較的、細い糸を使うため、少しの負荷でも切断してしまうリスクがあります。
そのため、リールがすぐに自働で糸を吐き出してくれるようにドラグを緩めておきましょう。
緩めすぎると糸が吐き出されるばかりで扱いづらくなるので、2kg前後に設定するのがおすすめです。
メバリングにおすすめのリール6選
本項目ではメバリングにおすすめのリールを紹介していきます。
初心者でも扱いやすいリールを厳選したので、参考にしてみてください。
ダイワ:「レブロス 2506」
「レブロス 2506」は壊れにくさでメバリングにおすすめのリールです。
なぜ壊れにくいかというと、防水性能に優れているからです。
メバリングでは仕掛けを何度もキャスティングしてメバルを誘います。
そのため、糸が何度も海水に浸かり、巻き上げたときにリール内部に潮水が溜まるのです。
防水性能が低いと、潮水を吸収してしまいサビて壊れやすくなります。
丈夫でコスパのいいリールを探しているときにおすすめです。
- 商品名:レブロス 2506
- メーカー:ダイワ
- 番手:2500
- 重量:270g
- 最大ドラグ力:4kg
- 値段:5,428円
ダイワ:「ワールドスピン」
「ワールドスピン」は釣り自体が初心者の人におすすめのリールです。
初心者におすすめする理由は最大ドラグ力が弱いからです。
リールの選び方で説明した通り、メバリングでは細いラインを使うため、ドラグ設定を2kg前後の弱めに設定するのがおすすめです。
しかし、自力でドラグを調整するには慣れが必要となるため、初心者はうまく調整できないこともあるでしょう。
「ワールドスピン」は最大ドラグ力が2kgのため、取っ手をガチガチに締め切っておくだけで、メバリングに理想のドラグ力にできます。
初心者に使いやすいリールです。
- 商品名:ワールドスピン
- メーカー:ダイワ
- 番手:2000
- 重量:235g
- 最大ドラグ力:2kg
- 値段:3,069円
ダイワ:「バリスティック LT2000SS-P」
「バリスティック LT2000SS-P」は疲れにくさでメバリングにおすすめのリールです。
疲れにくさの秘密は自重の軽さです。
メバリングでは仕掛けを何度も遠投するため、重たいリールではすぐに疲れてしまうということがあります。
「バリスティック LT2000SS-P」は160gという平均より軽い重さのため、長時間のゲームでも疲労がたまりません。
1日中、メバリングを楽しみたいときにおすすめのリールです。
- 商品名:バリスティック LT2000SS-P
- メーカー:ダイワ
- 番手:2000
- 重量:160g
- 最大ドラグ力:5kg
- 値段:28,080円
シマノ:「ストラディック C2000S」
「ストラディック C2000S」は仕掛けをより遠くに投げたいときにおすすめのリールです。
糸を引っ掛けるためのスプールというパーツの滑りが良いことが理由です。
スプールの滑りが悪いと、勢い良くキャスティングしても糸が摩擦によって減速し、仕掛けの飛距離が伸びません。
「ストラディック C2000S」は糸がスムーズに吐き出されるため、仕掛けの重さだけで遠くのポイントに届かせることができます。
ポイントが遠くにある釣り場でメバリングを楽しみたいときにおすすめのリールです。
- 商品名:ストラディック C2000S
- メーカー:シマノ
- 番手:2000
- 重量:185g
- 最大ドラグ力:3kg
- 値段:18,197円
シマノ:「ヴァンキッシュ C2500SXG」
「ヴァンキッシュ C2500SXG」はメバルのアタリ(食いつき)を見逃さない感触の良さが魅力のリールです。
なぜ、メバルのアタリを見逃さないかというと、重さの軽いパーツによって構成されているからです。
基本的にリールは重さが増すに連れてメバルを含めた魚のアタリを感じ取りにくくなります。
重量があるだけにメバルが食いついてラインが引っ張られても、振動が起きないからです。
「ヴァンキッシュ C2500SXG」を使えば、メバルの食いつきによる振動がダイレクトに手に伝わるため、アタリを見逃しません。
メバルのアタリに慣れていない初心者におすすめのリールです。
- 商品名:ヴァンキッシュ C2500SXG
- メーカー:シマノ
- 番手:2500
- 重量:155g
- 最大ドラグ力:3kg
- 値段:43,602円
シマノ:「ステラ C2500SXG」
「ステラ C2500SXG」はメバルの釣り上げをスムーズに行えるとしておすすめのリールです。
メバルの釣り上げがスムーズになる理由はラインの巻き上げ時にハンドルが滑らかに動くからです。
普通のリールではラインの巻き上げ時にハンドルがカタカタと振動して、引っ掛かりを感じることがあります。
「ステラ C2500SXG」はハンドルがスムーズに動くので、手首を回転させるだけで簡単に食いついたメバルを釣り上げることが可能です。
巻き心地の良さを求めている人は揃えてみてください。
- 商品名:ステラ C2500SXG
- メーカー:シマノ
- 番手:2500
- 重量:180g
- 最大ドラグ力:3kg
- 値段:63,954円
メバリングでは外道で大きい獲物がかかることも
メバリングに適切なリールを紹介してきましたが、1つだけ注意点があります。
本記事で紹介したリールはあくまでもメバル特化ということです。
メバリングでは確かにメバルを狙った釣りのことですが、メバルだけが食いついてくるとは限りません。
ときにはシーバスなどの予想外の大物が食いつくこともあります。
大型の魚が釣れることはもちろん嬉しいことですが、メバル用に細いラインを使っている場合は魚の重さに耐えられないことがほとんどです。
メバルと同時に大型の魚には太めのラインを使うことで柔軟に対応できるようになります。
ただし、太めのラインを使うときはリールも少し大きめの番手を選んで、太めのラインに対応させるようにしましょう。
メバルのアタリが抜群にわかるリールでメバリングを楽しもう!
本記事ではメバリング用のリールの選び方と具体的におすすめの商品を紹介しました。
メバリング用のリールは適切な番手、バランスのいい重さを選ぶことが大事です。
実際にメバリングを楽しむときにはドラグを2kg前後に設定しましょう。
適切なリールの選び方さえ覚えれば、メバルのアタリもわかりやすくなるので、釣果を向上させることができます。
ぜひ、本記事を参考にメバリング用のリールを揃えて、旬のメバルに挑んでみてください。
丸々と太ったメバルを大量に釣り上げて、気がついた頃はあなたもメバリング上級者になっているはずです。
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