メバリングに最適なタックルや詳しい釣り方を徹底解説!
投稿者:ANGLERりゅーちょい
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「メバリングって初心者には難しいのかな?チャレンジしても釣れなかったらどうしよう」
「メバリングに必要な道具を揃えたいけど、どの竿を使ったらいいのか全然わからない…タックル選びに失敗して釣れなくなるのは嫌だな」
メバリングという言葉を聞いたことがあっても、初めて挑戦するあなたには釣り方も揃えるべき道具も何もかも分からないことだらけでしょう。
しかし、あなたはおそらくメバリングに挑戦してみたいからこそ、「おすすめの釣り具や詳しい釣り方について知りたいな」と考え、本記事に辿り着いたと思います。
結論から言うと、本記事を読むことでメバリングに関して不安に思っていること、悩んでいることは、ほとんど解決できるでしょう。
なぜなら、メバリングについての基礎知識はもちろん、必要な釣り具や釣り方まで、メバリングを始めるにあたって必要な情報をすべて網羅しているからです。
「せっかく道具を揃えても釣れなかったら嫌だな…」と不安になっている方も、メバリングに最適な道具をスムーズに選ぶことができ、明日にはメバリングを120%楽しめる状態になっているはずです。
本記事では、メバリングに関して全くの素人だった(名前しか知らなかった)私が、メバリングに必要なタックルを選び、高級魚であるメバルを1日で3匹釣り上げるまでに得られたノウハウを伝授します。
最後まで目を通していただければ、メバリングに関する不安をすべて払拭した状態で楽しみながら釣りの準備を進められるでしょう。
メバリングに挑戦したい釣り初心者の方は、本記事を参考にしてメバリングに関する知識を身につけましょう。
初心者にもおすすめ!最近流行りのライトゲーム『メバリング』とは
メバリングは人気を高めているジャンルで、高級魚であるメバルを気楽にルアーで狙う事が出来ます。
タックル(魚を釣るための道具)は軽量なので、女性やお子様でも楽しむ事が出来ますよ。
堤防や漁港など、足場の良いポイントでも狙う事が出来るので、安全面に優れているのもメバリングの大きな魅力です。
どんな時期でも釣ることができる
メバルは『春告魚』(はるつげうお)と呼ばれており、春になった事を告げる魚ですが一年中狙う事が出来ます。
冬になると、メバルが産卵シーズンに入るため釣れやすくなります。また、春になると海水温が上昇し、活性が高くなるため釣果に期待が持てます。
冬と春がメバルを釣りやすい時期ではありますが、夏と秋にも狙う事が出来るのはアングラー(釣り人)にとっては嬉しいポイントですね。
手軽に安全な堤防からでも楽しめる
メバルは堤防からでも釣る事が出来る魚なので、安全な場所で釣りを楽しむ事が出来ます。
沖堤防(渡船で行く沖にある堤防の事)に行かなくても狙う事が出来るので、初心者でも気楽に楽しむ事が出来るのが、メバリングの大きな魅力です。
メバリングに必要なタックル
メバリングを楽しむのなら、メバリングに適したタックルを用意する必要があります。
メバリングに適していないタックルでは、ルアーの操作性が悪かったり、キャスト(ルアーを投げる事)してもルアーが全く飛ばないなんて事になってしまいます。
以下では、メバリングに適したタックルをご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。
おすすめロッド:ダイワ 『月下美人MX 74ULS-S』
ダイワから販売されている『月下美人MX 74ULS-S』は、ソリッドティップ(穂先の中身に空洞がなく、柔らかいもの)でありUL(竿の硬さを指し、ウルトラライトと読む)クラスの柔らかさを持ったロッドです。
メバルがルアーに食いついてきても、柔らかい穂先がメバルのアタリ(魚が食いついてきたサイン)を逃す事なくフッキング(魚に釣り針を掛ける事)してくれます。
メバルがルアーに食いついてきても、フッキング出来なければ意味がありませんよね。
メバルは引きの強い魚ですが、「HVF+X45ブランク」によって強化されたロッドがメバルを浮かせてくれます。
繊細なアタリも逃したくない、メバルを掛けてからも強いロッドが欲しいというアングラー(釣り人)にはおすすめの一本です。
- 全長:2.24m
- 適合ルアーウエイト:0.3~5g
- 適合ライン:ナイロン1~3lb、PE0.1~0.3号
- 仕舞寸法:115cm
おすすめリール:ダイワ 『月下美人MX LT2000S‐P』
ダイワから販売されている『月下美人MX LT2000S‐P』は、アジング(アジをルアーで狙う事)やメバリング専用に作られたスピニングリールです。
「LIGHT TOUGH」(軽くて強い意味)である「LTコンセプト」によって生まれ変わっており、軽量化しつつも強いリールになりました。
防塵・防水の役目を持つダイワ自慢の「マグシールド」や、魚に違和感を感じさせない「ATDドラグ」、滑らかな回転を持続させる「タフデジギア」などダイワのテクノロジーをふんだんに詰め込んでいます。
せっかく高いお金を出して買ったリールでも、すぐに壊れたりするようなものでは意味がないですよね。
月下美人MXのロッドにセットすればカラーリングがシックな赤でまとまるので、デザインの良さも大きな魅力です。性能とデザインを両立させたいアングラーには非常におすすめです。
- 巻取り長さ:63cm
- ギア比:4:8
- 自重:190g
- 最大ドラグ力:5kg
- 標準糸巻量:PE0.4号-200m、ナイロン4lb-100m
- ベアリング(ボール/ローラー):7/1
- ハンドル長:40mm
おすすめ道糸:デュエル 『ハードコア X4』
デュエルから販売されている『ハードコア X4』は、「マイクロピッチブレイデッド加工」によって作られたPEライン(ポリエチレンで作られた釣り糸)です。
強くコシのあるラインなので、PEラインに慣れていない方でも安心して使用する事が出来ます。
PEラインは伸びないラインなのでルアーへのアクションがさせやすく、感度も良い事が特徴的です。
とても軽いのでルアーの飛距離も出しやすく、軽量ルアーを使用するメバリングとの相性はばっちりです。
軽量ルアーをキャストしても、飛ばなければメバルまでルアーを届けられないですよね。
メバリングでは0.4号の太さがおすすめで、0.4号よりも太くなると操作性や飛距離に悪影響が出てしまいます。
強度も高いラインなので、メバルの強い引きにも問題なく耐えてくれます。たくさんのメリットを持ったラインなので、メバリングでぜひ使ってみてくださいね。
- 号数:0.4号
- 長さ:200m
- MAX強度:3.6kg
- AVE強度:2.8kg
おすすめショックリーダー:メジャークラフト 『弾丸フロロショックリーダー』
メジャークラフトから販売されている『弾丸フロロショックリーダー』は、しなやかでノット(釣り糸を結ぶ方法)が組みやすく、耐摩耗性、感度の良さが光るショックリーダーです。
「弾丸フロロショックリーダー」の一番の強みはコストパフォーマンスにあります。
ショックリーダーは岩に擦れたり、魚の歯によって傷つきやすい部分なので、こまめに交換してあげる事が大切なポイントです。
高価なショックリーダーをこまめに交換するとお財布に優しくありませんが、安価なものであれば交換をためらいませんよね。
ショックリーダーの交換をしないままでは、いざメバルが掛かってもラインブレイク(釣り糸が切れる事)する恐れがあります。
こまめな交換がラインブレイクを防ぎ、釣果に繋がりますので、コストパフォーマンス重視の方はぜひお試しください。
号数は1.5号がPE0.4号とバランスが良く、扱いやすいので1.5号をおすすめします。
- 号数:1.5号
- 引っ張り強度:6lb
- 長さ:30m
おすすめワーム:メジャークラフト 『パラワーム フォールイカ』
メジャークラフトから販売されている『パラワーム フォールイカ』は、ただ巻き(ただリールを巻くだけ)、フォール(ルアーや仕掛けが沈む事)のアクションを得意としているワームです。
ワームに設けられているエンペラ(イカのヒレ)が、ドリフト(潮の流れに乗せてルアーを動かす事)やフォールのアクションを良くしています。
ただ巻きやフォールの動きを多用するメバリングでは効果的なワームで、初心者の方でも使いやすい仕様となっています。
使いやすくても性能の悪いものは使いたくありませんが、使いやすさと性能が両立しているものは使いたくなりますよね。
初心者、上級者問わず扱えるワームなので、メバリング用のワームを決めかねている方におすすめです。
- サイズ:1.5inch
- カラー:グローピンク
メバリングの釣り方
メバリングの釣り方はとてもシンプルで、簡単なアクションだけで楽しむ事が出来ます。
さらに、狙うべきポイントがどんな所なのか知っておく事で、釣果をさらに伸ばす事が出来るのもメバリングの特徴です。
以下では、狙うべきポイントやアクション方法についてご紹介していますので、ぜひチェックしてくださいね。
まずはポイントを決める
メバルはアジやサバのように回遊する魚ではないので、一定のポイントに留まっている事がほとんどです。
隠れ家になるような場所を好むので、海中にある岩やテトラの際、藻といった場所にルアーを通してあげる事が効果的です。
見落としがちなポイントが堤防や漁港の足元です。足元にはスリット(足元の際にある切れ目)があり、メバルの隠れ家になっている確率が非常に高いです。
スリット付近にルアーを落とし、ちょんちょんとルアーを動かすと食ってくる事が多いので、ぜひ狙ってみてください。
障害物周りやスリットを狙う事は、メバリングにおいては効果的な方法ですが、根掛かり(ルアーや仕掛けが引っかかる事)のリスクがありますので注意が必要です。
メバリングは投げてゆっくり巻くだけ!
メバリングでは複雑なアクションは必要ありません。狙いたいポイントにルアーを投げた後は、ゆっくりとしたスピードでリールを巻くだけでメバルが釣れます。
リールを巻くスピードの目安は、一秒間にハンドルを半回転させる程度で問題ありません。早すぎる動きではメバルが追いきれないため、ゆっくりと巻く事を意識しましょう。
ただ巻くだけの簡単アクションなので、初心者の方でも気楽に楽しめるのが嬉しいですね。
朝マズメ・夕マズメはチャンス
釣りには朝マズメ(夜明け~太陽が昇るまでの時間)、夕マズメ(暗くなる前~真っ暗になるまでの時間)というゴールデンタイムがあります。
人間でいえば朝食、夕食となり、エサを求めて魚の活性が上がります。
メバルはこの時間になると、隠れ家に潜んでいる個体もいますが、表層付近まで浮いてくる事が多いです。表層付近まで浮いてくれば軽量ルアーでも狙いやすくなり、初心者の方でも釣果を上げやすくなります。
メバルをとにかく釣りたい方は、朝マズメ、夕マズメの時間帯を狙ってみましょう。
手軽で楽しく美味しいメバルを釣ろう!
メバリングはルアーフィッシングではありますが、初心者の方でも気楽に堤防などで楽しむ事が出来る釣法です。
メバルは小さなサイズでも引きが強いため、初心者の方にとっては絶好のターゲットとなります。
メバリングで釣ったメバルは、刺身や煮つけなどで美味しく食べる事も出来るので、釣った後の楽しみがあるのも嬉しいですね。
ぜひ、メバリングで釣る楽しさとメバルを食べる楽しさを満喫してくださいね。
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