シマノのアルテグラ徹底分析!各モデルの特徴からおすすめリールまで解説
投稿者:ANGLERりゅーちょい
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「シマノのアルテグラが使いやすいと聞いたけど、初心者でも使いこなせるリールはあるのかな」
「アルテグラを使っているからって、釣り場の上級者に見られても恥ずかしくないようなモデルをきちんと選びたい、モデルごとの特徴って違うのかな」
「最適なアルテグラの選び方を知りたい…実際、みんなはどうやって選んでいるのか、予算内で買えるモデルがあるのか気になる…」
シマノのアルテグラと呼ばれるリールのシリーズは、聞いたことがあっても、各リールの特徴やどんな釣りにおすすめなのかなどはわからない、という人も多いでしょう。
でも、あなたはおそらく大手釣り具メーカーシマノのアルテグラを実際に使ってみたい、と感じたからこそ、この記事にたどり着いたと思います。
はじめにあなたにはっきりとお伝えすると、最後まで記事を読むことで確実にアルテグラ選びに関する不安な点は解決するでしょう。
なぜなら、釣り初心者が気になる点や、アルテグラのおすすめ商品をすべてのモデルから厳選し、安心して最適なモデルを購入するための情報を公開しているからです。
初めて使うタックルなら、経験問わず「これだから素人は」とか思われないか、「初心者がアルテグラなんか使いこなせないよ」などこそっと言われないか、何かと不安になりますよね。
今回はあなたと同じように「シマノのアルテグラを使ってみたい」「どれを選べば良いのか検討もつかない」とモヤモヤしていた僕が、自分で最適なモデルを選んで購入し、釣り場に持ち込んだ結果、大型の青物やヒラメを1日で10匹近く釣り上げられるまでになったノウハウをご紹介します。
正直な話、最後まで読み進めていただければ「シマノのアルテグラは他のシリーズとどう違うのか」など、詳しい情報も手に入ります。
シマノのスピニングリール「アルテグラ」の特徴
まずは、シマノのスピニングリールである「アルテグラ」の特徴についてご紹介します。
特徴1:ラインナップが充実している
シマノのアルテグラの特徴として、充実のラインナップがあげられます。
スペックはもちろんのこと機種も増え、最新シリーズ「17アルテグラ」では、発売される前のモデルチェンジであった2012年モデルより3機種多い12機種になりました。
中には、17アルテグラになる時に製造終了となってしまったモデルもありますが、該当モデルを補うには十分な品揃えと言えます。
特徴2:4つのテクノロジーを採用している
シマノのスピニングリールにはメーカー独自の技術が多数盛り込まれていますが、中でもアルテグラシリーズの特に注目すべき4つのテクノロジーについてご説明します。
Gフリーボディ
「Gフリーボディ」は、ドライブギアの丈夫にウォームシャフト(軸)を配置することで、手元に重心を近づけ、結果ボディの軽量感をしっかりと感じられるようになっています。
アルテグラのモデルは他のメーカーの同じ番台リールに比べると軽量で、軽さが体感でき、操作性にも良い影響を及ぼしています。
コアプロテクト
「コアプロテクト」は、ボディ全体における防水性能のことです。
ボディと蓋の合わせ面や、スプール、ドラグノブの接触部など、細かく随所に防水用シーリングを施したことで、どんな状況においても平常時と変わらない操作性や耐久性をキープできるようになりました。
大径ドラグノブ
安定感のある「大径ドラグノブ(リール外側のつまみ部分)」が搭載され、剛性、耐久性ともに優れており、思い描くとおりのファイト(魚がかかってからの駆け引き)が可能です。
高い操作性を実現、速やかにドラグ(急な大きな力がかかったときにラインが切れないように回避する機能)を効かせることができます。
HAGANEギア
シマノブランドの代表的な機能である「HAGANEギア」は、アルテグラの場合は12から17に更新されたタイミングで導入されています。
アルミ合金を用いたギアは強さと軽さを両立させており、魚を逃さないよう粘り強いファイトが可能です。
17アルテグラすべてのモデルに採用されていますので、HAGANEギアの性能を体験してみたい方にもアルテグラをおすすめします。
特徴3:ベアリング数増加で耐久性がアップしている
次の特徴として、「ベアリング(回転軸の摩擦を減らすための部品)数が増えたことで耐久性がアップした」点が挙げられます。
17アルテグラのベアリング数は6個(ボディ5つ、ローラー1つ)です。
17アルテグラの下位機種と言われる16ナスキーシリーズにも、先に述べたような機能はほとんど搭載されていますが、ベアリング数はナスキーは5個(ボディ4つ、ローラー1つ)と1つ少なくなっています。
たった1つの違いではありますがベアリング自体に影響が出やすく、耐久性もアルテグラの方が高いなど、しっかりと違いが表れています。
特徴4:2万円以下で購入できるコスパ最高のスピニングリール
アルテグラの最後の特徴は、やはりコスパの高さにあります。
12モデルすべてが2万円以下で購入できるのは、大きなメリットです。
シマノ自慢の性能を格安で体験できるシリーズなので、人気があるのも納得できます。
17アルテグラの全12機種を紹介
ここからは、17アルテグラの具体的な機種紹介に入ります。まず17アルテグラの全12機種から確認していきましょう。
上位12機種の中でも特におすすめの6商品を紹介します。
C2000S
釣りを始めたいという方の1台目としてもおすすめなモデルです。
他のメーカーの2000番台スピニングリールと比べると多少重量があると感じられるかもしれませんが、エントリーモデルのロッドとの合わせて使うことを考慮すると適したリールと言えます。
エリアトラウト(施設内で釣るトラウト)やソルト(海)のライトゲーム(軽いルアーを使った釣り)をはじめ、アジング(アジ釣り)やメバリング(メバル釣り)など一般的な釣り全般に対応可能です。
- 自重(g):205
- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力(kg):12.0
- 最大ライン巻き取り長(ハンドル1回転あたり/cm):66
- ハンドル長(mm):40
- 価格:10,956円
2500S
多少タフなコンディションでも問題なく活躍するオールマイティーモデルです。
コンパクトなサイズかつ強度もしっかり備わっていて、メバリングやアジング、トラウト、エギング(アオリイカ釣り)、シーバス釣りまで幅広く使用可能です。
ノーマルギアで巻き心地などに安定感があり、釣り経験が少ない人でも扱いやすいモデルに仕上がっています。
- 自重(g):240
- ギア比:5.0
- 最大ドラグ力(kg):9
- 最大ライン巻き取り長(ハンドル1回転あたり/cm):73
- ハンドル長(mm):55
- 価格:13,258円
C3000HG
中堅サイズから大物まで対応できるハイギアタイプのリールです。
遠投性や剛性、ドラグ性能の高さが魅力で、非常にコスパの良い完成されたモデルとして人気が出ています。
シーバス釣り、ライトショアジギング(軽量ルアーを使った岸からの釣り)、チヌ釣り(クロダイなどを狙う釣り)におすすめです。
- 自重(g):240
- ギア比:6.0
- 最大ドラグ力(kg):9
- 最大ライン巻き取り長(ハンドル1回転あたり/cm):88
- ハンドル長(mm):55
- 価格:11,729円
3000XG
C3000HGよりもさらに上のギア比6.2のエクストラハイギアタイプです。
自重が10gほど重いものの体感的には気にならない程度で、巻き上げ長さが91cmと長くなっているため、手返しの良さが求められるシーンに使えます。
シーバスやマダイ、タチウオといった中型から大型を狙う釣りにおすすめです。
- 自重(g):250
- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力(kg):9
- 最大ライン巻き取り長(ハンドル1回転あたり/cm):91
- ハンドル長(mm):55
- 価格:13,598円
4000XG
ドラグの細かな調整が可能で巻き心地の良さも相まって人気のモデルです。
番台数が高いだけあって自重もそこそこありますが、長時間使っても疲れるほどではなく、高い遠投性と耐久性、安定性がゲームをサポートしてくれます。
ヒラメなどフラットフィッシュや青物狙いで、小型サイズから10kg相当レベルまで幅広く対応可能です。
- 自重(g):285
- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力(kg):11
- 最大ライン巻き取り長(ハンドル1回転あたり/cm):99
- ハンドル長(mm):55
- 価格:13,176円
C5000XG
性能やデザインなど全体的なバランスが高水準に仕上がっています。
高い剛性によって攻めのゲームが可能となっており、岸からの中堅から大物サイズ狙いで十分に活躍します。
シマノのHAGANEボディが持つ耐久性と軽量さの恩恵を、存分に感じられる贅沢なリールです。
- 自重(g):285
- ギア比:6.2
- 最大ドラグ力(kg):11
- 最大ライン巻き取り長(ハンドル1回転あたり/cm):105
- ハンドル長(mm):55
- 価格:13,130円
初心者にもおすすめ!コスパ最高のアルテグラで快適な釣りライフを送ろう
シマノのアルテグラは12モデルすべてが2万円以下という、コスパ最強のスピニングリールです。
大手釣り具メーカーであるシマノが誇る性能を余すところなく搭載しており、お買い得なだけでなく釣り場でもしっかり活躍してくれるでしょう。
記事内でご紹介したモデルを参考にしながら、最適なアルテグラを手に入れて、さらに釣り楽しみましょう。
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